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とある中3の平成名曲ブログ〜だけど内容がかたよってる〜

平成のJ-POP,珠理奈、AKBなど様々。

中3のよくわからないブログ。 

第37回日本レコード大賞受賞曲
Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~  trf

「Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~」(オーバーナイト・センセーション じだいはあなたにゆだねてる)は、trfの10枚目のシングル。1995年3月8日発売。前月に発売された「masquerade」に続き3ヶ月連続リリース第3弾の曲で、ホンダライブDioのコマーシャルソングのタイアップ付きで本人たちが同CMにも出演している。また小室哲哉・trf双方の要望が取り入れられた曲である。プロデューサーである小室によれば、ソウルミュージック・ディスコの全盛期であった「1970年代を意識して作った曲」であり、いわゆるソウルミュージックの中にあるソウルクラシックなどを取り入れた曲である。「trfコーク・イントゥ・ザ・グルーヴ」の人気曲投票で4位となった。日本テレビ系の音楽番組「速報!歌の大辞テン」でコメント出演の際にはDJ KOOが「trfの楽曲の中でも1番歌った曲」と語っている。trfのシングルは「survival dAnce ~no no cry more~」から本作までオリコンの集計で5作連続ミリオンセラーを記録している。コンピレーション・アルバムとして発売された『TK MILLION WORKS』にも収録された。1995年8月19日公開の東映・フジテレビジョン共同制作によるぼくたちの映画シリーズ第1弾『花より男子』では主題歌(エンディングテーマ)に起用され、実際にtrfが出演、歌唱している。また1995年12月31日の第37回日本レコード大賞では、この曲で大賞を受賞し、エイベックス初のレコード大賞受賞に輝いている。それを記念して専用のケース付きテレホンカードが作られた。後に地球ゴージャスの岸谷五朗と寺脇康文がYU-KIとの合唱の形でカバーし、「Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~ -meets Goro Kishitani & Yasufumi Terawaki-」のタイトルでTRFのアルバム『Lif-e-Motions』に収録された。
ズルい女  シャ乱Q

「ズルい女」(ズルいおんな)は、シャ乱Qの7作目のシングル。1995年5月3日に発売。シャ乱Q最大のヒット曲。オリコン初登場は9位で、2週後に16位まで落ちるが再びベスト10入りし、発売から約2ヶ月後の7月10日付のオリコンで最高位2位を記録した(このときの1位は岡本真夜の『TOMORROW』)。はたけがクラリネットを演奏している。第46回NHK紅白歌合戦でも歌われ、その時はたいせーが空中に吊るされたまま一回転するなどした。つんく曰く、「大もうけをしたきっかけはこの時から」とのこと。後に、ココナッツ娘。が英語でカバーし(1999年8月25日リリースの『DANCE & CHANCE』のカップリング)、2001年にはチビつんくもデビュー曲としてカバーしている。2010年にはmisonoがカバーした(『カバALBUM2』収録)。2010年放送のダイハツのCM(エコカー補助金「おわり」篇)で、つんく♂がCMのためだけに歌った「ズルい女」スローバラードバージョンが使用された。また、1993年9月にまで半年間放送されていた、伝説のコント番組「とぶくすり」の最終回につんく・たいせいが登場し、ズルい女を披露。その際、「今日で番組は打ち切りとなりました」という発表があった。この模様はとぶくすりDVDに収録されている。

突然  FIELD OF VIEW

『突然』(とつぜん)はFIELD OF VIEWの1995年7月24日発売の2枚目のシングル。初登場2位を獲得し、FIELD OF VIEWの楽曲では唯一のミリオンセラーとなった最大のヒット曲。ポカリスエットのCMソング。同CMソングとしてもZARDの揺れる想いに次ぐヒットを記録した。
ジャケット写真は乃木坂近くの遊歩道で撮影された。初めて正式にビデオクリップが製作され、バックに「突然」のジャケットなどを貼り付けた、狭く黄色と赤色の照明が照らされているスタジオの中で、当時のメンバー全員が黒いスーツを着用し、バンド演奏しながら曲を歌う様子を、フィルム撮影の部分も加えながら収録したものを使用している。
ゆずれない願い  田村直美

「ゆずれない願い( - ねが - )」は、田村直美の1994年11月9日発売のシングル。1994年11月9日発売。ytvが放送していたテレビアニメ『魔法騎士レイアース』のオープニングテーマ。120万枚を超える売上を記録し、田村の代表的楽曲となり、1995年のNHK紅白歌合戦にもこの曲で出場した。オリコンシングルチャートでは初登場9位となり、3週目から9週連続のチャートベスト10入りを果たした。また、1995年の年間CDシングル売上ランキング31位にランクインした。また、家庭用pop'n music14 FEVER!には、本人歌唱によるアレンジバージョンが収録されている。なお、この曲のアンサーソングとして、2008年に『Hello again』(アルバム『Rockfield willow』に収録)が制作されている。また、同年にはコンピレーションアルバム『エターナル』にも収録されている。

MAICCA~まいっか   EAST END×YURI 

MAICCA~まいっかは、EAST END×YURIの2枚目のシングル。1995年2月13日発売。デビュー曲であるDA.YO.NEと共にEAST END×YURIの代表作である。ミリオンセラーを記録。オリコン調べでは、自身最大のセールスを記録した。尚、デビューからの2曲連続のミリオンセラーは、1968年にオリコンシングルチャートが集計されるようになり、日本の音楽動向の指標となって以降、初のことであった。
Feel Like dance  globe

Feel Like dance(フィール・ライク・ダンス)は、globeの1995年8月9日発売のデビューシングル。オリコン初登場6位ながら、デビュー曲にして100万枚近く売り上げる。
TBS「学校へ行こう!」の「B-RAPハイスクール」の軟式globeが、一時期この曲を使用していたことがある。2007年、AAAによって、『CCC-CHALLENGE COVER COLLECTION-』の収録曲としてカバーされた。『秘密のケンミンSHOW』のコーナー『辞令は突然に… 大分編前編』(2010年10月14日放送分、及び再放送の2011年3月17日放送分)で使用された。

TRY ME ~私を信じて~  安室奈美恵 with スーパーモンキーズ

『TRY ME ~私を信じて~』(トライ・ミー わたしをしんじて)は、安室奈美恵 with スーパーモンキーズの5枚目のシングル。1995年1月25日発売。MAX松浦プロデュース、DAVE RODGERSサウンドプロデュースによるユーロビート路線第1弾。「TRY ME ~私を信じて~」はLOLITAの「TRY ME」のカバー。「MEMORIES ~明日のために~」はNORMA SHEFFIELDの「MEMORIES」のカバー。「MEMORIES ~明日のために~ (EXTENDED VERSION)」、「TRY ME ~私を信じて~ (B4 ZA BEAT MIX)」が存在し、これらがフルコーラスで聞けるのは現時点ではアナログ盤のみである。なお、1コーラスではあるが、『SUPER EUROBEAT VOL.150』のディスク2に「TRY ME ~私を信じて~ (B4 ZA BEAT MIX)」が収録されている。オリコンのシングルチャートでは、1995年2月6日付で初登場49位。しかしその後じわじわと上昇し、3月27日付で10位にランクイン。4月17日付で最高位8位まで登りつめ、トップ100以内に25週にも渡ってランクインする大ヒットとなった。累計出荷枚数は75万枚。95'「ミナミ」CMソング。

