ガイハ日記。 -2ページ目

ガイハ日記。

ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

【あらすじ】
まる4日付っきりで会話も無くなったらG&P。
その姿はまるで離婚寸前の熟年夫婦の様だった。


朝6時半『EURO2012』フランスVSイングランドを見る為に、ガイハひとり早起き。
昨日早めに寝た為、目覚めは良好。


9人で守るイングランドの守りと、パスを回すだけで攻めきれないフランスの両者引き分け狙いの談合試合に見なければ良かったとため息をついていると、


コンコン!


突然、ノック音。

時刻はまだ8時。
いったいこんな時間に誰なのか。

不審者か。
ドアを開けた瞬間、銃口を向けられるのか。

はたまたベルボーイか。
『1部屋で2人も鍵を無くしたジャパニーズはここか!』
と多額の損害賠償を請求されてしまうのか!?

あぁ恐ろしい。

しかしここで居留守を使っても、チェックアウトの際に同じ仕打ちを受ける筈。
それなら何かあったらぴっぴを差し出せば良い。

恐る恐るドアを開けると


B『あっ寝てた?おはよう。いや、一言挨拶しておこうと思ってね。わざわざハワイまでありがとう。また帰ったら飲もう。あっこれお礼ね。じゃこれから出かけてくるから。じゃあねー!』


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BenBenでした。

わざわざホテルまで挨拶に来てくれるなんて。
彼の優しさに感謝しながら、部屋に戻るとぴっぴが目を覚ましていたので、暫くした後にABCへ。



とその前に、一昨日まこっさんから聞いた『エコノミーコンフォート』チケットを変更出来るか尋ねる為に『ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ』内にあるJTBカウンターを訪れる事に。


G『エコノミーコンフォートに変えて下さい。』
J『空港でしか出来ません。』


あっさり却下。
あぁやはりこのまままたエコノミーになってしまうのか。


ABCストアでいつものサンドイッチといつものコーヒーを買いホテルへ。


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そしていつも通り上あごに引っ付く…


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さらに

  

ガリッ!ガリッ!


たった半日置いておいただけで固くなって食べられない前日のオニオンリング。
いったいどんな油を使っているんだ…


P『そういえばコーヒー沸かすけど飲む?』
G『ホットは飲めないから、後で紅茶を飲むから多めに沸かしておいて!』


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テレビのチャンネルを変えると、どこかで見覚えのあるテレビ番組。


G『フジテレビ…』


日本語のニュースでした。
ハワイ感0。


最終日まで気付かなくて良かった…。
と胸をなでおろしていた最中


P『うぉぉぉぉー!』


叫び声をあげながらぴっぴが自動湯沸しの元へ。
ぶくぶくと沸騰したお湯がコーヒーに毀れ、床中びしょびしょに。

慌ててカップをどかそうと掴むぴっぴ。

P『あちぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!』


悲痛な叫び声を上げるぴっぴ。
思わず大爆笑のガイハ。

欲張って水を入れるから…


P『お前が紅茶飲むって言ったからだろ!!!』


ガイハのせいでした。

【あらすじ】
予定通り入店出来ず、食事会の参加を辞退したG&P。
名古屋等でも見せたガイハお得意の『サボリ』を発揮してしまうのであった。



20時15分、ホテル到着。
ルームサービスが20時半までだった為、急いでオーダーする事に。


P『これ英語だよな…?』
G『よしっ!文句は無しだ!』


じゃんけんぽん!


P『よっしゃ!』
G『…いっ今のは後出しだ…』

等という文句は通じなかったので、電話する事に。


電『ハロー?』
G『あっ…はろぉー!』


段々と慣れて来た英語でのコミュニケーションも顔が見えないだけで緊張。
あわわわ。


G『るーむ!るーむさーびすぷりーず!』
電『ワカリマシタ。チュウモンヲドウゾ。』


あっしゃべれた!
それなら最初から日本語で話してよ!

さっそく、ステーキとオムライス、オニオンリング2人前とベークドポテトを注文。

30分を過ぎたら無料と今時ピザ屋でも見かけないフレーズにエレベーター付近に撒きびしでもばら撒こうかと画策するものの、国際問題に発展しかねない為、敢え無く断念。

そして時間ぎりぎりでルームスサービス到着。

大きなワゴンにクロッシュを被った大きなお皿。
この食欲をそそるプチ贅沢感がルームサービスの醍醐味。

スタッフにチップを渡し、ディナースタート。


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机が小さい為、ベッドに皿を置き寝台列車スタイル。


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もう何度目の肉かわかりませんが、それでも美味しい。
オニオンリングもザ・アメリカな味。
ベークドポテトは…何故2つある!?


