いつか書いた私がたまたま通院で行った東京で、インタビューのメッカ(と一部で言われてるらしい)の新宿甲州街道下フリースペースでテレビにクルーに捕まって取材を受けた件で
思わぬ波紋で昔懐かしい人々と会ったことを書いた。その後も、最近とある事で山形の仕事の関係先に電話したら用件の最後に、遠慮しなが「インタビュー受けました?」と聞かれた。また函南の整体に行くことが多いのだが、先日行った時に、セラピストの人が、やはり「テレビ出てたでしょう」と聞かれた。
マツコさんがやってる夜のバラエティ番組なのだが、まさか多くは私の仕事関係の人だが、「何気に見ていたら」とか「Tver見てたら」という人もいた。多くは真面目に仕事をしている人たちだが、夜も結構遅い時間なのに、よくテレビ見てる時間あるなと思うし、もう60数年も前だったと思うが、評論家のある方がテレビ時代の初めに、その蔓延ぶりにこれでは「国民みんなが白痴になる」と警鐘乱打した。「テレビ国民総白痴化論」と呼ばれたことがあった。
私はテレビの影響で大きいと思うものに、田舎の子どもたちがほとんど方言を喋らなくなっている事、初期には「キモい」とか言って避けられてたタレントがテレビまだ続けることで、バイクで充電旅をしてるだけで、いい人に変わり、彼らが来てるとわかると、そのお店やお宅を出る頃には、ご近所の大勢の人が押しかけているシーンを度々みる。(そんな彼は今やこんな感度が高いという事でお笑いタレントとはいえ言葉を知らない、常識を知らないという人だが、CM契約本数は上位にいるという)それと同じことは、所ジョージさんの番組で、地図にサイコロで振った場所に行き、住民たちにインタビューするというコーナーでも、初めの頃は、テレビとわかったら恥ずかしがる人が多かったが、最近は特に若い人は「わー」とか「きゃー」という声が上がる方が多い。鶴瓶さんのNHKの番組でも子供たちが大騒ぎだ。
こんなのみてるとテレビの影響力というのは、計り知れないものとなってるようだ。ただ、今の若い人の中には、もちろん新聞は読まない、テレビも見ないという人も多いという。学齢期の子はテレビばかり見る、もう少し大きくなるとネットしかやらなくなるということか。うちの孫の中でも、中学生だが新聞は読まない、テレビは見ない、ゲームかYouTubeだけという子もいる。
いやはや、どんな時代が次に来るのか、怖いような気もする。