2012年 12月
【質問】キリスト教信者の人々は、戦時中の天皇崇拝をどう受け止めていたのでしょうか?
神道の信者などはなんとなく天皇崇拝に賛同できる気がするのですが、外来宗教を信仰している人は、信者として、またいち日本人として、当時の風潮についてどのような心境だったのでしょうか?
また、迫害や改宗させようとする動きもあったのでしょうか?
よければ教えてください。
【回答】79歳 元 宣教師です。
戦時中、私は小学生でしたので、詳しくは知りませんが、でも宮城遥拝(きゅうじょう ようはい)は、やらされていました。
大人も同じです。
クリスチャンにとっては、踏み絵の様でしたでしょう…。
でも殆どの人は、国家行事で大した意味はないと割り切っていたようです…。
しかし韓国では拒否する人が多くて、軍部も持て余し、従わないクリスチャンを大勢、教会の内に閉じ込めて、生きたまま焼き殺した事件がありました。
韓国人は現在でも良く知っているようです。
「もし日本のクリスチャンが毅然として宮城遥拝を拒絶していたら、このような事件は韓国で起こらなかっただろう…」
と韓国人は言っていました。
「ヒットラー以上の残虐な事をした日本人が昔の十字軍を持ち出すのは、どんな神経であるのか」
これは外国人の素直な意見のようです…。
現在でも外国で、
「日本にはクリスチャンは居るのか?」
と質問される事がありますが、中国のクリスチャンにとっては、天皇を拝む行為をする人はクリスチャンと認めないようです。
日本人の信仰はこの程度のようです。
本当に救われた人にとっては、偶像を拝む事は出来ない性質なのですが…。
海南島のヨハネ
追記
神道にとって天皇は教祖のような存在ですので、礼拝は当然でしょう。
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