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G『…』
P『…』



G『…』
P『…』



G『多くない…?』
P『あぁ…』


そう食べきれないボリュウム。
さらに脂っこいオニオンリング。
段々と胃袋が…


G『気持ち悪い…』


“ボード酔い”が収まりかけた最中、今度は胃もたれに襲われました。
THE END。


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オニオンリングだけ翌日に持ち越し、後は部屋の外に出しフロントに電話。
1杯だけビールを呑みながら、ハワイ最後の語り合い。


G『…』
P『…』



G『…』
P『…』


3泊5日。
もうこれだけ入れば会話も無し。

それどころか


G『明日帰ると思うと今直ぐ帰りたくなって来たぜぇ…』
P『飛行機乗りたくねぇ…瞬間移動したいぜぇ…』


既にホームシックになってしまいました。


急いで荷物整理を終らせ、疲れもピークだった為、22時就寝。
初日は21時、最終日は22時。
寝る子はさらに育ちそうです。


【あらすじ】
ボディボード片手に海に飛び込むGBP。
泳げないBenBenははしゃぎ回り、泳げる筈のガイハは波酔いでうみぼうず寸前なのであった。


18時30分。
食事会の集合まで30分しか時間が無い為、BenBenと一旦解散し支度を整える事に。

ビーチを出て、ホテルまでダッシュ。
横断歩道を渡ろうとしたその時


ブチッ!


G『わっ!』


なんと、一昨日のぴっぴに続いて、ガイハの鼻緒まで切れてしまいました。

さすが安物。
3日持っただけまだマシと、右足だけ裸足で横断。

ホテルの階段を駆け上ると


ブチッ!


G『!!』


今度は左足の鼻緒まで!
思わず転倒しそうになるガイハ。

1日で片足使い物にならなくなったぴっぴ。
3日前に両足使い物にならなくなったガイハ。
欠陥商品でした。


慌ててシャワーを浴び、着替えを済ませてロビーへ。


G『場所は?』
M『聞いてないよー。』


またもミステリー。
恋はミステリー。キンキキッズ!


ロイヤルハワイアンセンターを抜け、ビーチウォークへ。
そして海辺に到着し、いくさんファミリーとも合流。


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ところが

手違いがあったらしく予約が取れていないとの事。
店員の話では1時間半待ち。

ハワイに来て散々時間のアバウトさを学んだガイハ。
恐らく90分が2時間となり、下手をすれば入店する頃にはラストオーダーが終っているのでしょう!

無理だ。
そんなに待てる筈が無い。
それに帰国は明日。
まだ身支度だって終っていないのだ。
0時近くに帰れば、このまま支度が出来ない→帰国出来ないという最悪な事態も考えられるのだ!


それにガイハは“ボード酔い”。
疲れもあってとても飲めるようなコンディションではありません!


どうやらぴっぴも同じ考えの様子。


P『どうする?』
G『色々な意味で厳しい…』

P『支度もあるしな…』
G『そうだね…』


そんな様子を察したのか、
B『本当は2つに別れてお互いに別のお店でパーティーをしたいんだけど、ちょっとそれも厳しそうだし、ふたりとも明日帰国だから無理しなくていいよ。』


まさに天の一声。

そんなBenBenの優しさに甘え、ふたりは参加しない事に。
いくさんや柴崎一家に挨拶をし、最後にBenBenに固く握手を解散し日本での再会を約束。
ハワイというシチュエーションのせいか、何だか別れが少しせつない。
夕陽がまぶしいぜ!


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G『さて晩ご飯はどうする?』
P『ハワイ最後だしな。』


ただ20時過ぎという事もありどこも満室。
これではやはり待たされるのか…。

そういえば、まこっさんがホテルのルームサービスが美味しいと言っていた様な…


!!


G『そうだルームサービスを頼もう!!』


こうして、ホテルへ急ぐのであった。

【あらすじ】
『バイオハザード』気分で引き金を引いた瞬間、あまりの衝撃に足がすくんだガイハ。
ややちびったとは口が裂けても言えないのであった。


『ガン・シューティング』が終り、夜の食事会まで1時間半弱の猶予があった為、強行突破で海に行く事に。
参加者はGBPのみ。

恐怖で脱力してしまった足を引きずりながらホテルに向かい、一旦解散。

着替えを済ませ、ボードを持って『モアナーサーフライダー』へ。
出入り口が2つあった為、10分程すれ違った後に無事集合し、BenBen特権でホテルのタオルを借り、いざ波乗りジョニー。


17時を回っている事もあり、若干寒いですが波は良好。

まずは沖のほうへ。

ボードをビート板代わりに支える事が出来る為、快適に泳ぐ事が出来ます。

少し後ろにはぴっぴ。
そしてBenBen…


Ben…??


