フリーの記事を追記しました。
Red Hot Chili Peppers
アンソニー キーディス（ヴォーカル ソングライター）
オルタナティブネーション 2017
〇レッド ホット チリ ペッパーズのフロントマン、アンソニー キーディスが、ETの新しいインタビューで、携帯電話から消せない故人のロックレジェンドを明らかにしました。
ジョニー キャッシュだね。彼を消すことはできない。彼を消すことはできない。僕は彼の電話番号を消すことができないよ。うん。
〇彼はまた、ポール マッカートニーに会ったことについても言及しています。
そうだね。ポール マッカートニーに会うようなことは。。彼はパーティーを一緒にするのに最高の相手だとは言えないけど、ビートルのような人物に会うことで夢の世界に入ったような気がするんだ。つまり、世の中には僕らみたいにこの惑星を歩いているような人々の人生よりも、もっとより大きな人生を歩んでいる人物がいるって事だよ。特に彼が素晴らしい時はね。。デヴィッドボウイもそうだったよね。ポール マッカートニーは魔法使いみたいな人なんだ。彼と一緒に過ごす事は夢のような経験だったよ。
ポール マッカートニーの父親が子供の頃に言ってた言葉なんだって。（息子よ。パーティーに行って、ピアノを弾けば女の子が寄ってくるぞ）
ヒューマニティーマガジン 2016
〇年を取っても人々と関連性を持つ意義のあるミュージシャンでいることにプレッシャーを感じることはありますか?
プレッシャーなんてないよ。ミュージシャンとして人々と関連性を維持するのは難しいことだと分かっている。僕はそれを強く認識しているよ。だけど、次のクールなミュージシャンになるっていうプレッシャーなんてないね。なぜなら僕が次のクールなミュージシャンになることは決してないから。僕らもかつて（そう）だったよね？
僕は常に自分のお気に入りのソングライターに注目をしているんだけど、（彼ら）は僕がやった以上に頭が良くて、曲を書くことに優れている。（彼ら）とはつまり、ポール マッカートニー、ニール ヤング、ランディ ニューマンのように、驚異的な才能を持つシンガーでもあるソングライターのことだよ。だけど、20代、30代と比べて、老後により偉大さを生み出せたソングライターはいない。僕はいつも考えていた。（なぜだろう？）彼らにはまだ才能があるし、頭もいいし、音楽を愛している。彼らにはフォームがあり、楽曲を作ることを諦めてもいないが、彼らはかつてのように楽曲を作っているわけではない。たまに宝石の様な楽曲に出くわすこともある。そして、彼らのライブショーは素晴らしい。。。。つまり、これは（サイクル）なんだと思う。だって、過去に一度やった方法で再度、人々の心を砕いて、感動させるような楽曲を作るっていうのはほとんど不可能なんだからね。
家を買う余裕ができたら、あっちにも、こっちにも家を買う余裕ができたら、奇妙で微妙な感じの快適さによって気分が変わるんだよ。（彼ら）が楽曲を書いていた頃のライフスタイルを振り返ってみてよ。今日、僕は人と一緒に車でドライブしながら歌う予定なんだけど、一方、彼らはあまり快適ではなかったんだ。それはつまり、快適な生活をしていて、他にも責任とか注意を向けないといけないものから目をそらせるものがあるときに、どうやったら素晴らしく、人々と関連性があり、興味深く、以前と同じくらい良い状態でいられるかってということだよ。それは難しい事なんだ。
でも、ここ数年、ポール マッカートニーが作っている楽曲を聞くと、僕の心の奥底で（彼が何者なのか）を思い出させてくれるから、希望が湧いてくるんだ。彼にはもはや何かを証明する必要があるわけではないよね。―――なぜなら、彼はすでに僕が想像できる他の誰よりも素晴らしい楽曲を世界に与えてくれたんだからね。それでも彼が人々と関連性を維持できている事が嬉しいし、希望が持てるんだよ。
マッカートニーって一連のブリットポップの連中とは少し違って、リズムが良いよね。彼にはメロディーの才能だけじゃなくてリズムの才能もあるから僕は好きなんだ。そういう意味で少しアメリカ寄りのミュージシャンとも言えるよね。
nme 2016
例えばずっと近くに居てくれる人がいたとして、そんなに良いとまでは言えないものが何かその人が教えてくれなかったとするだろ。そうすると、人はずっとこのままで十分だと思ってしまうんだ。だから、少しばかり心が折れたり気持ちが傷ついたとしても残酷なまでに正直でいてくれる人が必要なんだよ
裸の王様でいるのは、危険なことだよ。本当に誰よりも偉大で有名な存在の人がいたとして、例えばザ ビートルズのメンバーに面と向かって（知ってるよ、あの曲は期待していたほど良くないね。）なんて言える人はいないよね？彼らはそういうことに気づかなかったかもしれないわけだからさ。
NME 1989
◎貴方のビートルズの一曲は？
