生ビ,いつもハッピー! 世界一周編 -31ページ目

タール砂漠への入り口,ジョードプル

デリー駅(オールド・デリー)から寝台列車に揺られること約12時間,予定より1時間押してインド北西に広がるタール砂漠への入り口,ジョードプルに到着した。*1


砂漠に近いだけあり,他の町とは雰囲気が違うジョードプル。
乾燥しているので洗濯物はダラッダラで干しても数時間後にはカラッカラに乾く洗濯にはもってこいの町だ。

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旧市街にあるメヘラーンガル砦に上り旧市街を見下ろすと,砂漠色の中に青色の家々が軒を連ねていて,ここがなぜ「ブルーシティー」と呼ばれているのがわかる。
そうなのだが,残念ながら砦には上らなかったので,宿から撮った‘なんとなくブルーシティ’

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そして旧市街の中心にある時計塔
昼間はサダル・バザールで賑わいを見せる。

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そんなバザールにある屋台のプリー15Rs(約30円)

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そして食後にはラッシィ12Rs(約24円)
店や場所によって味が違うが,基本的にはインド風‘飲むヨーグルト’。俄然うまい!

食後は必ずと言っていいほどチャイかこのラッシィを飲んでいる。
ジョードプルだけではなくインド全土(少なくともオレが訪れたところ)ではどこでも飲むことができる。

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鼻ピ,耳ピのジョードプル子とその弟(多分)ジョードプル男


*1:268Rs(約530円)

ニュー・デリーの耳掻き屋

アーグラからインドの首都デリーに移動した。
ニュー・デリー駅前のバハール・ガンジ(メイン・バザール)に宿を取り,イギリスが作ったコンノート・プレイスへと足を運ぶ。


ここはイギリスが作ったというだけあり,リング状に作られた中心部から放射状に伸びる道には近代的な建築物が立ち並び,インドという感じがしない場所だ。

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とある壁には,どういうわけか‘スラムダンク’の絵がでかでかと描かれているが,なんの因果かは全くの不明で,全員がどことなく違う顔立ちだ。
ちなみにインドを舞台にした映画‘スラムドック ミリオネア’はぜひ見てほしい。4回も見てしまった。


そして,このコンノート・プレイスでは,使いまわしの耳掻きセットをちらつかせては「オレはプロだ!」と言わんばかりに誘ってくる‘耳掻き’を生業にしているおっさんがたくさんいる。

その際,おっさんの元お客さんであろう日本人が書いたメッセージノートをほぼ100%の確率で見せ付けられるのだが,そのほとんどが,

「このおじさんはすごく耳掻きが上手です。最初は半信半疑でしたが,やってみて確信!安いしうまいしきもちいい!ぜひ試してみてください」
などの‘いいこと’だらけの文言が盛り込まれているかなり疑問符のつく文章なのだが,結構書いている人がいる。


おっさん:「ユー,ジャパニ?ここ読んでみて」
言われたところを読んで訳してくれという。


おっさん:「なんて書いてある?オレの腕は確かだし」
カイ:「なんか高いとか詐欺とか書いてあるよ」
いい加減辟易しているので嘘八百をつくオレ。


おっさん:「!?じゃ,じゃここは?お前英語読めるか?」
と英語で書かれている同じような文章を見せ付けてくる。
読めないと言ってもおかまいなし。やつらも生活がかかっているので必死なのだ。


カンボジアはプノンペンの路上耳掻きで苦い経験のあるオレはもう耳掻きは真っ平ごめんだ!*1
が,人がやってもらっているのを見ているととても気持ち良さそうだし,かなりでかめの耳くそが掘り起こされているのは気になるところ。


しかし,これはある種のトリックらしく,耳くそは現場から発掘されたのではなく,おっさんの手によって作り出されたモノというのが我々バックパッカーの間での通説だが,オレが見ている限り(かなりじっくり見ていた)どう見ても耳から出てきているし,あんなのが取れたらさぞかしスッキリするんだろうなぁ,と軽く夢見心地になってきてしまうから驚きだ。


そんで「イヤやっぱりいいや」なんて言っていると,「どれ,これは試しだ」とかいいながら勝手に耳を覗き「すげーたまってるぞ!どれどれ」とか言いながら使いまわしの耳掻きでほじくり始める。


「取れなかったら金払わないよ」
と軽いジャブを飛ばしつつ,おっさんに耳を委ねるオレ。
きれいな耳のほうがいいものね。


で,変な液体(ま,これがトリックなのかもしれんが)を注入され,コリコリリリと耳をほじくっているのだが,「すげーたまってるぞ!」と言った割に一向にでかいブツは現れない右耳。


やつは右を諦め左耳へと移行する。
イタッイタタッ!
痛みがあるが,これもきれいな耳のため!

