「あれか、これか」 | EVIL LIVE

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読書の春夏秋冬

著:野口真人

 

正式名称は『あれか、これか 「本当の値打ち」を見抜くファイナンス理論入門』

最初の方は、なかなか良いかな、と思ったけど中盤からはびみょ~

 

Amazonレビューも何か信者感あるのは何故でしょうね?

 

ちょっとナナメ読みでも引っ掛かった(気になった)例えがありまして

たとえば、ハイリスク株Aとローリスク株Bがあるとしよう。100万円をAに投資すれば最高30%のリターンが望めるが、最悪の場合マイナスもある。Bはリスクは低いが最高でも15%のリターンしか期待できない。

って、文章(原文ママ)があるんですが、なんだろう…自分が頭良いと思ってないけど、良くなりたいとは思っているので読解力が無いのを認めたくは無いのですが、A,Bとも現物株だとして、「Bはリスクは低いが」って、計算式を全く使ってない本なら見逃すけど、ちょいちょい計算式載せている本が、「リスクは低いが」だけでリスク解説されても、せめて国債レベルのリスクなのか、でもローリスク「株」って言っているので株式ではあるんでしょうけど。

ちょいちょいインテリは(例えを)端折る感じがあるわぁ

まぁ、「それくらいそっちで判断してくれ」っていうと思いますが(※)

とまぁ、書いたうえで青の文章の続きを書くと

「だったら安全な方がいい」と言いたくなるが、実は両者の「期待リターン」がともに同じ10%だったらどうだろうか?つまり、確率論的にはどちらに書けても期待される収益が等しいのだ。

ってことを書きたかったんでしょうけど、この段落のもういっちょの別の例も腑に落ちない。

ざっくり略すと「調子いいと100点、悪いと40点をとるA君とどんな時も70点近辺の成績を取るB君、どちらの学生を優秀だと判断しますか?」っていうのも気になるw

例えば、クラス平均90点の時に40点取ってたら優秀じゃないと思うし、逆に平均40点の時に100点取っていれば凄い優秀だと思う、なんか過不足ない例えが欲しいわw

モヤるw

 

モヤらない入門書もあるんで、その辺は多分、著者との相性でしょうね。

今後も合わないと思ったら読むの止めるか超ナナメ読みしようっとw

 

※私みたいな頭のよろしくない人間が頭の良い人間のように振舞うというかあまり解ってないのに分かった気になるのが一番、危険な気がします。

見栄を張るのを否定するわけではないですが、たまに致命的になる気がします。

とまぁ、知らないから知りたいってのと解らないから詳しく的な感じで聞くと、嫌がる人が居るのも分かるw

「(もしかして)頭良いですね」、「よく勉強されてますね」とか所謂お店の人に言われるけど半分くらい嫌味で言ってるんだろうなぁ…って思うのでしたw

 

以下、たらたら

 

ふと思ったんですが、対立軸を無駄に立てるのちょいちょいあるなぁ、と。

結構、対立構造好きなんでしょうね、人間は。

きのこの山・たけのこの里論争とか、あれは遊びだと思ってますけど、本気のように振舞うのは良いですけど本気でやっているなら引くw

どっちが好き?って聞かれた場合100%「きのこの山」って答えますけど、「はぁ?ありえないんだけど」って言われた場合、余裕があれば「(着火するの)早くない?w」って笑ってしまうし、余裕が無ければ「そーゆーのいい(いらない)です」or「いま、そんな気分じゃない」って答えてしまうわ。

 

・テレビで私がストックしているもの(食材)が特集されていて若干叫んだw

ほんと、やめて。

マジで棚から消えるし、飽きられるまで品薄になるし、買える頃になると(回転率をエゲつなく高めたせいか)質が悪くなっているんでホントつらいorz

 

・ブランドもの…って訳じゃないんですけど、「安物買いの銭失い」って言葉があるんでそれになるくらいならブランドモノ選択でも良いんじゃないかな、って思うのです。

使うものは特に。

メガネとか自転車とか、正直、1万くらい…1万もしないモノもあるだろうけど、流石に持ちが悪い…長持ちしないです。

かといって、何十万ってのを選ぶ必要はないでしょうけど。

実用品としての高価なものと装飾品としての高価なものと多分、同じ商品でも性質が異なる気がします。

腕時計なんかまさにそれかな…

男性の装飾具が(着る物を除けば)靴か腕時計くらいだから仕方ないかもですが。

と、今回の本で書かれていたヒト>モノ>カネからしたらモノに走る(借金で走るのは論外だけど)のは、まぁ、別に、と。

あー高級価格帯の車とか腕時計の好きな人は、それはそれで一種才能な気がしますw

堂本光一とかフェラーリ好きで何台も変えているけど、売るとき値段が下がらないor上がる場合もあるとか、その辺りの目利き?とかは持ってないので純粋にすごいと思ったのでした。

まず高級価格帯の車が好きっていうのがすごい。

見た目より、まず使う事を考えるから「乗りにくそう」とか「どこでそのパワー使うの?」とかの思いが強すぎるw

それを凌駕した好きっていうパワーがあるひと、ホント凄い。

 

ぽわり。