ここにも「解体的出直し」が必要! 広島カープ | 昼は会計、夜は「お会計!」

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もう漫画じゃないのに昨日も1点しか取れない。呆れ返るがほどほどにして欲しい。それは最近の連続何試合とかの問題でなく、8月初旬くらいからずっと貧打だった。打率とか数字ではなく肝心なところで打てない。それも、中軸、主力打者でそういうのが続いていた。

 私は以前から書き続けてきたが、例えば菊池選手の、大ぶり、外から回す打撃は、特徴という解説者もいないわけではないが、普通の専門家なら、「あれでは打率は上がらない」と言われる。それでも、彼はあのスタイルをやめない。外の球を右に打つ意思があれば簡単にライト前のヒットなのに、菊池は引っ掛けてショートゴロばかり。たまに引っ掛けた打球が三塁線を抜いて二塁打になる事があったが、それはたまたまなのにベンチも拍手してたのを見てがっかりした。菊池選手には誰も何も言えない。

 打撃コーチがきちんとした人がいない。あえていうと以前いた石井琢朗さんのような人がいない。だから極端な引っ張り打法の菊地へ指導できない。不振を続ける外国人へも、適切な指導ができないままシーズンを終えそう。代打の神様とまで言われてる松山選手は逆転期や好機の肝心の時には打てない事が続いている。また、若い人も他チームはどんどん育ってるように見えてくるが、カープはルーキーはもちろん2年、3年でもなかなか出てこない。せいぜい末包選手くらいか。打率は0.23しかない。三振の多さが目立つ。たまのホームランに喜びすぎる新井さんにがっかりだ。先日再登録された田村がようやくプロ初ヒットだと騒いでようやく、2本目だ。 

 投手陣も床田、森下、九里で、三連勝を狙ったが、逆ネジを喰らわされた。それ以外にも島内が連続複数失点を続けるとか、こうしたことへの対応が、原因や対策などしっかりされていないのではないかと疑わざるを得ない。

 こうしたこと全てがコーチの責任ではなかろうが、かなり比重は大きい。何よりも実績がない人ばかりだ。聞くところによるとカープだけが個人オーナー会社でオーナーの独裁でオーナーが気に入らなければ監督もコーチもできないという。だから、新井さんが呼ばれた時に阪神時代からの友達である藤井さんをヘッドで呼び、阪神にいた実弟を2軍だけどコーチに呼ぶ事も許された。お友達内閣といわれたどこやらと同じだ。

 新井さんの個性まではいいとして、やはりベンチの全員を使うという采配でなく、ほとんど先発プラスアルファでしか試合をしないやり方など、監督からコーチ全体を作り変える、「解体的出直し」が必要だと思う。

それ以前に個人オーナー制こそやめてもらって近代的なガバナンスを作ることからやらなければ始まらない。広島という地域性を背景にしたチームづくりはもうやめた方がいい。