カープには打撃コーチが必要 | 昼は会計、夜は「お会計!」

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昨日のカープ、試合の結果以前に例えば6回無死1、2.類で絶好の追加点のチャンスに、5番打者坂倉がバントを指示され打席でもバットを下げて構えていたが、前に詰めてくる一塁手の真正面で、3塁アウトでバント失敗。坂倉が大事な場面で失敗したのは今月だけでも3回目くらいか。彼が1割台の打率で4番に先発起用された時には驚いたけど、本当に重要な場面でことごとく打てなかったし、勝てる試合を坂倉が打てなくて負けた試合が何試合あったか。新井監督の先発メンバーで先の坂倉だけでなく4番から7番まで打率1割台ということや、腑に落ちない構成がよくある。昨日の試合でも7回8回と連続ピンチを凌いだ後、最終9回に追加点を取らなければならない時に先頭打者坂倉のまったく意図も感じない内野ゴロ、若手の期待されてる久保も見透かされたような沈む球に振り回されての三振。これは、若手の期待の星の田村もそうなのだが一昨日の解説の安部さんも言ってたが、それだけのことを指導する打撃コーチがカープにはいないのだろう。若手の伸び悩みもベテランの堂林や田中広輔など野手陣の不振もきちんとしたコーチングがないことが大きい。その後ニュースで田村の2軍落ちを聞いた。あんなに誰もが認める能力を認められた田村が、なす術もなく新人の壁を越えることができなくて無惨に2軍に落とされる。移籍の話が絶えない2軍にいる中村奨成も同じことだ。他チームではドラフトから即活躍する人や2年目3年目などで花開く人が増えている中、カープではみな能力を潰されてる感じがする。このままでは、ドラフト戦略にも影響が出るだろう。アマチュアの指導者たちがカープなら避けておけという話が伝わるのではないか。少なくとも私の孫や親戚でドラフト候補がいたら、こんなチームには入らないように言う。

 いつも書くが、打撃コーチが朝山さんと小窪さんだ。実績がないのにも程がある。他に一塁コーチに出ているのは、選手時代に守備・走塁に実績のなかった三好匠だ。彼が守備走塁のコーチができるとは思えない。朝山さんの実績からいっても無理だろう。こんな人たちで若手や中堅の不振に対して有効なコーチングができるとは思えない。コーチそのものにも責任はない。ただオーナーに見込まれてるだけで登用されただけなのだから。カープOBで名だたる方々が解説などで活躍されてる(NHKの解説でカープが何人いるか)が、オーナーに尻尾を振るタイプでないとカープでは指導者になれないらしい。(新井監督も指導者経験なしでオーナーから指名されたみたいだが、逆に阪神から親友藤井ヘッドと実弟は指導経験ないまま2軍打撃コーチだ)

 こうした決定的な弱点を特に地元広島のメディア関係者が論戦を張っていけば世論は動くと思うのだが、それができないのがローカル広島の実態らしい。広島では球団批判はタブーらしい。今どきそんなことが罷り通っていること自体が信じられない。

 この実情をどうすることができるのか。取り敢えず最低限、打撃コーチにもっと実績ある人、説得力ある人に早急に入れ替えないと今シーズンは悲惨なものにしかならない。