自衛隊派遣という非常時にあってもGoToは止めない異常 | 昼は会計、夜は「お会計!」

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この総理はろくに記者会見もしないし、記者からの質問を受けないぶら下がりだけで押し通そうというかなり無理筋内閣なのだが、だれもが違和感を感じているのが大阪と旭川への自衛隊派遣だ。総理は偉そうに要請があれば自衛隊を派遣する準備はでていると胸を張ったが、実際は自衛隊病院での日常業務などで、そう簡単にはいきそうにはない。先に手を挙げた2箇所にしてもせいぜい数人を2週間の派遣だという。旭川などそんなことでは焼け石に水なのだが、一部の専門家がそんな反応したが、せっかくお上が出すというのにケチをつけてはいけないと各局、口を閉じている。
 まして次に他の県からの要請が出そうになったら、多分いろいろいって取り下げさせるのではないか。
 ともかく人の動きをいったん止めないことには、基本的に感染拡大を抑えることはできないというのが、もう常識になっているのに、みずから発議したという政策を意地でも引っ込めたくないということなのだろう。側近や与党幹部もきちんと物申さない雰囲気があるようだ。ここのところ二階幹事長すらほとんどかたらなくなっているようだ。
 医療崩壊という危機に対しても一部雑誌やネットでは根拠のない脅迫との報道もある。信じられない。私が知っている医療機関でも例のコロナ慰労金が20万円から5万円と格差があるので微妙な空気が流れているとのこと。今でも関与しているクリニックではみんなでがんばっている様子に、遠く熱海からせめてとみかんを一箱送っておいた。とてもおいしかったとのお礼が伝わってきたが、なによりだった。