イスラエルへ! 入国までの軌跡 第一話
これはカイのヨルダンからイスラエルへの陸路入国について綴った実話である。
かなりのロングストーリーなので、社会人のみなさんは腹を抱えていかにも腹痛を装いトイレに行き、打席に立つフリをして時間を稼ぎながら読んでほしい。なお、3部構成なので3日間は腹痛のフリを。
さまざまな理由から、ちゃっかり?建国されたイスラエル。
首都エルサレムは、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地として知られていて、そのために宗教がらみの争いが絶えない国である。
アンマンの宿、マンスールホテルに集結、というか偶然いた日本人8人でイスラエルに打って出た。
早朝7時、セルビス(0.25JD)でバス乗り場へと向かい、そこからはバス(5JD、約700円)で国境を目指す。
イミグレまでのバスでは荷物代と称するお金を徴収されると聞いていたので、でかいバックパックはアンマンの宿に置かせてもらい、数日分のおパンツとTシャツを詰め込めこんだミノムシバックで参戦だ。
出国税5JDを払いヨルダンは問題なく出国。
ちなみに出国スタンプは押されない。
さらにバス(2.75JD)でヨルダンとパレスチナ自治区との国境であるキングフセイン橋を渡り、いざイスラエル側イミグレーションへ向かう。
大抵の国でも同じだが、特にこのキングフセイン橋周辺はイスラエルと近辺イスラム諸国とのいざこざから常時緊張状態が続いていて、うかつに写真を撮っていると激しく叱られ時には思わぬ事態になるかも!?なので、カメラはもっていないフリを決め込む。
さらに情報ノートによると、カメラの写真を逐一チェックされた人もいるそうなので、イスラエルが爆撃したシリアのクネイトラの写真が満載なメモリスティックはあらかじめカメラから抜き取っておいた。
イスラエル入国には様々ないわくがあり、まったくもって100%観光客でも色んな質問を浴びせかけられ、時には入国拒否もされちゃうってことで、我々8人は「もし1人だけ入国できなかったらどうする?」なんて、他の国では考えなくてもいいことを笑いながら話し、しかし誰もが心の内ではマジ真剣にビビツったりしていた。
イミグレ手前で荷物を徴収され、ノリのきつい荷物シールをパスポートにべったりと張られる。預ける荷物のないオレにも「荷物ゼロ」という無駄なノリのきついシールを張られ、後ではがしたときにパスポートに白い紙が残るのがやなので即効ではがし、汗だくの腕に張り付け粘着力を弱め、また張り直すという地道な作業をする羽目に。
それが終わって、ようやくイミグレの建物に侵入。
そこでもX線荷物検査があり、それが終わると全身に、クリーンルームに入る前のようにビュビュッと風をあてられ、検査官に「これはなんのためだ?」と聞くと、「心配ない」と見当違いな返事が返ってくる。意味不明だ。
ちなみにこのX線検査、ヘアピン1個で‘ピーピー’なるくらいレベルを上げていて、朝早く起きてヘアピン10個くらいでセットした髪の毛を無残にもほどかれてしまった女の子がいた。そしてカバンに自炊用の米を持っていた友達はさらなる検査のためにカバンを徴収されていた。
そんなこんなでこの検査、なかなか進まない・・・
どぅなる!?イスラエルへの道?
まだまだあるぞ!アンマンの見所
宿の近くは制覇。
ということでちょっと郊外に足を延ばしてみた。
宿から徒歩30、40分のところにある、一度に3000人が礼拝できるというヨルダン最大のモスク、‘キング・アブドゥッラー・モスク’
青空に映えるブルーのモザイク、別名ブルーモスク
かなり大きなモスクで中のモザイクも楽しみにしていたのだが、残念ながら中に入れなかった・・・礼拝中だから?
そして、アンマンと言えば、高さ126.8m横60m縦30mの巨大国旗。
遠くからでも目を引く巨大国旗
行ってやろうじゃないの、近くまで。
宿から歩いて30、40分の上り坂を登りきったところにある巨大国旗。思わずタクったった(笑)
ま、国旗だね。
この国旗に前には公園があり、国旗の写真を撮っているとわらわらと子供たちが集まってきて写真をねだってくる。
しぶいぞ!坊主。だが、なぜそこで?
そして公園では母子がブランコ。
えいっ!
やぁ!
えいっ!
と、腕だけをまるで何かのリピート再生のように動かす母。ちょっと不気味だ・・・
夜はライトアップされるという巨大国旗。でも昼だけで満足でした。
ヨルダンの首都アンマンへ
ダマスカスからヨルダンへ入国。
ヨルダンは入国時のVISAは必要ない、が出国時に出国税を取られるらしい、チッ
アンマンの有名安宿‘マンスールホテル’、別名、かの香田さんの名をとり‘香田ホテル’にチェックイン。
アンマンにはいくつかの見どころがある。
まずは、マンスールホテルの近くにある‘キング・フセイン・モスク’
が、外国人は入れない・・・
なんの!
ヨルダン最大の劇場‘ローマ劇場’
補修中・・・
ふむ、そうですか。
ということで、町散策中に見つけたミシン屋のオヤジに、ほつれかけのミノムシバックの補修を依頼した程度にして宿で飲んだよ。
しかも、オレがチェックインしたこの日、イスタンブールで出会った人達が何人かチェックインしてきて、「おぉ、久しぶり!」なんて言いながらシェア飯。
うまかったな、パスタ