Over Drive  JUDY AND MARY  

Over Drive(オーヴァー・ドライヴ)は、JUDY AND MARYの1995年6月19日発売の7枚目のシングル。JUDY AND MARYにとって初めてオリコンのTOP10入り(4位)を果たした曲。当初YUKIは「バギーバギー」というタイトルにしたかったという。 発売当時はトヨタ・カローラツーリングワゴンのCMソングとして起用された。また、2001年には『第21回全国高等学校クイズ選手権』(日本テレビ系列)のエンディングテーマとして、2006年には日清食品「野菜スープヌードル」のCMソングとしても使用された。プロモーションビデオの中では、メンバー全員が白いオーバーオールを着ている。この際、男性メンバーは全員、上半身裸の状態でオーバーオールを着ている。一方、YUKIは豹柄のビキニの上にオーバーオールを着ており、前のポケットに人形を入れていた。歌番組やコンサートでもこの格好で伴奏していた(YUKIはビキニの代わりに豹柄のタンクトップを着ることもあった)。
年間第一位
LOVE LOVE LOVE DREAMS COME TRUE


「LOVE LOVE LOVE/嵐が来る」(ラヴ・ラヴ・ラヴ/あらしがくる)は、DREAMS COME TRUEの18枚目のシングル。1995年7月24日発売。TBS系ドラマ『愛していると言ってくれ』主題歌。
DREAMS COME TRUEのシングル作品では最大のセールスを記録している。またアルバム『DELICIOUS』と共に同年のオリコン年間チャート第1位を獲得した。2曲とも後に8thアルバム『LOVE UNLIMITED∞』に収録され、「嵐が来る」は「嵐が来る ~ALBUM VERSION~」として、「LOVE LOVE LOVE」は表示はないもののシングルとは別バージョンで収録されている。『愛していると言ってくれ オリジナル・サウンドトラック』には主人公のテーマ曲として制作され収録されている。コンサートツアー『POWER PLANT SPECIAL TOUR 2004 ウラワン??!』の際、本作の原曲は中村がデビュー前に作詞作曲した「ホワイトデー」という曲であったことが明かされた。英語版がホンダ・オデッセイのCMソングとして使用され、ベスト・アルバム『LOVE OVERFLOWS -ASIAN EDITION-』、および2008年10月29日発売のコンピレーション・アルバム『.LOVE』に収録された。ミュージックビデオが制作され、『LOVE UNLIMITED∞』のCD-EXTRA、20周年アニバーサリー・ブック&DVDセット『DO YOU REMEMBER 20 YEARS WITH DREAMS COME TRUE?』に収録された。ジャケット写真は篠山紀信が担当。

WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント  H Jungle with t

『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント』(ウォウ・ウォー・トゥナイト ときにはおこせよムーヴメント)は、日本の音楽ユニットであるH Jungle with tの1枚目のシングル。1995年3月15日にリリースされた。お笑いコンビであるダウンタウンの浜田雅功と、globeメンバーで音楽プロデューサーである小室哲哉のコラボレーションによって制作された作品である。フジテレビ系『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』テーマソング。この曲が完成した瞬間、小室は大ヒットを確信したという。初回出荷枚数は当初30万枚の予定であったが、問い合わせが殺到したため70万枚に変更。数日後には出荷枚数が100万枚を突破した。浜田、小室、DJ KOO(TRF)の3人で第46回NHK紅白歌合戦にも出場した。また、LOVE LOVEあいしてるの特番やカウントダウンオールヒット(1999年)でも披露されている。2000年以降歌うことはなかったが、リンカーンの番組内で、堀北真希のリクエストによりカラオケで披露された。オリコンチャート7週連続1位を獲得。COUNT DOWN TVでも7週連続1位で、1位獲得週歴代1位となっている。この曲のリミックスアルバムも発売されており、ここには2 Million Mixの最後がフェードアウトしないバージョンも収録されている。曲の合間にあるBUSAIKU HAMADA(ブサイク浜田)と最後の語りはダウンタウンの松本が、曲の合間にあるラップはマーク・パンサーがそれぞれ担当している。ジャングルという音楽のジャンルにおいては世界で一番売れたCDとされている。小室はこの曲の歌詞について「寝る暇もない浜田のことを思って書き出したが、浜松町で働くサラリーマンを見ているうちに応援歌になった」と自身のTwitterで語っている。2012年4月8日に吉本興業創業100周年イベント「伝説の一日」が開催され、浜田は久しぶりにこの曲を歌った。

HELLO 福山雅治


「HELLO」(ハロー)は、福山雅治の10枚目のシングル。1995年2月6日発売。10枚目のシングルとして、福山26歳の誕生日である2月6日に発売された。前作『IT'S ONLY LOVE』に続き、オリコンでは初登場1位を獲得し、初動・累計の両方の売上枚数で自己最高を記録した。オリコン、日本レコード協会の集計では共にミリオンセラーとなっており、15thシングル『桜坂』に次ぐ2番目のヒット曲となっている。今作品から12cmシングルの形態で発売されている。オリコンの集計で12cmシングルでミリオンヒットを記録したのは、本作が初である(日本レコード協会では、B'zのミニアルバム『BAD COMMUNICATION』をシングルとみなしているため、こちらが12cmシングル初のミリオンセラーとなる)。ジャケット写真は写真家・植田正治撮影によるものである。この時の出会いをきっかけに、福山は植田と交流を深めていくことになる。イントロのアコースティック・ギターによる旋律が印象的で、自身のラジオ番組内で練習曲として勧めたこともある。 この曲で「ミュージックステーション」に出演した時にスタッフから「本番はカメラ目線で笑顔を見せてほしい」と頼まれたエピソードもある。実際、当時のMステではこの曲の最後にカメラ目線で笑顔を見せている。 オリジナルアルバム未収録。フジテレビ系ドラマ「最高の片想い」主題歌。
シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~     Mr.Children

