ベイルートからシリアの首都ダマスカスへ
ベイルートのシャール・ヘロー・バス乗り場で乗り合いタクシーを捕まえシリアの首都ダマスカスを目指す。
ここで問題になるのはビザ。
シリア(トルコでシリアビザ取得)→レバノン(国境でビザ取得)→シリア(国境で取得)
というルートで来ているので、1つのビザで1回の入国しか許されないシリアビザを、無駄に2回も取得する羽目になるのだ。ビザ代も馬鹿にならない、しかし取得しなければ入国できない。
ここで、一つの方法を挙げると、
国境でトランジットビザ(48時間有効、他の国へ48時間以内に移動するためのビザ。約800円)を取得し、取得後、イミグレーションオフィスにてビザ延長申請をする。
これが合法的に且つ安くシリアに入国できる方法なのだが、オレはあえてチャレンジしてみた。
ビザ代を払わずに、1回目のビザをこれ見よがしに見せてイミグレのおっちゃんに手渡す。
口では「オレただのトランジットだから」なんて言ってたら、普通に‘バン’ってスタンプ押されて、よく見ると、15日有効の文字が!
シリア2回目入国、なんとタダでした。しかも15日ビザと同じ。
人により、さらに時間帯、時期によっても変わるビザ事情なので断定はしませんが、オレのケースはこんな感じでした。
ビブロス近郊のビーチ
遺跡南側に広がる公共ビーチ
世界遺産を眺めながらの海水浴ってなんてゴージャス!と思い遺跡の後で行こうとしたのだが、思いのほか遠すぎるっていうのと、さらに遺跡近くのビーチはプライベートビーチになっていて、知らん顔で通り過ぎようとしたところあっさり入場拒否された挙句、とぼとぼ帰ろうとするオレに向かって、「あなた、お車ではないのですか?」なんていう余計な質問まで受けてしまったさ。「わたし車じゃない。徒歩。なにか?」
ビブロスでの海水浴を諦め、ここからさらに南下したところにある、内戦時に首都ベイルートから疎開して開けたという町、ジュニエに行ってみた。*1
この町の海岸沿いにはビーチが連なっていて、イスラム国家だっていうのに中にはトップレスの女性もいたりして自然と気分が高ぶってくるのだが、やはり泳ぐのにお金がかかるってことで止めた。500円はないっしょ。
レバノンはプライベートビーチと名を売ったお金儲けが流行っている様子。
なんで海入るだけでお金払わなきゃならんのよっ!!
しかーし!オレがジュニエに来たのはそんな理由だけではないのだ。
なんとここジュニエにはレバノン唯一、もしかするエジプトを除く中東唯一のカジノ‘カジノ・ドゥ・リバン’があるのだ。
行ってみたよぉ、丘を登り、あぁあと少しで到着!冷房の利いた空間でまったりと‘バカラ’を楽しむ。なーんて海水浴のできなかったフラストレーションにも相まって気持ちは徐々に高ぶり、
受付にて‘バカラ’の場所を尋ねると
「うちにはバカラはありませんよ」
カーン・・・
カジノから眺めるシーサイド。1枚目と同じじゃないよ。
どれもこれもお金お金。
ジュニエはおしゃれな町、んだばシリアに戻ります!
*1
・ビブロス→ジュニエ:1000LP
ビブロス遺跡
ベイルートの北に、ユネスコ世界遺産に登録されている‘ビブロス遺跡’で知られるジュベイルという町がある。
バイブル(聖書)はこのビブロスからきているということだ。
ベイルートから36kmと近いこともあり、日帰り観光をしてみることにした。*1
風車を中心に中東独特の小粋なお土産屋が並ぶ通りを抜け、名前はわからないが、青空に映えるピンク色の花をつけた木々の並木道を抜けると、地中海を望む遺跡、ビブロス遺跡が現れる。
新石器時代の住居跡、神殿跡、城、こじんまりとしたローマ劇場などから成るビブロス遺跡
オベリスク神殿
歩いて全部周ってもそう時間はかからないほどの大きさのこの遺跡。
‘青い空、そして地中海の青さに映える世界遺産をあなたもいかが?’
と、自分なりにキャッチフレーズを作ってしまいましたが、ベイルートからも近いし1日観光できて良かっただぁよ。
*1
・シャール・ヘローバスターミナル→ダウラ:1000LP(約67円)
・ダウラ→ビブロス:1500LP(約100円)





