質問「宗教にはまる人は心の弱い人ですか?」 | 海南島のヨハネの黙示録

海南島のヨハネの黙示録

キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

【質問】宗教にはまり込む人って心の弱い人ですか?


【回答】老人の説教ぐせで回答させて下さい。

「戦争があるのは神が無い証拠である」とか、子供さんの質問に多いようですので、心の弱い事も含めて、子供さん向けの回答をさせて下さい。

確かに、苦しみから逃れる為に信仰に入る人は多いでしようね。

しかし、私のように心が強すぎて信仰に入る人も結構いるようです。

20歳の頃、人生の目標を探求して何年間は本当に苦しみました。

同年輩の人は早々と諦め、

「そんな事わかる筈は無い」

と逃げていました。

彼らの方が心の弱い敗残者と思っています。

年配になって分かる事ですが、苦しみの為、一晩寝られなかったり、一晩中、泣き明かしたりして、段々と大人になって行くのですよ。

私の叔父は傷痍軍人で、野戦病院の事を何度も話して呉れました。

手術で手足を切り落とされた勇猛な軍人が、

「お母さん、お母さん」

と子供の様に号泣していたとの話でした。

多分、麻酔が足りなかったのだと思いますが、人間、非常な苦しみにあうと誰でも弱いですね。

私の父は村では有名な無神論者でしたが、死を悟ってからの一ヶ月は死の恐怖の苦しみで、無神論どころか、藁にでもすがりたい状態でした。

その苦しみをもっと早く経験していれば、無神論は言わなかったでしょうが…。

誰でも、自分でどうする事も出来ない苦しみに逢えば、自分の弱さが分かりますよ。

もう他人の弱さを言わなくなる様です。

まーそれ迄は強がりを言いますが…。

海南島のヨハネ



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