この母が、ある日、突然記憶を全く喪失し、勿論、霊友会も離れた。
日常的な事は自分で出来るのだが、異常な生活をするので、精神病院に入れられてしまった。
何度か面会に行ったが話しも全く判らず、記憶も回復せず、親兄弟、困っていた。
私は、神様に癒される様、又、どうするつもりですか?と熱心に祈っていた。
ある日、帰りのフェリーの甲板で、夜祈っていると、神様は大声で言われた。
「信ずるならば、神の栄光を見ると言ったではないか!」
これは聖書の一句ではあるが、私はそれ迄、神様から直接聞いた事はなかった。
それなのに、神様は叱責する様に云われた。
私は、神様に癒される様、又、どうするつもりですか?と熱心に祈っていた。
ある日、帰りのフェリーの甲板で、夜祈っていると、神様は大声で言われた。
「信ずるならば、神の栄光を見ると言ったではないか!」
これは聖書の一句ではあるが、私はそれ迄、神様から直接聞いた事はなかった。
それなのに、神様は叱責する様に云われた。
これを聞いて、私は母に何か奇蹟が起きる事を信じた。
しかし、数か月後、母は死んだ。
法事の席は全くしらけ、親戚はびっくりするのみであった。
母が死んで30日か40日たった頃、不思議な夢を見た。
早朝であったが、朝早く母が乞食の様な恰好で大阪の私の家へ足を引きずる様にしてたどり着いた。
私はびっくりして、家内に大声で云った。
「おふくろが帰ってきたで」
そうすると家内は、
「そんな馬鹿な。私は火葬場でお骨を拾ったのに」
夢はそこで終わった。
この母がもう一度、私に現れた事がある。
その数年後、父が死んだ時、私に電話が掛かってきたが何の急用な電話だろうと夜道を走っていたら、母は私に云った。
「○○○さん…お父さんが…」
これだけであった。
しかし、数か月後、母は死んだ。
霊友会の人々が大勢で葬式をして呉れたが、その時、死んだ母には何の霊も感じられなかったので、一体どこに行ったのかと、不思議に思った。
葬式が終わって四日目、私は大阪へ帰って来た。
葬式が終わって四日目、私は大阪へ帰って来た。
早朝に家に着いたので、仮眠をし、一寸目を覚まして二回目に寝ようとした時、声が聞こえた。
「○○○さん」(私の名前)
まさしく母の声であった。
はっ!とした時、強力な悪霊が来て私を金縛りに掛けた(目は開いたまま)。
次に、母は物凄い語気で私に云った。
「あんた!知ってたんね」
私が見ていると、真っ暗な所に檻があり、丁度、サメよけの為、水中に吊るされた檻の様であった。
その中に母がいた。
「○○○さん」(私の名前)
まさしく母の声であった。
はっ!とした時、強力な悪霊が来て私を金縛りに掛けた(目は開いたまま)。
次に、母は物凄い語気で私に云った。
「あんた!知ってたんね」
私が見ていると、真っ暗な所に檻があり、丁度、サメよけの為、水中に吊るされた檻の様であった。
その中に母がいた。
よく見ると、その檻は悪い事をする霊を入れる為のものであり(動物の霊?)、人間を入れる為の物ではなかった。
しかし、母はその悪い霊に結びついて離れようとしなかった為、やむを得ず入れられているようであった。
そこで苦しみもがき、歯噛みして、
「あんたも、ここへ来なさい」
と言っている様であった。
私は心で母に物凄く反論した。
「だから、あれ程言ったではないか」(イエスキリストの救いについて)
私は金縛りにあっていたので息が苦しくなり、天井はぐるぐる廻り出すし、あの優しい母が、苦しみのあまり私を殺して、地獄へ連れて行こうとするし、それは大変な親子げんかであった。
暫くで金縛りは解けたが、死んだ人と大喧嘩したのは、まあ、私くらいではないかと思う。
葬式の一週間か十日後に、霊友会の人々が大勢集まって法事の様な事をし、私は遺族代表で挨拶する事になったので、次の様に挨拶した。
「私は先日、死んだ母に逢ったが、その憑いていた霊と共に地獄へ落ちていった。あなた方が信仰している霊は動物の霊であって、あなた方も又、地獄へ行きますよ」
そこで苦しみもがき、歯噛みして、
「あんたも、ここへ来なさい」
と言っている様であった。
私は心で母に物凄く反論した。
「だから、あれ程言ったではないか」(イエスキリストの救いについて)
私は金縛りにあっていたので息が苦しくなり、天井はぐるぐる廻り出すし、あの優しい母が、苦しみのあまり私を殺して、地獄へ連れて行こうとするし、それは大変な親子げんかであった。
暫くで金縛りは解けたが、死んだ人と大喧嘩したのは、まあ、私くらいではないかと思う。
葬式の一週間か十日後に、霊友会の人々が大勢集まって法事の様な事をし、私は遺族代表で挨拶する事になったので、次の様に挨拶した。
「私は先日、死んだ母に逢ったが、その憑いていた霊と共に地獄へ落ちていった。あなた方が信仰している霊は動物の霊であって、あなた方も又、地獄へ行きますよ」
法事の席は全くしらけ、親戚はびっくりするのみであった。
母が死んで30日か40日たった頃、不思議な夢を見た。
早朝であったが、朝早く母が乞食の様な恰好で大阪の私の家へ足を引きずる様にしてたどり着いた。
私はびっくりして、家内に大声で云った。
「おふくろが帰ってきたで」
そうすると家内は、
「そんな馬鹿な。私は火葬場でお骨を拾ったのに」
夢はそこで終わった。
この母がもう一度、私に現れた事がある。
その数年後、父が死んだ時、私に電話が掛かってきたが何の急用な電話だろうと夜道を走っていたら、母は私に云った。
「○○○さん…お父さんが…」
これだけであった。
これは地獄に居る者の声ではなかった。
追記
追記
数年後、前記の母にもう一度逢った。
朝、若い娘さんのような人の声で、
「もう起きたらどう」
というのを聞いて目が覚めた。
「もう起きたらどう」
というのを聞いて目が覚めた。