朋遠方より来たる有り | 昼は会計、夜は「お会計!」

昼は会計、夜は「お会計!」

会計をキーワードにコンサル業とASP(アプリケーション サービス プロバイダー)業のメールの二つの仕事をするmoriyanの言いたい放題ブログです。
テーマは、ブログ、会計あれこれ、医業未収金管理、小説・本、エンターテイメントなどなど。

言い古された言葉だがやはりその言葉がぴったりだ。郷里の高校の先輩が熱海にやってきた。彼は本当に裕福で、東京にも銀座の近くにマンションを持っていて、奥さんともども孫たちや趣味のために月に1週間程度滞在するためだけに所有してるという。彼はほとんど毎日、誰かとあってるようだ。そんな彼から電話が来て熱海の梅を見に行きたいという。聞いたら4日しか空いていないという。熱海駅まで車で迎えに行っていったんマンションまで戻って車を置いて、まずは来宮神社へ。そこから裏道を通って梅園に向かう。途中、昭和の人しか知らない「丹那トンネル事故」の慰霊碑ら神社があるとこへ案内。そこから梅園はすぐ。梅園は明日が梅祭りの最終日ということだが、かなりの人出。足湯にも浸かって、スマフォで写真を撮ってくゆとのこと、私自身はそういう趣味はないので驚きながら何枚も撮ってあげた。

 梅園を出て、そこからがもしかしてメインか知れない双柿舎へ。坪内逍遥さんが晩年を過ごした居宅が早稲田大学へ寄贈され学生などのゼミ合宿や様々に使われてきて、今は土、日のみ開放されている。先輩は早稲田卒業生で、学生時代と卒業後のクラス会と、二度も宿泊経験があるとかで、説明役の方と記憶を確認しながら懐かしいがっていた。双柿舎のすぐそばに海蔵寺という寺があってそこに坪内逍遥さんのお墓があるのでそこへも案内した。早稲田大学には坪内逍遥さんが設立した演劇博物館があって、行く気になればすぐに、いつでも行けたのだが、考えてみれば一、二度としか行ったことがなかった、と想いを馳せていた。そここら来宮駅の方へ戻りジョナサンで遅めのお昼ご飯へ。ランチ酒だ。

 やはり高校時代の関係というのはいいもので、彼とは特に入学してこらずーと一緒だったし、その後、東京での学生時代など付き合いは長い。60年か、と笑い合った。彼は郷里から少し離れた福山市のマンション住まいとなってるが、東京にはほぼ毎月、何日かくるので、私が熱海に移住する前は、結構会う機会もあったが、コロナ禍と私の移住で会えなくなっていた。今年の5月に早稲田出身でシャンソン歌手の方のコンサートがあるのだが、私も今年こそはの気持ちを込めてチケットを申し込んでいるからと、ぜひまた東京で再開しようと話して来宮駅でお別れした。

 ひさびさにほっこりした一日だった。