「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」(- ゆうかんなこいのうた)は、Mr.Childrenの9枚目のシングル。1995年8月10日に発売。前作から3ヶ月ぶりのシングル。ジャケットには簡素な猿のイラストと田原の字でタイトルが書かれている。桜井はジャケットに猿の絵を使った理由を「映画(『【es】 Mr.Children in FILM』)も一件落着して新たな気持ちでリスタート、猿の気持ちでリスタート」と語っている。Mr.Childrenでは2週目の売り上げが最も高く一番安定した売上推移だったシングルで、Mr.Childrenでは最高記録(合算週を含んでいない)のオリコンチャート3週連続1位を獲得した。オリコン集計におけるノンタイアップシングル売上歴代1位である。また、3週目の1位獲得と同時にオリコン集計によるシングル総売上が1000万枚を突破し、当時の史上最速記録となるメジャーデビューから約3年4ヶ月での達成となった。本作で発生する「CD売上金」や「印税」は全て阪神・淡路大震災の義捐金に充てられた。PVをはじめ、曲自体もエルヴィス・コステロを意識した部分がある。 これまでのシングル曲では小林がイントロや間奏などをアドバイスしながら共同で進めることが多かったが、この曲は小林が関わる前に桜井のデモ作成の段階で全体の曲構成をほぼ仕上げていた。この曲のストリングスは生ではなく小林によるシンセのものである。 PVでは桜井がサーファーになり他メンバーは猿になるというもので、メンバーがジェットコースターに乗って絶叫している場面が登場する。フジテレビ系「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに初出演した際も同じ格好で登場した。 「ライブで盛り上がる曲」というコンセプトで制作されたが、桜井曰く「歌詞が何を言っているのかよく分からないから歌うのが恥ずかしい」という理由から実際のライブではめったに演奏されることはなく、同年に行われた初のスタジアムツアー「-Hounen Mansaku- 夏祭り 1995 [空ku:]」以降はほとんど演奏されなくなった。その後、2007年にライブツアー「Mr.Children "HOME" TOUR 2007 -in the field-」で約10年ぶりに演奏された。

Hello, Again ~昔からある場所~  MY LITTLE LOVER


「Hello, Again ~昔からある場所~」(ハロー・アゲイン むかしからあるばしょ)は、MY LITTLE LOVERの3枚目のシングル。1995年8月21日発売。前作「白いカイト」から約1ヶ月という早いペースで発売された。同年12月に発売された1枚目のアルバム『evergreen』以降、プロデューサーの小林武史がメンバーとして参加しているため、本作がakkoと藤井謙二という2人体制での最後の作品となる。2011年現在MY LITTLE LOVER最大のヒット曲となっており、トイズファクトリーから発売されたシングルとしても、同社歴代4位の売上である(1位から3位まではMr.Childrenの曲)。発売週のオリコンシングルチャートで2位を記録した後、毎週10万枚以上の売上を維持し、登場4週目にはグループ初の同チャート1位を獲得するに至った。翌週も更に週間売上を伸ばし2週連続で1位を獲得している。既にロングヒットの態勢に入っていたデビューシングル「Man & Woman」、発売時売り上げの少なかった「白いカイト」も、本作のヒットでロングヒットとなった。一応、初のタイアップ曲として日本テレビ系ドラマ『終らない夏』の主題歌にも起用されていたが、ドラマそのものは諸般の事情で再放送・ソフト化ができない状況にあるため、今後も観ることは困難を極める。この理由から、実質的なテーマソングとしての地位は残していない。制作当初、藤井が単独で書き上げた時点ではサビ後半のフレーズは存在せず、「遠い昔からある場所」の部分で幕を閉じることになっていたが、小林がそれをベースとして手を加え、完成形に至った(『ALICE IN WONDERLAND』より)。

TOMORROW  岡本真夜

「TOMORROW」(トゥモロー)は、1995年5月10日に発売された岡本真夜のデビューシングル。TBS系ドラマ『セカンド・チャンス』主題歌。デビュー作ながら大型タイアップの効果もあり、オリコンシングルチャートでは登場8週目で週間1位を獲得。なお、2012年6月現在、このシングルが岡本にとって唯一の同チャート1位獲得曲となっている。毎日放送のドラマ「パンダが町にやってくる」(2008/12/1放送)出演後のインタビューで「故郷の友達を励ますために書いた曲」と語っている。オリコン集計の累計売上げが、約177万枚まで伸び、出荷枚数は200万枚を突破する売上を記録した。シングル・アルバム含め自身最大のセールスにもなった。岡本はこの曲で『第46回NHK紅白歌合戦』に初出場して、テレビデビューを果たした。1996年には第68回選抜高等学校野球大会入場行進曲に選ばれた。2003年には映画『ベースボールキッズ』の挿入歌として使用された。2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』出場者選考アンケート「スキウタ」にもランクインした。2003年発売のベストアルバム「もう一度あの頃の空を」にはAcoustic versionが収録されている。中国語でカバーした吳佩慈の「閃著淚光的決定」も大ヒットした。井筒和幸が監督した映画『のど自慢』(1999年)では、室井滋が演ずる演歌歌手が『NHKのど自慢』の本番でこの歌を歌い、合格の鐘を受けている。また、映画の中でCDシングルのジャケット写真が写るシーンがある。2012年発売のアルバム「Tomorrow」には、東北地方太平洋沖地震(cf. 東日本大震災)の後に発生した福島第一原子力発電所事故により、村外への避難を余儀なくされた福島県 飯舘村の子供たちを招いて2011年(平成23年)12月25日に同県川俣町で行なわれた、「飯舘村 卒業・卒園式イベント」の参加者約600名によるコーラスが冒頭部に収められている。本曲のリリース当時、メロディーラインが大正時代の流行歌である「パイノパイノパイ」に似ていたことから(偶然か意図的かは不明であるが)、NHKテレビの『ライバル日本史』で「パイノパイノパイ」及び作詞者の添田さつきをとりあげた際、本曲がネタ振りとして使われた。また、本曲の大ヒットのおかげで「パイノパイノパイ」も再評価されるという副産物も生まれた。また、同時期に放送された日本テレビの『THE夜もヒッパレ』では、本曲の曲調にアレンジされた「パイノパイノパイ」を、同曲を歌い継いでいるなぎら健壱と番組レギュラーのグッチ裕三が歌った。
LOVE PHANTOM  B'z

