ずっと以前から、
(もし自分が癌と云われたらどんな気持ちであろうか)
と思っていた。
今月、近所の病院から、
今月、近所の病院から、
「癌の疑いが非常に大きいから、専門医で検査するように。又、検査結果によっては入院となります」
と、さっさと検査の手続きを医者がしてしまった。
私はその時思ったのであるが、
私はその時思ったのであるが、
(最近では、本人に癌の告知をするのに、こういう云い方をするのかな…)
と。
結論から云って、私は、なーんとも思わなかった。
結論から云って、私は、なーんとも思わなかった。
「あなたは風邪です」
と云われるのと何も違いはない。
と、全く他人事である。
この一件を通して、多くの人々に次の事が云える。
多くの人は癌を恐れるのか?
それとも死を恐れるのか?
又、多くの人は不吉な事として死を直視しようとしない。
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病名は、前立腺癌である。
医者は親切なのか、又は癌を告知した患者にはそうするのか、詳細に説明し、
医者は親切なのか、又は癌を告知した患者にはそうするのか、詳細に説明し、
「心配しなくても治療をすれば治るから」
と、30分間も色々な資料を見せながら話して呉れた。
私には医学的な知識もないし、待合室で待っている10人位の人達に悪いので、
私には医学的な知識もないし、待合室で待っている10人位の人達に悪いので、
「はい、判りました」
と帰ろうとするのであるが、説明は30分間も続き、後の人には気の毒であった。
その時私は思ったのであるが、神とその能力を信じる人には、癌と云われても何ともない事が判った。
その時私は思ったのであるが、神とその能力を信じる人には、癌と云われても何ともない事が判った。
むしろ、今日の虫歯の痛みの方が重大であった。
癌の事を家族に話したら、絶対に検査は受けて呉れとのこと…。
癌の事を家族に話したら、絶対に検査は受けて呉れとのこと…。
これは、まー当然かなと精密検査を受けた。
30分間も小型タンクローリーの様な機械に入らされ、何十枚の写真を撮り、その結果、癌は全くありませんとの事であった。
近所の医者と云い、公立病院の専門医と云い、
30分間も小型タンクローリーの様な機械に入らされ、何十枚の写真を撮り、その結果、癌は全くありませんとの事であった。
近所の医者と云い、公立病院の専門医と云い、
(この藪医者め)
と思ったのであるが、後日、近所の医者は私に謝った。
「自分の所の検査では確かに癌は出たのであるが、手間と金を使わせてすみませんでした。まーしかし、癌でなくて良かったですね」
「自分の所の検査では確かに癌は出たのであるが、手間と金を使わせてすみませんでした。まーしかし、癌でなくて良かったですね」
と…。
私は、
私は、
「あーそうですか…」
と、全く他人事である。
この一件を通して、多くの人々に次の事が云える。
多くの人は癌を恐れるのか?
それとも死を恐れるのか?
又、多くの人は不吉な事として死を直視しようとしない。
癌や重病人はその苦痛がどこから来ているのか知ろうとしない。
只、肉体の苦痛からのみ来ていると考えている。
私は何十回も死を経験した者として確信を持って云える。
すべての人には心とは別に霊があり、実は、霊が死を非常に恐れているのである。
肉体が死ぬと霊は住む処を失い、消滅するからである。
私は何十回も死を経験した者として確信を持って云える。
すべての人には心とは別に霊があり、実は、霊が死を非常に恐れているのである。
肉体が死ぬと霊は住む処を失い、消滅するからである。
その時間は仏教では50年と云ったりする。
聖書には永遠と書いてある。
霊の世界だから時間はない。
人間は生まれた時、霊的な存在としても生まれている。
人間は生まれた時、霊的な存在としても生まれている。
霊の食物は、この世の物ではない。
神から送られてくる栄養である。
私はイエス・キリストを信じる信仰によって栄養を取っている。
他の方法は知らない。
多くの人は、この栄養をとっていないので内なる霊は瀕死の状態である。
多くの人は、この栄養をとっていないので内なる霊は瀕死の状態である。
だから空しさと云う感じでその人に訴え続けている。
人はそれを紛らわす為に刺激を求め、又この世の物に頼り、ますます神から離れて行く。
私は死を恐れている多くの人々に訴える。
あなたの苦しみの原因は何なのか、それを探究することをしなければ何にも解決しない。
私の父親は、近所では有名な程の無神論者で、死んだらすべて終わりだといつも云っていたが、死期が近づいた頃からすごい恐怖心にとりつかれ、顔が鬼の様に変わる程であった。
私は死を恐れている多くの人々に訴える。
あなたの苦しみの原因は何なのか、それを探究することをしなければ何にも解決しない。
私の父親は、近所では有名な程の無神論者で、死んだらすべて終わりだといつも云っていたが、死期が近づいた頃からすごい恐怖心にとりつかれ、顔が鬼の様に変わる程であった。
明らかに肉体の苦しみではなく、内なる霊の苦しみであった。
あなたも癌の苦しみを何分の一かに減らす事が出来る。
あなたも癌の苦しみを何分の一かに減らす事が出来る。
霊の苦しみを無くすれば。
私は死んだ事がある者として云える。
人の死の苦しみは本当は霊の苦しみである。
私は死んだ事がある者として云える。
人の死の苦しみは本当は霊の苦しみである。
肉体が死んだ後にやって来る。
それを地獄と云う事も出来る。
あなたの霊を生き返らせ栄養をとる方法を見つけ出せば、もう内にある霊は死を恐れない。
死が恐ろしくなくなれば、癌と云われても、
あなたの霊を生き返らせ栄養をとる方法を見つけ出せば、もう内にある霊は死を恐れない。
死が恐ろしくなくなれば、癌と云われても、
「なーんともない」
と、云える様になる。
私のように。
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