その質問は相手が悪かったね。僕向けじゃない。僕の周りにはビートルズを語るほど好きな人間がたくさんいるんだけどね。でも、ジョンレノンもポールマッカートニーも好きだよ。僕はポールのビッグファンだよ。なぜなら、彼のほうが二枚目だからね。。。というのは半分冗談だとしても僕はマッカートニーの声と楽曲が好きなんだ。（ロングアンドワインディングロード）と（イエスタデイ）はとても好きなんだ。
◎ヴォーカルをとるという事は。。
まだ若い頃に音楽仲間に僕は歌が下手だって言われた。そいつはビートルズでさえ素人だって言っていた。確かにそいつは歌が上手かったけど、ただ喉を鳴らしてるだけだった。自分の為にね。
僕はジョンレノンもポールマッカートニーもそんなに歌が上手いとは思わないけど、誰よりも伝えたい事があるんだって事は良くわかってた。つまりは彼らには本当は詩も必要なかったんだ。だから僕はビートルズを聴きすぎるとうんざりするんだ。もういいよってね。でもそれが真の意味でヴォーカルをとるっていうことなんじゃないかな。
ジョンフルシアンテ（ギター）
僕はジョンレノンが（ストロベリー フィールズ フォーエヴァー）を作ってる時の最も初期のテープを持ってるんだ。アンソロジーにも初期のレコーディングが含まれてるけど、もっと前のが僕のブートレグテープの中に入ってる。このテープだとジョンはただぶつぶつ歌ってるだけでここで彼が歌ったいくつかの言葉しか最終的には使われてないんだ。
でも彼がその時点で歌っているものより、彼の頭の中にあるアイディアの方が遥かに壮大だってことが感じ取れたよ。こういうものをきくとインスピレーションが得られるんだよね。
2007年 米 ラモーンズファン会報
僕は1970年にニューヨークで生まれた。音楽をやっていた父親に連れられておそらく10歳ぐらいの頃 ラモーンズを見たんだ。それまで聞いた音楽の中で一番恐ろしいものだった。多分それは一生忘れることのできない経験だ。でも 一方でこれなら自分にも出来るって思ったんだ。多分彼らの音楽を生で聴いたら誰でもそう思うんじゃないかな？ラモーンズは相当な数の人たちが音楽をするきっかけを作ったバンドだと思う。
僕はレッドホットチリペッパーズに18歳の時に入ったんだけど メンバーはまったくハードコアバンド上がりの連中って感じだった。彼らはメジャーのミュージシャンだったが、そんな風にはとても見えなかった。僕は他のメンバーとは10歳も違ったから、当然なんだけど、ラモーンズのライブの話をしたら、みんな70年代に何回も見にいってたんだ。
ラモーンズの楽曲の完成度と比べられるのはビートルズだね。無意識なまでに完璧なんだよ。あの二つのバンドの完成度にはどんなバンドもかなわないんじゃないかな。きっと、ビートルズとラモーンズは同じカテゴリーに入ると思う。
僕は真剣に音楽をやることしか興味がなかったはずなんだが若い頃 女の尻やドラッグを追いすぎて無駄な時間を過ごしてしまった。もっと音楽のことを考えるべきだったと今は思うよ。だけど、ビートルズにはそれが出来たんだ。音楽業界では有名なことだけどジョンレノンやポールマッカートニーはあの熱狂的な時代でもニューヨークやカリフォルニアで女の尻を追い、一方でドラッグもやり、それでも音楽に対して真剣にやってたんだ。彼らには魔法がかかってたとしか思えない。
ビートルズカヴァー
フリー（ベース ソングライター）
チームココ 2024
◎私はもう一人のベースプレーヤーのことを考えていた。あなたが最も偉大なベーシストだと思っている人は、リバプールに（リーパ）と呼ばれるリバプール芸能学院という学校を持っています。それはポール マッカートニーだよね。
そう。彼は素晴らしい。
◎私は彼に誰がフェイヴァリット ベースプレーヤーなのかと尋ねたんだ。すると彼はポールが最高のベースプレーヤーだと思うと答えていた。
私はポールは最も偉大なロックベースプレーヤーだと思う。ポールの演奏は本当に最高だよ。確かにいろんな意味で素晴らしいベースプレーヤーはたくさんいるんだ。でもポールのベース演奏は感情豊かなものでメロディックなもので、そしてそれがとても美しいのが素晴らしいと思う。
私が彼の演奏について聴いたことがある一つの話は彼はベースを一番最後に演奏したんだって。一方で私たちのバンドではしばしばたくさんの楽曲のスタートにベースラインがあるんだよ。だからポールと私の間には楽曲が先に来るのか、ベースが先に来るのかっていう違いがあると思う。
ポールとジョンとジョージみたいな人は（つまりビートルズは）楽曲を書いたら、ポールがベースを演奏していただろう。それから後にマルチ トラッキングが導入された時には、彼らはただ生き生きとライブで演奏したんだ。後に（サージェントペパーズ）の様な演奏では、そういった楽曲ではすでにメロディーで征服されていたから、彼はボックス カウンター メロディーみたいなことをしたんだよ。そういった彼のベース演奏はただただリズムだけを担当するものとは対照的にメロディーも担当するようなものだったんだよ。