『LOVE PHANTOM』(ラヴ・ファントム)は、B'zの1995年10月11日発売の18作目のシングル。8thアルバム『LOOSE』の先行シングルだが初動売上は当時の歴代1位(現在は歴代6位)となる約95万枚を記録し、発売から僅か2週間でミリオンセラーとなった。1995年に年間シングルチャートで10位を獲得し、1991年から5年連続でトップ10入りを果たした(こちらも当時の歴代1位)。発売が10月であったため翌1996年に跨ってチャートインした。 B'zのシングルでは「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」に次いで2番目の売上を記録しており、B'zの代表作の1つである。この曲でCHAGE&ASKAのシングル総合売上最多枚数を抜き総売上約1650万枚となる。このシングルからB'zロゴマークが現在使用されているデザインに変更される。このシングルとアルバム『LOOSE』、次シングル「ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~/MOVE」はロゴの下「TAK MATSUMOTO」・「KOHSHI INABA」と表記されている。その後、次々シングル「Real Thing Shakes」よりメンバー名表記が無くなり、現在のロゴになった。さらにその後1999年発売の「ギリギリchop」から2003年発売の「野性のENERGY」まではデザインの違うロゴを使用していたが、2004年発売の「BANZAI」より再びこのシングルのロゴが使用されるようになった。数あるB'zロゴの中でこのシングルのロゴがもっとも使用期間が長い。ジャケットから「BE THERE」より続いたタイアップ表示が無くなり、シールで保護フィルムに貼る方式に変更された。また、Rooms RECORDS(現在のVERMILLION RECORDS)より発売されたそれまでのシングルのジャケットにもタイアップ表示が消えた。しかし、「BE THERE」から「裸足の女神」までが12cm化で再発売された時、曲名が表記されたシールにタイアップ表示が復活した。オーケストラによる約1分20秒のイントロから始まる。 初披露は1995年のライブツアー「B'z LIVE-GYM Pleasure '95 BUZZ!!」。同ライブツアーにおいて稲葉がバンパイアの扮装をし、高さ数十メートルのセットの高台からダイブするという演出用に制作された楽曲。 PVは会場で流された「イタリアバージョン」、ライブの模様を収めた「ライブバージョン」、「イタリアバージョン」とライブ映像を組み合わせたものの3種類が存在する。 使用ギターはYAMAHA MG-M CUSTOM Black Burst(松本孝弘モデル、公式サイトではMGM-IIと紹介されている)。これは長年使用され数タイプあったヤマハ松本モデルの最終形とも言えるギターであり、ヤマハMG-Mとしてシングルでメイン・フィーチャリングされた最後の曲になる。 発売前にテレビ朝日系『ミュージックステーション』でこの曲が披露された。なお、当番組で2回目の演奏時にはストリングスのイントロをカットし、代わりに「spirit loose」をイントロに使用した。その際ドラムを務めたのが黒瀬蛙一であり、この時に抜擢されたのがきっかけで『Brotherhood』のレコーディングに参加することになった。 上記のようにライブのために書き下ろした曲だったため松本によると当初はシングルにするつもりは全くなく、この曲について当時の会報では「(演出用だったので)メロディが2つしか出てこない簡単な曲」と評している。 ライブの定番曲で演奏される際はレーザー光線がよく使用されるが、上記のようにストリングスのイントロをカットすることがある。 シングルA面曲では初めてタイトルがボーカルの歌詞に登場しない曲である(ただしイントロのラップで曲名は登場)。 NHKのスキウタでは62位にランクインした。

CRAZY GONNA CRAZY  trf

「CRAZY GONNA CRAZY」(クレイジー・ゴナ・クレイジー)は、1995年1月1日に発売されたtrfの8枚目のシングル。現時点でTRFで最も売れたシングルであり、まさにtrfの人気絶頂期の曲である。3ヶ月連続リリースの第1弾となった曲。テレビドラマ「我慢できない!」(関西テレビ)の主題歌。作曲者の小室哲哉は「製作段階ではジャングル風の曲調にする予定だった」と語っている。

KNOCKIN' ON YOUR DOOR  L⇔R 

「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」(ノッキン・オン・ユア・ドア)は、L⇔Rの7枚目のシングル。1995年5月3日にリリースされた。フジテレビ系ドラマ『僕らに愛を!』の主題歌。前作のスマッシュヒットに加え、タイアップの効果もあり、オリコン集計でミリオンセラーを達成。L⇔R最大のヒット曲となった。『僕らに愛を!』制作以前に、「REMEMBER」を聴いてバンドの存在を知っていたプロデューサーから主題歌の依頼があった。その後ドラマ用に曲を仕上げたが、「もっと、アタマからガツン!とくるような曲にしてくれ」というプロデューサーからの希望があり、それを受けてメンバーの黒沢健一が「アタマからガツン、ガツンということなら、叩くような感じの歌詞と曲に仕上げてみよう」と考え付き、「KNOCKIN'」の歌詞とタイトルがついた。実際、楽曲はドアをノックするような音のイントロではじまる。この曲でバンド初のオリコンシングルチャート初登場1位を獲得。同チャートの1位は前週まで、H Jungle with tの「WOW WAR TONIGHT ~‎時には起こせよムーヴメント」であり、それまで7週連続1位を記録していた。その為、後にフジテレビ系音楽番組『TK MUSIC CLAMP』にて黒沢と小室哲哉と対談した際、小室は「H Jungleの8週連続1位記録を止めたのがL⇔Rということで、ここらへんスタッフみんな、それが引っ掛かっているんですよ」と語っていた。
Tomorrow never knows Mr.Children

「Tomorrow never knows」(トゥモロー ネヴァー ノウズ)は、Mr.Childrenの6枚目のシングル。1994年11月10日に発売。前作「innocent world」から約5ヶ月ぶりのシングル。アルバム『Atomic Heart』がロングヒットを記録している最中に発売された。初動売上は前作を大幅に上回り、発売から3週目で累計売上が100万枚を突破して3作連続でミリオンセラーを達成、最終的な累計売上は約276.6万枚でMr.Childrenのシングルでは最大のヒット作となった。累計売上では同年発売の「LOVE LOVE LOVE」(DREAMS COME TRUE)より多いが年間1位は獲得していない。これは当時のオリコン年間チャートが12月 - 該当年11月までの集計であったため、発売日と集計期間の関係で1994年度(22位)と95年度(4位)にまたがってチャートインしたためである。本作と「innocent world」の大ヒットによって過去の作品が再びチャートにランクインする等の大きな相乗効果が生まれた。
「Tomorrow never knows」はオリジナルのシングルバージョンとアルバム収録の『remix』バージョンの2種類が存在する。シングルバージョンは当時のシングル製作スケジュールの都合上メンバー全体のセッションが非常に困難だったため、ドラム等の楽器類が打ち込みになっているが、remixバージョンは純粋なリミックス(再編集)だけではなく、シングルバージョンの打ち込み内容を忠実に生演奏したものに差し替えたリミックスとリメイクの中間にあたる。このバージョンは『BOLERO』に収録されたのでアルバムバージョンとも呼ばれる。基本的なアレンジ自体は両曲ともほぼ同じように構成されている。

『BOLERO』とベストアルバム『Mr.Children 1992-1995』にはremixバージョンが収録されており、シングルバージョンが収録されているのは本作と日本では入手困難のベストアルバム『LAND IN ASIA』の2作のみ。桜井は『BOLERO』リリース時のインタビューで「この曲はここ(アルバムの最終曲)に入れるしか収まりがつかなかった。まぁボーナストラックとでも思ってください」「これが答えか?と聞かれると、それはちょっと…」と述べている。