はるか彼方にBenBen。

君はもしや…


何をやらしても完璧。
完全無欠の君という人間が
もしや…


B『全く泳げないんだよねぇ…。』


まさかの金槌。
はじめて弱点を見つけてしまいました。


B『子どもの頃から泳ぐのは大嫌いで小学校以来プールにも行ってない(笑)』


それなら何故海に…。
あんなにはしゃいでいたじゃないか!

B『いや、まぁ楽しそうだなぁと。』

いつも通り“適当”だったのは言うまでもありません。


ボードを持って“必死”に泳ぐBenBenを気遣いつつ、波乗りスタート。
高波に合わせて、ボディーボードに乗りレッツ・サーフィング。


G『おぉーーー!』


きちんと乗れているのかわかりませんが、それっぽい雰囲気はかもし出しています。
波を感じる!
ガイ波を感じるっ!!


B『やっべーーー!!』

B『来た!来た!!』

B『惜しいなぁ…』


誰よりも一番はしゃいでいるのが“金槌”な筈のBenBen。
小学生の頃から泳いでいない程海が嫌いとは何だったのか。

そして


G『もう時間だ!戻ろう!』
B『マジか…じゃああと5分!』


案の定、誰よりも海を好きになっていました。
少年の様だw


一方…


G『うぅぅぅ…』


波乗りで波酔い。

論外でした。


『少しだけ』と言われながら2時間以上待たされた5人。
女の怨念を感じざるをえないのであった。


いよいよ『ガン・シューティング』。
AKIRA教官から簡単な注意と指導を受けた後、全員『22口径ルガーライフル』から。


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まずはぴっぴ。

的に向かって

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ドンっ!!


ヘッドフォンをしていても伝わる衝撃音。

正直怖い。


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続いて


柴崎父


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まこっさん


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BenBen


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そしていよいよガイハ。

G『あわわわわ…』


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緊張で頭が真っ白になってしまった為、もう1度説明を聞き、

弾を込め

おそるおそる引き金を…

ドンっ!!

G『…』


1発の重み。
手に伝わる衝撃。
骨から骨へ全身に伝わる爆撃音。

放心状態で言葉も出ず。
A『ハイどんどん打って!』
ドン!!

G『…』

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ドン!!

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無我夢中で発射。

怖い。
足が竦みそうだ。
でも何だろうこの快感は。


続いて『22口径ルガーピストル』

こちらはぴっぴのみ。

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それっぽい。

しかもかなりに的中率。
こんなところで隠れた才能が。
そうか確かのび太も射撃だけは得意だったか。

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今度は『9mmベレッタ』。
ブラックマーケットブルーズでオマエを虜にしてやるのさ
行き場の無いヤツらは仲間入りさせてやるぜ♪
ではない本物の9mm。 
まずはBenBenとまこっさんから。

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ドンッッ!!

今までの拳銃が玩具と思える程の衝撃音。
手に伝わる衝撃も凄まじい様で

B『こえぇぇ…』

明らかに青ざめている面々。

それを見てさらに青ざめるガイハ。

無理だ。
こんなの無理だ。
あぁぁぁぁぁ…
恐怖で身が凍るとはまさにこの事。
駄目だ、動けない。
このまま見学で終わりたい!

A『はいどうぞ!』

いよいよ呼ばれてしまい、弾を込め

ドキドキドキドキ…
ああああああぁぁぁ…

発射。


ドンッッッッ!!


G『…』


1発の発砲で既にノックアウト寸前。
もうこれはバイオハザードどころじゃない!!

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がむしゃらに発砲。
早く終ってくれ…!!


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見よこの傾き加減。
こりゃあたりませんわ。

続いて日本の警察官も使用している『38口径リボルバ』。

慣れたのか淡々と打つ面々。

一方


『あぁ!』

『おぅ!』

『ひゃぁ!』


最後までビビリのガイハ。
的に当たらないどころか、この場にいる事事態が的外れでした。


最後に、柴崎父とまこっさんの『45口径』や『ライフル』を放心状態で眺め、終了。


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帰り道、足元はふらふら。
生きた心地がしないとはまさにこの事。
人質になった気分でした。