清原覚醒剤現役時代から常習疑惑  球団もジャイアンツOB会も名球会も無視 | 昼は会計、夜は「お会計!」

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連日、テレビやスポーツ紙を賑わす清原逮捕の余波。その中で、元ジャイアンツの投手で清原と現役時代4年間ともにした人の薬物証言が波紋を呼んでいるが、やはりというかテレビや新聞はそのことで巨人軍に対して寛容だ。真相究明などで責め立ててはいない。
東スポWeb 2月12日  「元同僚の衝撃告白」巨人では怒りと困惑の声
「当サイトが昨報した、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された清原和博容疑者(48)に覚醒剤を手渡していたとの巨人時代の元同僚選手(47)の衝撃告白が、 両者が在籍した巨人で波紋を呼んでいる。なかでも、元同僚が「(巨人時代の)チームメートはみんな知っていた」と周囲に語っていることについて、球団内で は怒りと困惑の声が上がっている。
 2人と現役時代を共にしたあるOBは、変わり果てた元同僚の姿に驚きつつ「薄々『あの2人はヤバい』 と感じていた選手はいたかもしれませんが、みんなが知っていたということは絶対にありません」と反論し「以前からあの人(元同僚)は、虚実入り交じった物 言いをする人。単純には信じられない」と語った。
 一方、球団の反応はこうだ。元同僚が本紙を含めたマスコミ各社に告白している内容につ いて、幹部の1人は「当然、把握はしていないし、薬物常習者だった人間の言葉をうのみにするのもどうか」と疑いの目を向けており「現時点で当時の資料を再 検証したり、再調査を行うことは考えていない」としている。

東スポWeb 2月12日 清原容疑者「名球会」「巨人OB会」除名なし!
日本プロ野球名球会(山本浩二理事長)の会員でもある。復帰する場はあるのかないのか。名球会副理事長の柴田勲氏に聞いた。
「除名ということにはならないと思います。これまでにも自主的に(名球会の活動に)参加しないという期間があった人はいたし、野球教室などの活動を自粛するということはあるかもしれない。ただ、こちらから『除名だ』というケースはありません」
 一方、柴田氏は巨人OB会の会長でもあるが「そういえば巨人のOB会で清原の顔を見た記憶がないんだけど…。ちゃんと(OB会総会の)案内状は送っていますよ。こちらも除名にしたわけではないし、これからも除名にはしません」とした。
 野球教室は自粛せざるを得ないが、何らかの形での社会貢献活動はできるはず。球界で更生するチャンスは、わずかながら残されているということか。
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先には野球賭博問題も巨人で発生した。これまでも数々の汚点やスキャンダルもみな巨大な読売資本を背景に、自らに不都合なことをみんなねじ伏せてきた。単にねじ伏せるだけでなく、ドラフト制度、FA制度、プロアマ交流など、プロ野球や野球界全体にかかわる問題を読売新聞に都合のいい方向にしかしてこなかった。記憶に残るのは、度rタフト制度の隙間を衝いた「江川の空白の一日」問題を利用しての強引な江川獲得問題の時には、一挙に世論から見放された。読売新聞は相当部数減に陥ったといわれている。
 しかし、野球賭博に次いで今度は覚せい剤汚染しかも現役時代のチーム内でやられていたとの証言なのだ。事実かどうかの調査すらしないというのはあまりにも世論をなめていはいないか。メディア操作だけでなく、警察・検察関係まで含めて権力構造に近く、それでいて裏社会に近いワタツネと読売資本ならばすべて抑え込めるとの魂胆なのだろうか。
 清原の使用容疑での再逮捕から入手ルートの解明で暴力団資金源との関係や、野球界やスポーツ界芸能界の薬剤汚染などとの全容解明が待たれるが、当該球団やOB会や名球会まで「除名もなし」というような対応では、望むべきもなくまた日本の暗部が活躍する社会がしっかりと生きていることの証明になるだけだろうか。