久しぶりに京都橘高校がテレビに あの「ほらっちゃ先輩」も・・・ | 昼は会計、夜は「お会計!」

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昨日の日テレ系で「所さんの笑ってこらえて」で、ほぼ伝説になっている「吹奏楽の旅 完結編」(2011年)を再編集して放送された。テロップでは多くの再放送の要望に応えてということが出ていた。多くのファンにとっては、当時は何年にもわたって、本来は違法だけどYouubeでその映像は何回も見慣れたものだ。当時のドラムメジャーのほらっちゃ先輩やフルートパートの東本さん、「このみちゃん」など2011年の京都橘高校吹奏楽部の大会をめざす姿をもう、10年になるかという目で懐かしく拝見した。それに何よりも、その後の大フィーバーで、個人情報保護のことやあまりにもファンが押しかけてきて、動画撮影禁止やNETへのアップ禁止などさまざまなことがあって、なかなか動画では見られなくなっていたところに、あのほらっちゃ先輩と東本さんがスタジオ出演されていて、ほらっちゃ先輩はご主人と娘さんと一緒の写真も紹介されていた。東本さんは中学校の音楽教諭で、吹奏楽部の顧問もされていた。

 所さんの番組でも何回も特集があったし、(今回放送されたのはその完結編)、他の番組やYoutube などで何回も何回も観た。私自身が京都橘高校吹奏楽部ファンになったのは、この番組がきっかけだった。その後、私もYoutubeなど必死に探したり、正月の高校サッカー選手権で京都橘高校が京都代表で上京するときは、国立競技場や駒場競技場へ、応援名目で吹奏楽部の演奏を生でみることができた。その後、京セラドームで3000人の吹奏楽をみにいったり、ようやく東京で開催された楽器フェアーの時には、生パレードにもいってきた。

 その後、先に書いたようにさまざまなファンの行き過ぎた行動や撮影・SNSへのアップの仕方などで、父兄会などでも問題になり、次第にとうせいがきつくなっていった。そのころに、2018年の定期演奏会のチケットが偶然にもチケットぴあで入手できて京都で初の生定期演奏会での感動は最大の思い出になっている。

 その前後から毎年、同学校あての寄付金もはじめた。部活を支援してくださいという性格のもので拠出している。他の有力校に比べて部活予算など不足しているのか、楽器の購入どころか修理すらままならないことやユニフォームも何十年も前のものも使えるだけ使っているようだから、ということに同情したことと、何より有名強豪高校と比べて生徒の自主性を重んじる作風が大変、感銘をうけていた。

 書き出せばきりがないが、なにより10年にもなるのかあの京都橘フィーバーをおこした当事者たちが実名を明かしてテレビに登場してくれたことだけでも感謝したい。

 見逃された方には、Tverで観ることが可能とのこと。

 3年前から顧問になられた兼城先生はインタビューで「Singだけではない橘高校」をめざすとされ、現役部長たちもそのことを強調されていた。あの激しいステップでの演奏は、どうしても音がぶれる、ともいわれていた。また音楽性を高めるためにあえて、合唱に取り組んでいるとか、新しい京都橘高校に生まれ変わろうとしていた。

 そんな姿を生で見る定期演奏会は例年チケット騒動が大変だが、今年はコロナ禍で、中止かと思っていたらなんと生配信ストリーミングライブ(12月23日18時)だという。それを知って、急いでその観覧チケットをネット役で確保した。学校のHPでは、有料のライブだが予定の枚数が売切れたら終了と書いてあった。

  有料ライブチケット販売サイト  

 強豪校の顧問の個性的な教師が何かと目立つし、中にはテレビのドキュメンタリーで紹介されるような人もいる。しかし、京都橘の生徒中心の自主的運営や練習などは、本当に今の時代でも大変意義深い。その伝統と新しいたちばなの姿を今年の生配信定期演奏会で観させてもらいたいものだ。