メダリストへの低レベルな対応か目立つテレビ | 昼は会計、夜は「お会計!」

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これでもかこれでもかの冬季五輪報道。帰国から各種報告会等で、ずーと同じ画像を見せられている。ただその中でも観ていて やめて⁉️と言いたくなるような扱いもあった。帰国報告会での、MCを務めた松岡修造さんも、もともと暑苦しいが、カーリング娘達へ「そだよ」を生発声させたり、フォトセッションと称する撮影タイムにも一人だけ「チームニッポン!」と叫んでいたが、浮いていた。夜の番組でもひどかったのがテレ朝ニュースステーション。どちらかというと正統派報道番組なのに、カー娘達に「そだよ」の連呼を要請していた。馬鹿みたいだし、いくら声援をもらったお礼奉公とはいえ、あまりに能無しのMCと言われても仕様があるまい。まして、本橋選手に「選手の声からスタートしても、個々のコミニュケーションや作戦などを楽しんでほしい」と暗に皮肉られていることにも気がつかない様子だった。
  各番組でそんな事に答えて対応している選手たちが本当に可哀想で痛々しかった。なんとかメジャースポーツ扱いしてほしいとの選手や競技関係者を人質にしている感すらあって、見せられている視聴者としても決していいきぶんではない。
  まして、同じ番組で、MCは自局の特ダネと勘違いして、深夜に本橋選手が競技場のアイスの状態を一人でチェックしている事を「こんな事知ってましたか?」とやっていた。そんなことチームとしては当たり前のことを局の、誰かが知ったかぶりして伝えたのだろうが、もっとみっともない事態となった。
  なぜ、こんな事に気がつかないのか。テレ朝でいえば、小平選手情報を同局のスポーツコメンテーターとして宮嶋さんがこの間、何回か登場していたが、そうした先輩の努力をも泥を塗るような目を覆いたくなるほど酷い番組だった。
    元フジテレビアナの山中さんもこの辺のことをツイッターでつぶやいて話題となったようだが。当たり前のことだ。
    小平選手とサンファ選手のバグについても、生中継後、しばらく様子見をして、海外メディアを取り上げているというので、ワンテンポ遅れて日本のテレビなどで取り上げていた。まして、こだが自分の滑りの後で「シー」と次のレースのために鎮まるようしたのは長野の岡崎選手たちも含め先輩からやって来たことと岡崎さんが言っていた。こんな事も含めて、きちんと報道していない。
カーリングでも最後の相手のミスショットで勝った時も、礼儀でまず手ぶくろを脱いでお互いに握手をエールの交換をしてから、自チームのハグがはじまったが、そのシーンを省いて報道して、中にはそれを知らないで、「すぐには喜んでいなかったようですが?」と聞くアナウンサーもいた。やはり、競技者が先輩から受け継いだマナーなども含めて今日があることを無視して、途端にアイドルよような扱いをするテレビ局に対して、カー娘たちは女満別空港でも大幅に予定がずれるし、ついには地元北見ではNHKが生中継を入れる予定がずれてしまってそれができなかった。地元を大事にする彼女たちの態度の清々しさに、地元発からの世界をめざした彼女たちの意義は本当に大きいものがあったと感動した。