空から毛のシャツ
2001年 1月
私が28才の頃、神戸に住んでいた。
冬になり寒くなったが、冬用の衣類は持っていなかった。
別記の様に、それ迄の数年間は旅行者スタイルをしていた。
ある日、今日は寒いなと思っていたが、夕方頃、家のベランダへ茶色のシャツが落ちていた。
土で汚れていたが、どうも遠くから飛んで来た感じであった。
洗ってみると、結構上等のシャツであった。
神様からのプレゼントと早速着用した。
このシャツのお蔭で数年間は助かった。
後で気がついたが、シャツが降って来るまで2、3日は寒い日があった様に思う。
この間は信仰のテスト期間であり、神様から見ればテストのチャンスであった。
私に信仰があったからでは無く、買う余裕が無かったからであるが、それを耐えた時、神様は用意されたプレゼントを与えて下さった。
この事は信仰生活に良い経験となった。
私達も何か問題が起きた時、直ぐに考えたり悩んだり、対応に走ったりせず、神様に期待して、出来るだけ耐える、信仰を変えない。
そうすれば神様の御業を拝する事が出来る。
私達も信仰が強められる。
数年前、このシャツを持って伝道集会で話をした事があり、このシャツは私の生涯の記念に取ってあったのだが…。
今どこにあるのか判らない。
関連記事
→信仰とは
→神の用意
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