フジテレビ系ドラマ『若者のすべて』主題歌。 タイトルはザ・ビートルズの同名曲からとられた。 PVは全て海外で撮影されており、最後の大サビの部分はオーストラリアのグレートオーシャン・ロードの断崖絶壁でヘリコプターを使って撮影された。 当初の仮タイトルは「明日への架橋」だったが、ライブツアー先の名古屋で生まれた曲であったことや、前作までの連続ヒットやドラマタイアップなどで発売前から大ヒット必至と言われていたこともあり、「これは金になるぞ」と言われたことから「金のしゃちほこ」という案もあったと、桜井がうたばんで語っていた。 歌詞の一部は桜井が東京都練馬区の石神井公園をジョギングをしている時に思いついたというエピソードがあり、作曲にあたって桜井の考えたAメロと小林の考えたコード進行が偶然にも一致し、その勢いもあって30分ほどで曲のほとんどを作り上げた。小林はアレンジやコード進行に関して「Time after time」(シンディ・ローパー)を参考にしたと語っている。



SPY 槇原敬之

『SPY』(スパイ)は、1994年8月25日に発売された槇原敬之の12枚目のシングル。『No.1』以来、約1年ぶりにオリコンシングルチャートで首位を獲得。TBS系ドラマ『男嫌い』の主題歌に起用された。
君だけを見ていた To Be Continued

『君だけを見ていた』(きみだけをみていた)は、To Be Continuedの9枚目のシングルである。1994年3月21日発売。ドラマ「もしも願いが叶うなら」の挿入歌。
ア・ブラ・カダ・ブラ  米米CLUB

ア・ブラ・カダ・ブラ (あぶらかだぶら)は米米CLUBの17枚目のシングル。1994年3月25日発売。1993年の11月から1994年の2月まで行われたコンサートツアー「SHARISHARISM THETA」終了後に発売された、1994年の第一弾シングル。この楽曲そのものは「THETA」ツアーで初披露されたものであり、プロモーションビデオも「THETA」ツアーのワンシーンから引用したものである。そして、同年に開催されたフジテレビ主催のイベント「LIVE UFO」の'94年度イメージキャラクターに米米CLUBが、イメージソングに「ア・ブラ~」が起用(また、コーセールシェリCMソングでもある)、さらにはフジテレビがメインスポンサーとして主催したサーカスイベント「サルティンバンコ」のイメージソングにカップリングの「今夜はフル回転」が起用された。関東地区のチャンネル数が「8」であるフジテレビに対し、「8」にこだわる米米は「フジっ子」として数パターンもあるイベント告知CMに出演、「LIVE UFO」の一環として、イベントを行っていた代々木公園の構内にある国立代々木競技場第一体育館でコンサートツアー「SHARISHARISM IOTA」の東京公演を行った。ちなみに、コンサートのセットは「THETA」ツアーを一部手直ししたもので、衣装は前述の「サルティンバンコ」を意識したデザインとなった。このコンサートは東名阪ツアーとして開催され、大阪では大阪城ホール、愛知では名古屋レインボーホールで行われた。このシングルはオリコンシングルチャート初登場2位を記録し、米米にとっては「君がいるだけで/愛してる」以来久々の50万枚を超えるヒットシングルとなり、後年のライブの定番ナンバーとなった。2006年には米米再結成プロジェクトの第一弾としてHOME MADE 家族のヒット曲「アイコトバ」とのマッシュアップ曲「アイコトバはア・ブラ・カダ・ブラ」を制作。この楽曲はトヨタ・bBのCMソングに起用された。

Get Along Together-愛を贈りたいから- 山根康広

『Get Along Together』(ゲット・アロング・トゥゲザー)は、山根康広のデビュー及び2枚目のシングルである。結婚する友人のために1週間で書き上げ、1993年1月21日にデビューシングルとしてリリース。オリコン最高12位。同年9月6日にリメイク版「Get Along Together-愛を贈りたいから-」を2ndシングルとしてリリースしロングヒットを記録。オリコン最高5位。第26回日本有線大賞最優秀新人賞、第35回日本レコード大賞最優秀新人賞受賞。この曲で翌1994年の第45回NHK紅白歌合戦に出場した。

LOVE YOU ONLY TOKIO

「LOVE YOU ONLY」(ラブ・ユー・オンリー)は、TOKIOの1994年9月21日発売のデビューシングル。TOKIOのデビューシングルにして、TOKIOのシングルとしては最高売上枚数を記録した。この作品で1994年の『第45回NHK紅白歌合戦』に出場した。デビューからわずか3ヵ月と10日の快挙で、当時の最速出場記録であった(その後、WaTが記録を塗り替えた)。なお、TOKIOは初出場した1994年以来、2011年現在、17年連続で出場している。また、L'Arc~en~CielのライヴDVD『heavenly ~films~』には、当時のラルクのメンバーがパートチェンジ(ボーカル:tetsu、ギター:hyde、ベース:sakura、ドラム:ken)したTOKIOのコピーバンド「KIOTO」としてこの「LOVE YOU ONLY」をカバーした映像が収録されている(tetsuと城島茂は交友関係がある)。フジテレビ系列アニメ「ツヨシしっかりしなさい」のオープニングテーマ。 ボーカルの長瀬よりベースの山口の声が中心に作られている(ただし、初期の山口は長瀬とのツインボーカル的な扱いでもあった)。 2004年9月にデビュー10周年を迎えるにあたり、「LOVE YOU ONLY」がセルフカバーされ、新バージョンとして10周年記念アルバム『TOK10』に収録された。

君が好きだと叫びたい BAAD

君が好きだと叫びたい(きみがすきだとさけびたい)は、BAADの1993年12月1日発売の3枚目のシングル。アニメ「SLAM DUNK」第1期オープニングテーマ曲。BAAD最大のヒット曲。アニメ「SLAM DUNK」では次回予告ではこの曲のインストが使われ、オープニングテーマ曲が第2期になっても使用された。
接吻 –kiss– ORIGINAL LOVE

接吻 –kiss–(せっぷん –キス–)は、1993年11月10日に発売されたORIGINAL LOVE通算5作目のシングル。<接吻>は日本テレビ系ドラマ「大人のキス」主題歌として制作された。オリジナル・アルバムには未収録で、ベスト・アルバム『SUNNY SIDE OF ORIGINAL LOVE』に最初のサビを省略したアルバム・ヴァージョンで収録され、シングル・ヴァージョンは『変身』と『THE BEST SELECTIONS OF ORIGINAL LOVE』、2枚のベスト・アルバムに収録された。田島貴男によれば自分の作風が定まった曲だとし、“長く甘い口づけを交わす”という一行で「決まった!」と思い、この曲は、歌っていて一度も恥ずかしいと思ったことがないと、2007年10月のインタヴューで答えている。この曲は数多くのシンガーによってカヴァーされたが、その中で中島美嘉のカヴァー・ヴァージョンについては、「美しく歌い上げていただいて本当に嬉しかったですよ。他人が歌って曲として成立するのは、曲書きとしてこれ以上、光栄なことはない」と、同じインタヴューで答えている。<微笑みについて>もオリジナル・アルバムには未収録で、ベスト・アルバム『SUNNY SIDE OF ORIGINAL LOVE』に収録された。東芝EMI在籍時の楽曲をすべて収録したアーティスト非監修のBOXセット『COLOR CHIPS ORIGINAL LOVE LEGEND 1991-1994』には間奏パートでのフルート・ソロがある“Rare Version”が収録されている。両曲とも小松秀行加入、森宣之離籍後のラインアップでレコーディングされた。ジャケットにはテレビ朝日旧本社内で撮影されたバンド・メンバー全員でのショットが使われている。
年間第一位・第36回日本レコード大賞受賞曲
innocent world Mr.Children

