今度こそナメック星へ!
昨日のことは昨日で終わり。
今日こそ地球上にあるナメック星へと。あぁぁぁ、これこれぇ!オレが見たかったのは!!
竜血樹、ダンム・イフワイン
これ、ナメック星にあったやつ、だよね?え、何?マリオ?
どっちにしてもこいつぁすげぇ!!
渓谷にもめっちゃ生えてる竜血樹
島の奥の方に保護地区があって、はんぱない数の竜血樹があるらしい。
他にも、洞窟や砂漠、強風になびかれたバオバブ、女性が体につける香水代わりの樹液を出す木など色々な稀少なものを見せてもらった。
しかし、この天気が恨めしい。ベストシーズンだと快晴、無風で緑鮮やかな竜血樹が見られるそう。
ガイドからもらったそのベストシーズンの写真がこれ↓
めっちゃ緑が映えてる!
そして、道端にいたこいつら。ナメック星人・・・じゃねぇよなぁどうみても会えるか?ピッコロ!in スコトラ島
さて、うっかりうたたねを決めこんでしまったわけだが、やっぱりここはナメック星、神様がいるみたいだ。
コンコンッ、コンココンッ
ドアのノックで目を覚ます。辺りは、まだ明るい。時計を見ると、まだ昼過ぎ、3時間くらい寝たみたいだ。
いつもパンツ姿で寝ているオレだが、その時だけは「神様の前に出るんだし」ってことで、多少Tシャツの裾をひっぱり‘さんまさんが好きな女の子’的な格好でドアを開けた。
「おぉぉぉ!かみ・・誰だ、お前は?」
小さい村だけあり、観光客がここにステイしてると聞きつけた島のガイドだった。
時間もないし、さんまさんお好みの姿でいつまでもガイドの前に仁王立ちしてるわけにもいかないので、これもよしと、そいつにガイドを依頼。ローシーズンだからと多少安くはしてもらったが、やっぱり手痛い出費には違いない。が、選択の余地はなかった。
ガイドを外で待たせ、いそいそと海パンにはき替え、すでに準備してあった4WDに乗るべく勇んで外に出たが、外はというと日本の小学校だったら‘年長さんを先頭に集団下校’くらいの強風であり、部屋に引き返そうとしたが、すでに準備万端な上これ以上することも忘れものもないので、意を決して出発!!
して、5分後にパンク・・・
強風の中、まずはパンクしたタイヤの交換だ。
そして、連れていってもらったのはカランシィアというラグーン
快晴!という天候ではなかったが、偏西風にふきっさらされて白波がたっている横に清々としている様だけで、心晴れ晴れ。
下まで行ってみると、膝までしかない海水と、向こう側の荒波とのコントラストが実に遊び心をくすぐってきて、ガラにもなく砂文字とか書いたりしてしまったり。
そして日が暮れ始め、今日のピッコロツアーは、ガイドが島のウミガメリサーチの隊長ということから、ウミガメ産卵見学ツアーへと変更され、なんとかビーチ、別名タートルビーチへと我々は場所を移し、夜が更けるのを待つことに。
期を見計らい、隊長以下8人で二手に分かれてビーチを歩き始める。もちろん懐中電灯なんてものはないし、残念ながら月明かりもない。あるのは波の音といまだ衰えることをしない強風のみであたりは真っ暗。ほんとにウミガメは見れるのか!?という疑問が歩き始めてすぐ脳裏に浮かんだが、いかんせん隊長は別組でこっちサイドは英語の通じない人達ばかり。ついていくしかない。
いいかげん歩き疲れたところで、1人がしゃがみ込み休憩のジェスチャ。そして数分後来た道を戻りだす。
風に運ばれた砂が全身にバシバシッてあたって痛いし、体ごと押されて波に入りそうになるし、もうウミガメいいや、早く帰りたいって思い始めて1時間以上経っていたたその時!前方から光の点滅が発せられていることに気付いた。
歩を早めるでも緩めるでもない我々のパーティーは、ようやくその光の出どこである隊長のもとにたどりつき、朗報を待つ。きゃー!ウミガメ発見!?