我慢して我慢して,それでもでかい耳くそはでてこない。

「ぜんぜん(耳くそ)ないじゃん!」
するとおっさん,なにか油のようなものを注入しだした。これは他の人の時には出てこなかった代物だ。
んで,注入した後,耳をごしごしってやって「ハイ,終了ぉ。お金ちょうだい」
ってコラ!
ぜんぜん取れてないじゃん!そして耳痛いし!!


左耳がジンジンして,油の感じも気持ちのいいものではない。
そこでちょっと左耳を小指でかっぽじってみると,
小指の先には‘血ィ!!’血が出てる!!
おっさん,でかい耳くそがとれない代わりに血をだしやがった!

そして血をごまかすための油注入。


正直血は好きではない。しかも耳の穴からとなれば大嫌いと言ってお釣りがくるくらいだ。
「あんたねぇ,これじゃお金払えないよ。むしろ治療費が欲しいくらいだよ!」


でかい耳くそをほじくり出したように見せるトリックならまだ「ナイス!トリック!」とかってお金払ってもいいようなもんだが,耳くその代わりが‘血と痛み’では話は違う。
オレは一銭も払わずに左耳を押さえながらその場を後にしたのだった。


きれいな耳はいいが,コンノート・プレイスでの耳掻き,総じて東南アジアでの耳掻きには気をつけたほうがいいようだ。


*1:プノンペンの路上でも,でかい耳くそを取られたカンボジっ子が気持ち良さそうにしていたのに誘われやってみたのだが,耳かき後痛みが収まらず,さらには耳に侵入した水が抜けなくなり,終いにはバンコクの病院にお世話になる羽目に。
5日間くらい右耳に水が入った状態はつらかった。聞こえづらいこと限りなし。さらに1週間水に入ることを禁止された・・・。

リクシャデビューなオレ

アーグラにはタージ・マハルの他にもタージ・マハルの小さい版‘ベイビー・タージ’(オレはコマハルと呼んでいる),ムガル帝国の権力の象徴とされる‘アーグラ城’,イスラム教のモスク‘ジャマー・マスジット’などがあり,徒歩では難しいがサイクルリクシャなどでまわることができる。


そこで1時間10Rs(約20円)でサイクルリクシャを雇いそれぞれを回ってみることにした。
リクシャにお任せでまず向かったのは‘コマハル’

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コマハルのくせに,コマハルなのに!入場料が高いため入り口の門で満足したベイビー・タージ

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アーグラ城
も入場料を払わなければならず,まいいやってことで入り口から中を盗撮

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そして雑踏の中に突如現れる,モスク‘ジャマー・マスジット’
イスラム教のモスクは入場料などとられないので中に入って見学。稀にカメラ撮影料をとるモスクがあるが「カメラ持ってないっつーの」と言えば入れる。

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中では敬虔なムスリムたちが祈りを捧げていた

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そして,タージ・マハルの裏にあるヤムナー河の対岸から望むタージ・マハルも水面に反射する様がとてもきれい
ということたっだのだが,残念ながら乾季のインド,それは見れなかった。
夕日に映える様も相当きれいなそうな。


リクシャマンは時給を理解しているため,やたらとゆっくり漕ぎ,且つ2分に1回の割合で後ろを振り向き
「ユー,グッドマハラジャ!ジキジキ!!次インドに来るときは3人の子供を連れてこい。リクシャ代はタダだ はっはっは」
と言ってはご機嫌をとってくる陽気な5人の子の父だった。


そしてこうだ。

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「ユー,グッドマハラジャ!お前運転しろ」と言って,お客と運転手交代

ペダルが結構重かったがスピードに乗ると早いリクシャ。ブレーキはモロ弱い。


そんなこんなで遊びながらも結局3時間かそこらで終わり。
約束だと30Rsなのだが,チップ含めて気持ちよく50Rsを渡し,おっちゃんから
「もっとちょうだい!」
と言われ
「ユー,グッドマハラジャ!ジキジキベイベー!!」
と言ってその場を去ったオレ。


ちなみにジキジキとはインドでセックスのことだ。
オロおやじめ。