「innocent world」(イノセント ワールド)は、Mr.Childrenの5枚目のシングル。1994年6月1日に発売。前作から約7ヶ月ぶりのシングル。前作のロングヒットで知名度を大きく上げた状況での発売となった。シングル・アルバム通じて初のオリコン週間チャート1位を獲得。Mr.Childrenは本作から連続初登場1位記録が続いている。その後2ヶ月足らずで100万枚を突破し、1994年度のオリコン年間シングルチャート1位を獲得。本作のヒットによって過去の作品が再びチャートにランクインするなど大きな相乗効果も生まれた。最終的には193万枚を売り上げ、Mr.Childrenのシングルでは「Tomorrow never knows」「名もなき詩」に次いで3番目に高い累計売上を記録している。1994年の第36回日本レコード大賞で大賞を受賞したが、メンバーはオーストラリアでのPV撮影のために授賞式を欠席するという異例の事態になった。代わりに所属レコード会社トイズファクトリーの代表でアマチュア時代のMr.Childrenを発掘した稲葉貢一が授賞式に出席しトロフィーを受け取った。以降日本レコード大賞に関わることは無かったが、2004年に「Sign」で再び大賞を受賞し、その時はメンバー全員が授賞式に出席した。日本コカ・コーラ「アクエリアス ネオ/アクエリアス イオシス」CMソング。 当初の仮タイトルは「innocent blue」であり、歌詞は「Replay」のようなラブソングに磨きあげる方向で、歌いだしも「少しだけ疲れたなぁ」であった。イントロのメロディーは田原によるものである。 この曲に関して小林は「CROSS ROADは桜井がデモを持ってきたときわりとすぐできたんだけど、この曲はなかなか完成形が想像できず時間のかかった作品だった」と語っている。 恋愛感情よりも客観的な風刺を織り交ぜたメッセージ性の強い最初の楽曲になっており、曲はすぐに完成したが歌詞がなかなか完成しなかった。小林はこの曲がMr.Childrenのターニングポイントになると考え、桜井の作ってきた歌詞に「ありきたりの詞じゃなく、今の桜井だから歌えるものを」「絶望の先に希望を見つけるんだ」など数回ダメ出しをした。桜井は歌詞を悩んでいたが、車の中で思い浮かびすぐに車を止めてメモを取った。「blue」を「world」に変えたのは小林の提案である。 桜井は当時の雑誌インタビューで「innocent world(無垢な世界)がいいな、憧れるな、ではなく、時にはそういうものと別れてしまう場面もあるわけで・・・」という趣旨の発言をしている。 歌詞中には英語表記ではなく「イノセントワールド」になっている。音楽番組では「innocent world」と紹介されるが、主に文献やカラオケでは「イノセントワールド」と表記される。 ミリオンセラーとなったシングル曲では「名もなき詩」「終わりなき旅」などと共にライブでは頻繁に演奏される。ライブで披露される時は1番を全て観客に歌わせる場合が多く、以前はアンコール待ちで観客がこの曲を歌って待つというパターンもあった。

ロマンスの神様 広瀬香美

「ロマンスの神様」(ロマンスのかみさま)は、広瀬香美の1993年12月1日発売の3枚目のシングル。「アルペン」CMソング。歌詞は冬やスキーとは全く関係ないが、このCMタイアップの影響でウィンターソングとして有名になり、広瀬が『冬の女王』と呼ばれるきっかけとなった。1994年オリコン年間シングルチャート2位(年間1位は、Mr.Children「innocent world」)。大胆MAP(テレビ朝日系列)の中で、この曲が自身の中学生時代に作られたものであると明かした2007年12月発売のベストアルバム『Alpen Best Kohmi Hirose』に、同曲の"弾き歌いVersion"が収録された。このバージョンも2007-2008年冬のアルペンCMソングである。発売前、ビクター音楽産業の幹部に冗談で「100万枚売れたら、スタッフ全員でフロリダのディズニーワールドに連れて行って下さい」と言い「そんなに売れるわけないから、いいよ」と軽く返答されるが、実際に発売されると170万枚を超えるセールスとなり、結果ビクター音楽産業より旅行がプレゼントされてレコーディングスタッフ約10名とフロリダへ9日間の旅行をした、という逸話がある。

恋しさと せつなさと 心強さと 篠原涼子 with t.komuro

「恋しさと せつなさと 心強さと」(いとしさと せつなさと こころづよさと)は、1994年7月21日に発売された篠原涼子の4枚目のシングル。小室哲哉のプロデュースにより、本作と5作目の「もっと もっと…」は「篠原涼子 with t.komuro」の名義で発表されている。(小室プロデュースは6作目の「Lady Generation」まで)オリコン年間シングルチャートでは3位だが、最終的に200万枚以上を売り上げ、ソロ女性歌手として初めてシングル売上200万枚を突破した作品となった。累計では、年間1位の「innocent world」、年間2位の「ロマンスの神様」の2つを上回っている。ただし、この年発売のシングル最高売り上げは年間1位を出したMr. Childrenの次回作であった「Tomorrow never knows」である。オリコン初登場は20位以下であったが、徐々に順位が上昇し、1994年9月26日と、翌々週の10月10日にオリコン週間シングルチャート第1位を獲得している(10月3日はLUNA SEAの「TRUE BLUE」)。この曲で第45回NHK紅白歌合戦に出場した。また『第36回日本レコード大賞』では優秀賞を獲得した。このシングルは、東京パフォーマンスドールのプライベートレーベルである「Cha-DANCE」レーベルより発売されたが、表題曲とカップリング曲の「GooD-LucK」は「Cha-DANCE」レーベル離脱後の1995年8月21日発売の2枚目のアルバム『Lady Generation ~淑女の世代~』にも収録されており、こちらでもオリコン週間アルバムチャートで第1位を獲得している。本曲は1994年のアニメ映画『ストリートファイターII MOVIE』の主題歌だったが、後にカプコンから1995年にリリースされたアーケードゲーム『ストリートファイターZERO』のゲーム中においても、映画でのシーンを再現した隠しモード「ドラマチックバトル」にて、この曲のインストバージョンがBGMとして使用された。この曲は家庭用ゲーム機への移植版では当初使用されなかったが、2006年発売のプレイステーション2版『ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーション』で家庭用初収録されている。小室哲哉の曲ではよくあるイントロがサビのパターン。本曲のパターンをA,B,Cに分割した場合、通常のパターンだとC,B,Aの順で組まれるであろう流れを、あえてA(サビ)を最初に持ってきたところが当時の小室哲哉の非凡なところである。サビが劇的であり、また効果的なPVが使用されたこともヒットに寄与したと考えられる。ただ「サビ」の印象があまりにも強烈で、残りの部分は典型的な小室の楽想が使用されているところから、曲全体のバランスは少々崩れているとも言える。オリコン調べによると、映画、アニメタイアップ曲のCDシングル売上歴代1位。映画『ストリートファイターII MOVIE』主題歌。 総合格闘技シューティングのエースであった朝日昇選手が、試合の入場曲に使用した。

