非常事態宣言下ですが今日は大事な医者通い | 昼は会計、夜は「お会計!」

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今、東京に向けて新幹線車中。前回の時は一車両に一人か二人しかいなかったが、今はかろうじて空席がある程度。やはりテレビ報道の通りあまりメッセージは伝わっていない。
 という私は昨年末からの歯の異常で本日は治療をすること、また一年毎の定期検査を某総合病院で2科受診、検査ということなの。
 さっきネットニュースをみてたら政府は一連の法改正で、民間病院にコロナ患者をみることを要請ではなく「勧告」にして従わないところは病院名公開とかを検討しているというのが出ていた。最近のメディアでの民間病院叩きをいかにも受けたかたちで、妙にタイミングよく出てきた。
 記事によれば、「手術や救急に対応する急性期病床の4%にすぎない」「昨年11月末現在、全国の急性期病院のうちコロナ患者を受け入れ可能なのは公立で7割を超えたのに対し、民間では2割にとどまる。民間は中小規模が多く、人工呼吸器などを備えていないところもあるためだが、政府は「余裕のあるところには確保に応じてもらいたい」(厚労省幹部)考えだ」とのことらしい。救急や手術がてきることくらいで、急性期対応病院とみてコロナ対応が可能と考えているとしたら信じられないほど無知過ぎる。そもそも救急指定は一次救急から二次救急、三次救急とランクがあり、外科でもオペ対応はしないとかでも救急はできる。まして、日々、診療科等の対応状況を報告するシステムが整っている(私がやっていた頃の東京では)。多分、地方でも救急に対応する連携で、こうした一次対応から二次、三次救急、ドクターヘリなどの連携はかなりできてきたように聞いている。
 まして、当日の外来当直医が何科だとかまで伝わっており無理難題を持ち込まれるようなことはないので200床未満の小さな病院でも救急指定を受けて地域の中で役割を発揮しているのである。だから、これらも全部急性期対応病院ということで、コロナ感染患者を受け入れられるということにはならない。仮にICUがあっても術後患者管理用のベッドなので、今問われている呼吸機能管理から同線を別にした独立した部屋にしてコロナ感染患者を受け入れるなどとうてい無理である。政府がコロナ対応用に1床当たりお金を出すとかいってるが、そんなに簡単にできるわけがない。
 私が知ってる民間病院でも300床〜500床の病院でICUを持っている病院はもうみなコロナ感染患者を受け入れてると書いた。いずれも今の厚労省HPの感染症指定病院名にはないところだ。
 今回の報道も追い込まれている政府がやってる感を演出するなにものでもない。でも一部コメンテーターたちはこうしたものにのって、民間病院のやる気などと平気に言うし、まして医師会がとかいってる人はなんにんもいる。大下容子ワイドスクランブルの常任解説者のような末広某など、最近やたら「政府批判などやってもいいが、菅さんはアピールが下手だけど、これだけ実践力のある人はいない。医師会など文句ばかり言わないでもう少し民間病院などちゃんとやらせるようにしなければ」と何回も言っている。この人ジャーナリストぶっているけど、露骨に政権擁護が目に余る。報ステで富川氏が菅総理にインタビューしたコーナーは、とても歯が浮くようなおべんちゃら質問ですつがり腰が引けていて、ネットでは非難轟々だった。モーニングショーでも玉川氏の発言が内閣官房でチェックされてるとかで、怖気ついたのかテレ朝上層部が明らかに政権に対して露骨に弱腰どころか、ジャーナリズム精神をすっかり失くした感が強い。
 
 診療の間、あいだで書き綴ってきたが、いい加減長くなったので、この辺でアップします。