「そっちはどうだった?」
「イヤ、いなかったっすねぇ」
きっとこんな会話がなされたんだろう。次の瞬間、隊長の口からオレに向かって発せられた言葉、「向こう(隊長)組ではウミガメの足跡を見つけた。残念ながら今日はいなかった。宿に送っていくから車に乗れ」
実に、実に2時間弱、真っ暗な海辺を強風の海辺を無明かり無言で散歩して宿へ。あぁぁぁウミガメ見たかった!よりめっちゃ疲れた!!
この日、1つの救いだったのは夜、LGのテレビが付いたこと。電気あるじゃん。
インド洋上の孤島・スコトラ島
アラビア半島から380kmのインド洋上にある孤島で、そのような隔絶環境のため島には島特殊な植物含め稀少植物が多く存在するそうだ。カレンダー等で写真を見る限り、どうみても‘ナメック星’
ま、まさか地球上にこんなところがあろうとは。
ナメック星に行けば神様に会えるかも!?
悪くなる前のピッコロに会えるかも!?
期待に胸が躍る。
どうしても行きたくなり、町の人々にリサーチを開始した。噂では今の時期(6月~10月)は偏西風の影響で飛行機が飛ばないやら行っても強風すぎて何もできないとか聞いていたのだ。
まず、旧市街で会った‘アブドラ’(サナアに行ったことある人は会ったことがあるかも)に尋ねると、やはり今の時期は止めたほうがいいという。旅程の限られたオレのことを考えて、帰りの飛行機が遅延した場合はエチオピア行きの飛行機も逃すぞ、というのが彼の言い分だ。
確かに。スコトラ行きたいけど、エチオピア行きの航空家をまた買い直すのも癪だ。どぅする、オレ!?
動かなければ始まらない。次は航空券取扱オフィスに行き、航空券の値段、現地の状況、渡航可否を尋ねてみた。
飛行機は飛んでいるという。しかし、遅延、欠航の可能性も重々あるという。そして終いにはこうだ。
「今の時期偏西風の影響で風速30m/sは普通で稀に100m/sになることもある。12月とかが最高のシーズンですよ」と。
風速100m/sって言ったらあなた、ほいって投げた埃が1秒後には100m先にいるってことですよ!
んーー、これはまさに瞬間移動。スコトラ、本当にナメック星かもしれない。
「チケットください」
朝6時に出た飛行機は、途中どっかの飛行場で乗客を乗り降りさせ、2時間半後に無事スコトラ島に到着した。
飛行機も揺れなかったし(というか寝ていて着陸の衝撃で起きた)、そんな強風じゃないじゃんと、タラップを降りようとした瞬間、びゅひょーぉぉぃーー→→!!ってすげぇ風!!!
右のほうで待っている空港職員もこころなしか前傾姿勢
間違いなく日本だと欠航確定!な風速の中、普通に運航を続けるイエメニア航空の子会社フェリックス航空。度胸あるぜ。
2泊3日の強行スケジュールで臨んだ手前、島の隅まで見れる限り見なくては!ピッコロに会わなくては!逸る気持ちを抑え、ひっきりなしに勧誘してくる自称タクシードライバーをあしらい、空港出てトラックの運ちゃんにお願いしてヒッチで中心地ハディーボへ。
強風の中、大きくもない町では簡単に宿を確保。
ふぅ、部屋に入ればこっちのもん、風は入ってこないし、電気はないし、ってえっ!
ムダに置いてある大き目のLG製テレビを恨めしく思い、さっきレセプションで「日本の電化製品最高だぜ!」と言っていたおやじに文句の一つでも言いに行こうかと思ったが、3時起きでタクシー捕まえて飛行機に乗ってきたので、ベッドに横になりそのままうっかり寝てしまった。
2泊3日の初日、着いてそうそう寝てどうする、カイ!









