ビブロス近郊のビーチ
遺跡南側に広がる公共ビーチ
世界遺産を眺めながらの海水浴ってなんてゴージャス!と思い遺跡の後で行こうとしたのだが、思いのほか遠すぎるっていうのと、さらに遺跡近くのビーチはプライベートビーチになっていて、知らん顔で通り過ぎようとしたところあっさり入場拒否された挙句、とぼとぼ帰ろうとするオレに向かって、「あなた、お車ではないのですか?」なんていう余計な質問まで受けてしまったさ。「わたし車じゃない。徒歩。なにか?」
ビブロスでの海水浴を諦め、ここからさらに南下したところにある、内戦時に首都ベイルートから疎開して開けたという町、ジュニエに行ってみた。*1
この町の海岸沿いにはビーチが連なっていて、イスラム国家だっていうのに中にはトップレスの女性もいたりして自然と気分が高ぶってくるのだが、やはり泳ぐのにお金がかかるってことで止めた。500円はないっしょ。
レバノンはプライベートビーチと名を売ったお金儲けが流行っている様子。
なんで海入るだけでお金払わなきゃならんのよっ!!
しかーし!オレがジュニエに来たのはそんな理由だけではないのだ。
なんとここジュニエにはレバノン唯一、もしかするエジプトを除く中東唯一のカジノ‘カジノ・ドゥ・リバン’があるのだ。
行ってみたよぉ、丘を登り、あぁあと少しで到着!冷房の利いた空間でまったりと‘バカラ’を楽しむ。なーんて海水浴のできなかったフラストレーションにも相まって気持ちは徐々に高ぶり、
受付にて‘バカラ’の場所を尋ねると
「うちにはバカラはありませんよ」
カーン・・・
カジノから眺めるシーサイド。1枚目と同じじゃないよ。
どれもこれもお金お金。
ジュニエはおしゃれな町、んだばシリアに戻ります!
*1
・ビブロス→ジュニエ:1000LP