質問「クリスチャンは酒を飲んではならない？」

【質問】時々、

「クリスチャンは酒を飲んではならない」

というクリスチャンかいますが、彼らはいかなる根拠によって主張しているのですか？

聖書には飲酒を禁ずる箇所は一切ありません。

「酩酊してはならない」

とはありますが、

「飲酒してはならない」ではありません。

そもそもイエス自身が「カナの奇跡」で自ら酒を作ってみんなにふるまっていますし、あげくのはてに人々から「食いしん坊の大酒飲み」と呼ばれる始末です。

個人的に「私は酒を飲まないほうが信仰生活の助けになる」とか、健康上の理由から飲まないのならわかります。

特定の教派が「当派の信条・方針・伝統として、飲酒はしません」というのもわかります。

しかし「クリスチャンは飲酒してはならない」と、キリスト教全体の普遍的な教えであるかのように禁酒を説くのは、見当違いも甚だしいと思います。

(ちなみに、かくいう私自身は酒はほとんど飲めません。この年越しに、正月だからとワンカップの一番小さいのを飲んでみたのですが、その後身体が火照って眠れなくなり、しかし常用している眠剤は酒と並飲することができないので、後悔しました。)

【回答】どこの教会でも信者同士の間で酒を飲んでも良いか…という議論はあるようですが、私は色々と試してみました。

若い時は勤務中から飲むくらい、結構飲んでいましたが、救われた時、酒も煙草も忘れていました。

半月ぐらい後に気がつきましたが、欲しくもないのでそのまま止めてしまいました。

その後、養命酒を身体の為に飲みだしましたが、まずいのでブランデーを足し、風呂に入りながらチビチビやっていました。

その内、ブランデーの量が増えて、ウイスキーグラスいっぱいになり、毎日の晩酌の様に飲んでいました。

ある時、飲もうと思ったら、グラスが突然、３０センチ下のタイルに落ち、全部のブランデーが出て、また飛び上がって前の位置に置かれました。

「カーン」と金属製の音がした瞬間でした。

幅１０センチもある風呂の淵から一人で落ちるのも、一滴残らず液がでるのも、元の位置に返るのも、物理的には有り得ない奇跡でした。

その時、ゾーっして、これは神が止められたのだと悟りました。

何十年の経験のあとの結論は、

○ 健康の為だけの飲酒はかまわない。

○ 儀礼的や作業としての飲酒もかまわない。

○ 酔う為や楽しみの飲酒は神は反対である。

○ 酒の依存症にならない為には飲まない方が良い。

○ 節酒よりも断酒の方が楽である。

○ 酒に限らず、危ない事から遠ざかった方が良い。

海南島のヨハネ

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