survival dAnce ~no no cry more~ TRF

「survival dAnce ~no no cry more~」(サヴァイバル・ダンス ノー・ノー・クライ・モア)は、trfの1994年5月25日発売の6枚目のシングル。TRFが初めてシングル初登場1位・シングルのミリオンヒットを達成した曲である。この曲から「Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~」まで5作連続ミリオンを達成した。フジテレビ系ドラマ「17才-at seventeen-」主題歌。フジテレビ系バラエティ番組「グラビアトークオーディション」エンディングテーマ(2007年1月~3月)。

IT'S ONLY LOVE 福山雅治 

「IT'S ONLY LOVE/SORRY BABY」(イッツ・オンリー・ラヴ/ソーリー・ベイビー)は、福山雅治の9枚目のシングル。1994年3月24日発売。前作から約7ヶ月ぶりとなるシングル。
本作で自身初のオリコンシングルチャート1位を獲得し、4週に渡って1位をキープした。累計売上はオリコン、日本レコード協会の集計で共にミリオンセラーに認定され、自身初のミリオンセラーとなった。シングルでは自身3番目のヒット曲である。「SORRY BABY」は93年10月以降、「IT'S ONLY LOVE」は94年3月以降のダイドー「ブレンドコーヒー」のCMソングとなった。 前作となる「All My Loving」ともに、タイトルはザ・ビートルズの曲から取った。サビの部分で意図的にボーカルの歌唱部分が重なるように作られているため、音楽番組出演時にはCDのボーカル音源と併用して歌唱している。この手法は後の「桜坂」などにも同様に使われている。 6thアルバム『ON AND ON』に収録されたものはバージョンが異なる。 2011年に起こった東日本大震災以降は、ライブ等でこの楽曲を福山自身が歌う場合は、『波が想い出さらって』の部分を『風が想い出さらって』と歌っている。ダイドー「ブレンドコーヒー」CMソング。
愛が生まれた日 藤谷美和子・大内義昭

愛が生まれた日(あいがうまれたひ)は、1994年2月21日に発売された藤谷美和子・大内義昭のシングル。藤谷の歌手としてのデビューシングルである。1994年に放送された藤谷美和子主演ドラマ『そのうち結婚する君へ』の挿入歌であった。オリコンチャートでは5位ながらもロングヒットし、ミリオンセラーを達成した。この曲で『第45回NHK紅白歌合戦』に出場した。藤谷も大内もどちらも初出場である。また『第36回日本レコード大賞』では優秀賞、『第27回日本有線大賞』では最優秀新人賞、『第27回全日本有線放送大賞』ではグランプリと最優秀新人賞をダブルで受賞した。当初、藤谷のデュエット相手は、当時JUSTY-NASTYのVo.だった藤崎賢一にオファーされていた。

CROSS ROAD Mr.Children 

「CROSS ROAD」(クロス ロード)は、Mr.Childrenの4枚目のシングル。1993年11月10日に発売。前作から約4ヵ月ぶりのシングル。初回盤はジャケット写真の「CROSS ROAD」の文字が金色だが通常盤は黄土色となっており、中のプラスチックの色も初回盤は黄色、通常盤は白という極めて僅かに違いがある。オリコンチャート初登場9位を獲得してMr.Childrenのシングルでは初のTOP10入りを果たすと、ドラマのタイアップ効果などもあり94年1月24日付で最高順位の6位を記録。その後も20位台を推移し続けて94年4月18日付のオリコンチャートで累計売上が100万枚を突破し、シングル・アルバム通じて自身初のミリオンセラーとなった。チャートイン数は50回でシングルでは自己最高記録である。この曲で1993年末から94年前半にかけて『ミュージックステーション』『ポップジャム』に初出演した。日本テレビ系ドラマ『同窓会』主題歌。 桜井がドラマの第一話分の台本のみを読んで曲を作り、曲完成後に「100万枚売れる曲ができた」と発言したエピソードがある。 歌詞にビートルズの楽曲「Ticket To Ride」が登場する。

島唄(オリジナル・ヴァージョン) THE BOOM


「島唄(オリジナル・ヴァージョン)」(しまうた オリジナル・ヴァージョン)は、日本の音楽グループであるTHE BOOMが1993年6月21日に発表した11枚目のシングル。単なるラブソングとして解釈されることも多いが、実際には宮沢和史が「ひめゆり平和記念資料館」を訪れた際に受けた衝撃を元に作られた、沖縄戦とその犠牲者への思いを歌った反戦歌である。前年の「島唄(ウチナーグチ・ヴァージョン)」(1992年12月12日発売)の沖縄でのヒットを受け、標準語で歌われた「オリジナル・ヴァージョン」の全国発売の要望も高まったことから発売された。しかしTHE BOOMとしては当初、リリースを考えていなかったという。この曲は1992年のアルバム『思春期』からのシングルカットということになっているが、実際にはシングルに収録されているのはリミックスされたヴァージョン(1992年のベストアルバム『THE BOOM』に収録)である。当時の沖縄ブームと、前年の「ウチナーグチ」の沖縄でのヒットも話題となり、この曲も幅広い層に高く評価され、全国で150万枚を売り上げる大ヒットとなった。現在、この「島唄」は国内外問わず多くのアーティストにカバーされている。THE BOOMはその年の紅白歌合戦に出場(ウチナーグチで歌う)。また、この年の「第35回日本レコード大賞」において「ベストソング賞」を受賞した。この曲のヒットでTHE BOOMは多くの音楽番組に出演したが、そのたびに宮沢らTHE BOOMのメンバーが「沖縄出身ではない」ことが話題にされた。また、この曲は中学校の英語教科書Sunshineに経緯が紹介された。ジャケットは、PVに出てくる映像の一部が使われている。この「オリジナル・ヴァージョン」は「ウチナーグチ・ヴァージョン」よりもシングルリリースの順序は半年ほど後だが、先にレコーディングされたのはこの「オリジナル・ヴァージョン」である(そのため「オリジナル」と名が付いている)。「ウチナーグチ~」がリリースされるまではこの「オリジナル~」は「島唄」とだけ表記されていた。「オリジナル~」と表記されて「ウチナーグチ~」と区別されるようになったのはこのシングル発売以降である。よって厳密にはTHE BOOMの「島唄」は「ウチナーグチ~」を指すことになるが、一般的には、THE BOOMの「島唄」といえばこの「オリジナル・ヴァージョン」を指す。

