「オーバーツーリズム」ではなく観光公害として断固たる対応を! | 昼は会計、夜は「お会計!」

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全国各地の観光地などの他、富士山が見える道や橋やどんなところにも観光客とくに外国人が押し寄せて日常生活や地域の人の生活を脅かしている事例が増加の一途をたどっている。これは、オーバーツーリズムなどと言う外来語で美化していうことはない。国内的には明らかに観光公害だ。もっと正確に言えば外国人観光客公害ということだ。最近の事例でも山梨県や静岡県の富士山が見える普通の道路や橋、商店街の交差点が突然、外国人が殺到して写真や動画を撮り始め、信号や横断歩道も全く無視してる。ちゅういする警備員に突っかかる人までいる。

 対応は地域やせいぜい自治体任せで、この事に国や岸田総理は何も発言していない。これはいったいどういう事だ。来日外国人が2ヶ月連続で300万人を超えたなどと一面的に経済効果だけを喜んでいるのか!

 今夕もニュースでは外国人を乗せた観光バスがいきなり狭い商店街に止めて客をおろし、するといっせいに道路に溢れ写真を撮りはじめる。中には道路脇に三脚を立てて横断歩道を10数人が手を繋いで歩道を渡ってる様を動画で撮影していた。まっなくの無法地帯だ。同時に山梨県ではレンタカーは足りないは、慣れない右ハンドルや交通法規の無知などから1日すうけんもじこが起きてる上に、レンタカー不足に白タクが横行して、さらに混乱に輪をかけている状況が報道されている。

 政府が何もしない、言わない、知らぬ存ぜぬという姿勢も頭に来るし、許せない。ある外国人タレントたいうかインフルエンサーの人が、誤解を恐れずにいうと日本人は小馬鹿にされてる事を平気なのかと言ってた。もっと強く、ダメなことはダメと言わなくちゃと。

 まっなくそう思う。日本人は外国人が来る事をありがたいことと思い込まされてる。それっておかしくないか。だからといだて、外から来る人に、へいこらしてまるでペリー来航のころの関係ではないかという人もいる。私も全く賛成!

 国が介在しないことの一つに富士山登山規制の問題。山梨県側は今年から登山規制に取り組み、入山料も徴収するが、静岡県側は報道されてるのは山梨側の対応を注視するという。しかしメディアま、こういう報道では実態を伝えていない。実は山梨側は山梨県所有地だが、八合目から上は富士山本宮浅間神社の所有を認め、他は静岡と山梨の県境が確定しないため所有登記がされてないらしい。国は富士山が世界遺産に指定されたことから八号目から上が私有地であることを問題ないとしてるとか。

 所有のことは別にしても、世界遺産の富士山の管理という点からも、本来、その富士山の山体に向かって米軍や自衛隊の演習場から砲弾をぶちこんでるのは、国が責任持って禁止すべきではないか。その次に、富士山登山をめぐるルール違反の続出で、人員や登山道脇で焚き火したりしてるのがもしかして山林火災にでも発展したらダメ出し、国がもっと富士山を守る立場で管理を強化する必要がある。

 因みに富士山山道での救助依頼への対応も自治体任せになってというし、登山道にある救急診療所も大学の善意とボランティアに頼っていると知って驚いている。冬山シーズンの登山禁止措置違反者が遭難しても救助隊は、駆けつける。もし二次被害が出たらどう責任を取るのか。様々な問題があり過ぎる。

 まあ、長年の自公政権の無責任な体質からは、どうしようもないことなのかも知れないが。