医者から癌と言われて | 海南島のヨハネの黙示録

海南島のヨハネの黙示録

キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

2007年 4月29日

ずっと以前から、

(もし自分が癌と云われたらどんな気持ちであろうか)

と思っていた。

今月、近所の病院から、

「癌の疑いが非常に大きいから、専門医で検査するように。又、検査結果によっては入院となります」

と、さっさと検査の手続きを医者がしてしまった。

私はその時思ったのであるが、

(最近では、本人に癌の告知をするのに、こういう云い方をするのかな…)

と。

結論から云って、私は、なーんとも思わなかった。

「あなたは風邪です」

と云われるのと何も違いはない。

病名は、前立腺癌である。

医者は親切なのか、又は癌を告知した患者にはそうするのか、詳細に説明し、

「心配しなくても治療をすれば治るから」

と、30分間も色々な資料を見せながら話して呉れた。

私には医学的な知識もないし、待合室で待っている10人位の人達に悪いので、

「はい、判りました」

と帰ろうとするのであるが、説明は30分間も続き、後の人には気の毒であった。

その時私は思ったのであるが、神とその能力を信じる人には、癌と云われても何ともない事が判った。

むしろ、今日の虫歯の痛みの方が重大であった。

癌の事を家族に話したら、絶対に検査は受けて呉れとのこと…。

これは、まー当然かなと精密検査を受けた。

30分間も小型タンクローリーの様な機械に入らされ、何十枚の写真を撮り、その結果、癌は全くありませんとの事であった。

近所の医者と云い、公立病院の専門医と云い、

(この藪医者め)

と思ったのであるが、後日、近所の医者は私に謝った。

「自分の所の検査では確かに癌は出たのであるが、手間と金を使わせてすみませんでした。まーしかし、癌でなくて良かったですね」

と…。

私は、

「あーそうですか…」

と、全く他人事である。


この一件を通して、多くの人々に次の事が云える。

多くの人は癌を恐れるのか?

それとも死を恐れるのか?


又、多くの人は不吉な事として死を直視しようとしない。

癌や重病人はその苦痛がどこから来ているのか知ろうとしない。

只、肉体の苦痛からのみ来ていると考えている。

私は何十回も死を経験した者として確信を持って云える。

すべての人には心とは別に霊があり、実は、霊が死を非常に恐れているのである。

肉体が死ぬと霊は住む処を失い、消滅するからである。

その時間は仏教では50年と云ったりする。

聖書には永遠と書いてある。

霊の世界だから時間はない。

人間は生まれた時、霊的な存在としても生まれている。

霊の食物は、この世の物ではない。

神から送られてくる栄養である。

私はイエス・キリストを信じる信仰によって栄養を取っている。

他の方法は知らない。

多くの人は、この栄養をとっていないので内なる霊は瀕死の状態である。

だから空しさと云う感じでその人に訴え続けている。

人はそれを紛らわす為に刺激を求め、又この世の物に頼り、ますます神から離れて行く。

私は死を恐れている多くの人々に訴える。

あなたの苦しみの原因は何なのか、それを探究することをしなければ何にも解決しない。

私の父親は、近所では有名な程の無神論者で、死んだらすべて終わりだといつも云っていたが、死期が近づいた頃からすごい恐怖心にとりつかれ、顔が鬼の様に変わる程であった。

明らかに肉体の苦しみではなく、内なる霊の苦しみであった。

あなたも癌の苦しみを何分の一かに減らす事が出来る。

霊の苦しみを無くすれば。

私は死んだ事がある者として云える。

人の死の苦しみは本当は霊の苦しみである。

肉体が死んだ後にやって来る。

それを地獄と云う事も出来る。

あなたの霊を生き返らせ栄養をとる方法を見つけ出せば、もう内にある霊は死を恐れない。

死が恐ろしくなくなれば、癌と云われても、

「なーんともない」

と、云える様になる。

私のように。



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