TRUE LOVE 藤井フミヤ


「TRUE LOVE」(トゥルー・ラヴ)は、藤井フミヤの2枚目のシングル。1993年11月10日発売。チェッカーズ解散後、ソロ活動第1弾として発売されたシングル。グループ在籍時の1988年に、チェッカーズ内でのソロ活動の一環としてシングル「Mother's Touch」を発売しているため、厳密にはソロデビュー作ではない。ただし「Mother's Touch」は本名(チェッカーズ時代の名義)の藤井郁弥名義での発売であったため、藤井フミヤ名義では初、公式にもソロデビューシングルとして扱われることが多い。フジテレビ系月9ドラマ『あすなろ白書』主題歌となり、発売前から話題となる。オリコンシングルチャートでは、初登場1位を記録。「Mother's Touch」は週間チャートで最高2位であったため、ソロとして初である他、自身もチェッカーズ名義の「WANDERER」以来約6年3ヶ月ぶりのチャート1位となった。その後も売れ続けてオリコン集計でのミリオンセラーを突破、最終的には200万枚を超える大ヒット曲となった。オリコン集計では自身唯一のミリオンセラーシングルであり、最大のヒット曲である。恋愛ドラマの主題歌になったことで、一般的にラブソングと認識されている節がある。度々結婚式での披露を頼まれたため、本人は「結婚式で何度唄ったか分からないほど唄っている」と日本テレビ系の特別番組『初夢2007 おいしい音楽屋台』内で語っている。 また「ハンマープライス」においては、『結婚披露宴で藤井フミヤが「TRUE LOVE」を歌ってくれる権』を巡り、オークションが白熱。この時は女性とイベント会社社長の2人の接戦となったが、オークショニアの杉本清が「もう譲ってあげられてはいかがですか」と言った事もあり、結婚式を挙げる女性の方が落札。番組始まって以来の100万円超えを記録した(後日、落札者のもとに出向き同曲を弾き語りした)。 3rdシングル「女神」にはacoustic versionが収録されている。

果てしない夢を ZYYG,REV,ZARD & WANDS featuring 長嶋茂雄


『果てしない夢を』(はてしないゆめを)は、ZYYG,REV,ZARD & WANDS featuring 長嶋茂雄の1993年6月9日発売のシングル。日本テレビ系の『劇空間プロ野球93』のテーマソングとして起用され、当時読売ジャイアンツの監督に再就任した長嶋茂雄をゲストボーカルとして迎えて話題となった。ZARDの坂井泉水、WANDSの上杉昇、ZYYGの栗林誠一郎、高山征輝、REVの出口雅之がメインボーカルを担当した。初回出荷と二次出荷以降でミックスが変更されたため、ディスクの色が白ディスク(通常版)と黒ディスク(初回出荷分)に分かれている。ミックス変更のため、長嶋のパートの音量、イントロ部のギターソロ、ドラムの叩く場所と強さ、コーラスの大きさなどが異なっている。歌詞カードには、ボーカル別にパートが判るように記載されている。ギターソロは全てWANDSの柴崎浩が担当している。プロデューサーの長門大幸は、長嶋のレコーディング前に、上杉、坂井などを交えた食事会を開き、その後、スタジオに入り2人に歌唱指導をさせたという話が残っている。PVにもその時の様子を撮った3ショットのシーンが採用されている。
当初はZARD&WANDSで制作されていたが、同時期にデビューしたZYYG、REVも後に参加。コーラスには大黒摩季、近藤房之助、川島だりあ、大田紳一郎、生沢佑一、Qunchoが参加している。 後に、出口はREVとしてセルフカバーしている(「REV Version」の編曲は葉山たけし)。 よく長嶋のコーラスと間違われている歌唱部分はQunchoであり、長嶋のパートは最後のサビのリフレイン部分(3回)のみ、単独でのパートは一回のみで、コーラス参加などは一切していない。

がじゃいも とんねるず

『がじゃいも』は、とんねるずの1993年1月28日発売の20枚目のシングル。フジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげです」オープニングテーマ曲。この曲のタイトルは、当時石橋貴明の前妻との間の長女がジャガイモの事を「がじゃいも」と呼んでいたことから名付けられた。1993年オリコン年間シングルチャート36位。
EZ DO DANCE trf

「EZ DO DANCE」(イーズィー・ドゥー・ダンス)は、1993年6月21日に発売されたtrfの2枚目のシングル。ブリストル・マイヤーズ スクイブ「シーブリーズ」CMソング。オリコンチャート最高位15位だったものの、BEST100に約1年間ランクインするという異例のロングセラーで、最終的には約79万枚のセールスを記録した。この曲で、第35回日本レコード大賞ミュージックビデオ賞を受賞。globeのKEIKO(現KCO)がオーディションに出場した時の課題曲はこの曲であった。その際、ステージ上から落下してしまったが、すぐさま這い上がって見事に歌い上げたと言うエピソードは有名である。後にそのKEIKOが英語でカバーし、「EZ DO DANCE -meets KEIKO-」のタイトルでTRFのアルバム『Lif-e-Motions』に収録された。
KISSに撃たれて眠りたい 吉川晃司

「KISSに撃たれて眠りたい」(きすにうたれてねむりたい)は、吉川晃司が1993年2月24日にリリースした17枚目のシングル。デビュー10周年を記念して発売されたシングルである。後にアルバム『Cloudy Heart』(1994年)に収録されているが、イントロ部などが若干変更されたリミックスバージョンとなっている。PVは、デビュー以来の過去10年分のライブ、テレビ出演、映画、オフショットなどで構成された映像となっている。
Bye For Now T-BOLAN



「Bye For Now」(バイ・フォー・ナウ)は、T-BOLANの1992年11月8日発売の6枚目のシングル。オリコンシングルチャート3週連続2位を記録(そのときの3週連続1位は稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」)。ロングヒットを続けT-BOLAN初の、シングルでは唯一のミリオンセラー(日本レコード協会認定及びオリコン)を記録した。曲の構造はAメロ、Bメロ、サビのパターンや曲中での配置の仕方が、一般の曲(トゥーハーフ)とは違うものとなっている。 サウンドとしては共同編曲者の明石昌夫が得意とするオーケストラ・ヒットの音色がインパクトを与えている。恋人への別れの曲に思われるが、実はニューヨークへ旅立つ信頼していたスタッフへ贈られた曲である。関西テレビ・フジテレビ系月曜サスペンスシリーズ「ウーマンドリーム」主題歌。