2020年 7月21日
コロナウイルスでまた思い出した。
もう昔の事になるが、ある日、二人の老婦人について神様は言われた。
「しばらくすると死ぬ事になるので用意をしなさい」
と。
こんな用事は本当に嫌な仕事である。
一人は、私の所属していた教会の古い信者で知人でもある。
礼拝には普通に出ていたのでまだ元気であった。
でも、非常に気にして、周りの人が、
「あんな人の言う事は気にしなくていいよ」
と、慰めていたようである。
でも、何ヶ月か後、召されてしまった。
人の話では、最後は神様に祈れる様になったそうだ。
もう一人は、東京の知人で、かなり高齢で、私は神様の伝言を伝える為、大阪から東京池袋へ出かけた。
彼女は、主人と一緒に池袋まで出て来てくれたが、駅の反対側へ行くのにタクシーに乗って来た。
彼女は、神様の言葉を素直に信じて、どんな用意をしたのか知らないが、何とそれから多分10年も長生きをした。
90歳を大きく超えていた様だ。
ある日の昼食を家族で食べに出かけて、自宅へ帰り、昼寝をして、そのまま召された、との話である。
家族が起こしに行ったら死んでいたとのこと。
羨むほどの死に方である。
神様の啓示は、本人には幸せに働いたようである。
コロナの危機のなかで、神様はどんな啓示をされるであろうか。
幸いな結果になる人と、不幸になる人と、どちらもおるだろう…。
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