それは驚くべきことなんだよ。彼の演奏は本当に素晴らしいんだ。
2020 彼のツイッター
マッカートニーの新しいレコードに興奮しているよ！
彼のツイッター
ビートルズはアース ウィンド アンド ファイアが『Got to Get You into My Life』をカバーした時、きっと興奮したに違いない。
Fleaの回想録 1997
時々、私は (ジャズ好きの継父) ウォルターの音楽以外の音楽の光を感じていた。ビートルズは私の想像力を限りなく刺激し、私の心の中にあらゆる種類の映画的な物語を引き起こした。私は別の音楽の世界の表面を引っ掻いていてはいたが、ビートルズの音楽を区別して聴いてはいなかった。私はビートルズが大好きだった。私はチャーリー パーカーが大好きだった。良い音楽は良い音楽なんだよ。そして、ポール マッカートニーのベース演奏も良いよね。あれはたくさんのベースプレイヤーが参考にした演奏なんだよ。
ベースプレーヤー 2023
最初に本当に好きになったバンドはビートルズだった。でも、もし自分が空想のスーパーグループを始めるとしたら、ジミ ヘンドリックスをギターに、ビリー ホリデイをヴォーカルにしたい。僕がベースを弾いて、トニー アレンがドラムを叩く。トランペットも演奏したいから、クリフォード ブラウンは選ばないよ、彼はステージを独占しちゃうからね！
〇フリーは自分が無人島に漂流したときに聴きたい音楽を選んだ。フリーにとって、無人島で聴きたい音楽はビートルズだった。
ホワイト アルバムは、子供の頃に最初に聴いた楽曲だけど、もし残りの人生で5枚しか聴けないとしたら？マイルス デイヴィスの『カインド オブ ブルー』、ジャームスの『（GI）』、ジョイ ディヴィジョンの『アンノウン プレジャーズ』、そしてクリフォード ブラウンとマックス ローチ クインテットの『ザ クリフォード ブラウン アンド マックス ローチ クインテット レコーディングス』だ。
〇ジャズの素養があったフリーだが、地元のギタリスト、ヒレル スロヴァクとの偶然の出会いによってロック ミュージックに目覚めた。
ヒレルと出会ったのは17歳のとき。彼がジミ ヘンドリックスとレッド ツェッペリンのレコードを聴かせてくれて、僕はロックにのめり込んだんだ。僕はベースを始めて、彼のバンドに加わったんだ。最初の頃はプログレに夢中だった。ビル ブルフォードの『ワン オブ ア カインド』、ウェザー リポート、アラン ホールズワース、マハヴィシュヌ オーケストラ、トニー ウィリアムズ ライフタイムなどを聴いていた。子供の頃からジャズを聴いていたから、その音楽の妙技にとても共感できたんだ。
〇レッド ホット チリ ペッパーズが成り立ちの最終段階は、パンクロックの到来によってもたらされた。
パンクロックは私にとって大きな目覚めだった。ほとんど精神的な目覚めのようなものだった。ただ1つのコードを、正しい意図で弾くだけで、ジョン コルトレーンの偉大なソロのように感情的にパワフルなものになるということに気づいたんだ。その時、レッド ホット チリ ペッパーズのコンセプトが生まれた。
〇6つのグラミー賞、ハリウッド ウォーク オブ フェーム、13枚のスタジオ アルバム、数え切れないほどのプラチナ認定、ソールドアウトのワールド ツアーなど、レッド ホット チリ ペッパーズは音楽史上最も影響力のあるアーティストのひとつであり続けている。
フリーのインスタグラム 2020
〇ビートルズからのアドバイス。 気分に応じてどうぞ。
フリーカヴァー
1991 ベースプレイヤー
◎あなたの好きなベースプレイヤーは誰ですか？
僕の好きなベースプレイヤーはチャールズミンガスとジャコパストリアス。僕はジャズ系のベースプレイヤーが好きなんだ。それは僕の継父がジャズミュージシャンだったからというのもある。僕は実はファンクよりもジャズとかニューウェーブのバンドが好きなんだ。
◎ポールマッカートニーの演奏をどの様に思いますか？
僕がポールマッカートニーの演奏を評価しようと思ったとしても頭の中が空白になるんだ。つまり、彼の演奏を評価するべき立場じゃないと思うんだよね。なぜならベースプレイヤーは他の楽器以上にベース演奏で会話をしてるんだ。だから、僕は多くのベースプレイヤーが彼らの演奏の中にポールマッカートニーの方法を抱えているのを知っている。それはロックミュージシャンじゃないジャコパストリアスやスタンリークラークでさえマッカートニーをリスペクトしていることでもわかるよね。彼は僕の前の世代の人で僕は直接、彼から影響を受けたとは言えないかもしれないけど、つまり、イノべイターは評価されるべきだって事だよ。
ビートルズは評価されすぎだと思っている。彼らと他のバンドを比べる場合１００か０かの様な評価は誤っている。良いバンドはたくさんあるけど、ほとんどは忘れ去られる運命なんだ。いいバンドはたくさんあったんだっていうことを再認識すべきだと思う。
デイブ ナヴァロ （ギター）
