山岡 伸一郎 選手 | 陰があって日なたがある

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海星の星 №4


山岡 伸一郎 選手 (やまおか しんいちろう)


3年生 投手 168cm 68kg 左投左打 朝陽中出身




ムチのようにしなった左腕から投げ込まれるストレートは非常に打ちづらい。

いわゆる球持ちが長くボールの出所がバッターには見にくい、その上変化球も豊富だ。

高木投手のスピードボールに注目が集まるが、山岡投手のストレートと変化球のキレは県内でも間違いなくトップクラス。

大きく曲がり落ちるカーブに、鋭くキレるスライダー、微妙に変化するツーシームと、打者にとって的を絞るのは至難の業。

昨秋は三重県大会の決勝と東海大会の準決勝で登板し好投。存在感をアピールした。

168センチと身長は小柄な方だが、リストが非常に強く、チームで一、二を競う抜群のバッティングセンス。

しかも俊足ときたら、本来野手としても活躍できるところだが、ここまではエース№を目指すため投手に専念してきた。

投手として出場したゲームで打席が回れば高打率を残し、本塁打もすでに4本、盗塁5個。

とうとうシビレを切らした湯浅監督は、今春の四日市地区予選決勝で初めて野手として山岡選手をスタメン出場させた。

2番センターで背番号も「8」。初めての外野守備も無難にこなし、野手としても好評価を得た。

しかしあくまで投手として勝負にこだわる山岡選手は、「夏までにさらに鍛えて、もうひとまわり体を大きくしたい」と抱負を語る。

冬の走りこみで下半身は強化され、連戦を投げぬくスタミナは十分備わった。あとは「打者山岡」が大爆発するのを待つばかりだ。



四日市地区予選の1位決定戦では背番号8を付け2番・センターでフル出場。

外野の守備も無難にこなし、野手としても活躍の期待が膨らむ。