失敗しても助かる道はある | 海南島のヨハネの黙示録

海南島のヨハネの黙示録

キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

着陸失敗

87年1月頃、かなり風の強い日であったが(ので)、発着練習の為セスナを借り、単独飛行した。単独飛行では初めての機種であった。

どうした事か着陸時の高さ目測を誤り、接地時にバウンドしてしまった。これは時々はある事なので、こう云う事に対する知識もあり経験もあった。

こう云う場合のプロシ-ド(きまり)は、「絶対に姿勢を変えない」事であった。しかし私は安直に機首を下げてしまった。その為次の接地時にはかなり強くバウンドし、又急に機体が左右に傾いた。危険を感じたので(恐怖心によって地面から上がりたくなかった)、又飛び上がらない為、機首を下げたので今度は前よりも強く、又傾きも大きく、降下する時はほとんど墜落の姿勢になっていた(大きく右へ傾き機首は下を向いていた)。

ほとんど墜落を観念した時、同時にプロシ-ドを思いだした。

「着陸ミスの時、ゴ-ラウンド」

ゴ-ラウンドとは、エンジンをフルパワ-にして再度離陸する事である。

降下中エンジンをフルパワ-にすると、右の翼端が滑走路をこする様にして兎に角、墜落は免れた。それから姿勢を直し上昇し、飛行場を半周して次に着陸した時は普通に接地した。

この出来事より、私は信仰生活に非常に有益な教訓を身体で覚えた。


第一回目  錯覚によってバウンドした
第二回目  プロシ-ドを破った事によってバウンドした
第三回目  恐怖心より再度プロシ-ドを破った
第四回目  墜落途中でプロシ-ドを思い出し実行した。その結果かろうじて生命を保つ事が出来た。生命だけでなく、機体にも少しの損傷もなかった。

その後何かある度に私は自分に次の様に言い聞かせて居る(その時の経験を思い出しながら・・)

1  自分の錯覚や失敗によって事が起こった時、神に対する姿勢を絶対に変えてはならない(信仰態度を変えない)

2  自分の失敗や不信仰によって大変な事態が生じても助かる方法がある(神の言葉を思い出し直ちに実行せよ)


私は、きまりを2回破ったが、3回目に思い出し実行し、生命を保った。


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