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とある中3の平成名曲ブログ〜だけど内容がかたよってる〜

平成のJ-POP,珠理奈、AKBなど様々。

中3のよくわからないブログ。 


渚にまつわるエトセトラ PUFFY

「渚にまつわるエトセトラ」は、PUFFYの4枚目のシングル。1997年4月16日発売。「アジアの純真」以来となる、作詞が井上陽水、作曲が奥田民生の曲。PVでは吉村由美がバンジージャンプに挑戦しており、振り付けは西城秀樹の『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』をモチーフにしている。ちなみにフジテレビの27時間テレビに出演時、西城本人とこれら2曲のメドレーで共演した。本作のジャケットと前作「サーキットの娘」のジャケットは、2枚並べると1枚のイラストになるという仕掛けが施されている。カラオケバージョンは通常のバージョンと違い、エンディングのパーカッション・ソロがフェードアウトせず完全版となっている。この曲の歌詞のおかげで、二人はカニを食べに行くと店員に感謝されるらしい(「魁!音楽番付」2010年放送時のトーク)。また、作詞を手がけた井上陽水、彼の娘である依布サラサも揃ってカニが大好物とのことで、陽水はこの歌詞を書き上げた時「いいねぇ」と絶賛したという。累計売上は110万枚。歌詞中に登場する「ハリソン・フォード」本人にインタビューを行った際、この曲をアカペラで披露した。
SHAKE SMAP

「SHAKE」(シェイク)は、SMAPの23枚目のシングル。1996年11月18日に発売。前作の「青いイナズマ」で自身最高の売上枚数を記録したが、今作はそれを上回るヒットになった。プラネット調べではミリオンヒットも記録している。また、「青いイナズマ」同様にタイアップはなかった。MAPの5人体制になってから、正式にカバーではなくちゃんとしたオリジナル曲としてシングルを発売するのは初である。作詞は森浩美で、今作は彼の最大のヒット曲である。作曲の小森田実はSMAPの楽曲には初参加で、これをきっかけにして後に「ダイナマイト」や「らいおんハート」などの作曲にも携わることになる。小森田自身の楽曲「恋する瞳」が原曲で、改めて作曲をし直した楽曲。6年連続出場となる『第47回NHK紅白歌合戦』でこの曲を歌い上げた。『ミュージックステーションスーパーライブ』で同曲を歌唱し、初のトリを飾った。ジャケットは工夫されたものになっていてメンバーの写真をカラーとモノクロームで交互に使っている。また、タイトル表記も「shake」となっている。「SHAKE」は1997年3月26日発売のアルバム『WOOL』、2001年3月23日発売のベストアルバム『Smap Vest』に、別ヴァージョンとしては2005年7月27日発売のアルバム『SAMPLE BANG!』に「SHAKE (BOOM BOOM SATELLITES REMIX)」として収録されている。原曲での森浩美の歌詞は一部が日本語ではなく英語の歌詞だった。また英語での歌詞にあわせて小森田実は曲を作っており、これをデモとして歌っていたが、日本語の歌詞に変更することとなった。木村にのみソロパートが与えられている。

HIGH PRESSURE T.M.Revolution

「HIGH PRESSURE」(ハイ・プレッシャー)は、1997年7月1日にリリースされたT.M.Revolutionの5枚目のシングル。高気圧という名前から、爽快感あふれる晴れた夏の日をイメージした楽曲。約79万枚のセールスを記録した。この曲で、ミュージックステーションに初出演。自身がパーソナリティを勤めていた西川貴教のオールナイトニッポンも、この曲のヒット及び西川の知名度向上に伴い、次期番組編成改編期には放送時間帯がより聴取率の優れる時間帯へと2時間繰り上げがされている(いわゆる1部昇格)。プロモーションビデオは大がかりな野外セットを組んで撮影に臨んだ。撮影カットでは西川やセットという表舞台だけでなく、カメラクレーンやスタッフなどいわゆる裏舞台も映し出している。曲が持つ爽快感や開放感のイメージを広々とした視野からも促すこの仕掛けはこの後の夏をイメージするシングルでも続けられ、『HOT LIMIT』『HEAT CAPACITY』に継承されていった。この曲は、2008年夏の『笑っていいとも!』の金曜日コーナー『夏のそっくりさんカーニバル』で〈カラダが夏にナル〉の部分が使用された(判定員の札の『そっくり』が1つ以上挙がり、なお且つ判定員全員の札の『そっくり』が挙がっていない場合の時のみ使用)。そして2009年夏の『夏のそっくりさんカーニバル』のコーナーでも引き続きこの楽曲が使用された。なお、2009年夏の本コーナーは火曜日に開催。PVなど、T.M.R.のイメージを世間に大きく印象付けた。例として、発売直後の平野耕太『進め!!聖学電脳研究部』では、登場人物がこの曲の扮装で対戦相手を笑わせようとするという場面がある。ただし歌っているのは前作の『LEVEL 4』である。発売当時高校生だった小谷欣矢は、「本作を聴いて大変感動した」という。小谷は後にコタニキンヤ名義でT.M.R.の所属するAntinos Recordsにて歌手活動を開始し、その後キンヤ名義を経て現在はコタニキンヤ.名義で活動している。西川とは仲がよい。


ダイナマイト SMAP

「ダイナマイト」は、SMAPの24枚目のシングル。1997年2月26日に発売。オリコンによると次作の「セロリ」との売り上げには800枚の差しかなく、1997年の『NHK紅白歌合戦』では「ダイナマイトセロリ!」と称してメドレー形式でこの曲を歌い上げた。この作品の売上により、オリコン集計におけるデビューからの全てのシングルの総売上枚数がついに1000万枚を突破した。爆薬の総称である「ダイナマイト」という曲名は「ダイナマイトのような女性」を意味していて、この曲はそのような女性を恋人としてもった男性視点から歌われている。歌詞表記だけは英語で「Dynamite」となっている。作詞・作曲が前作の「SHAKE」と同じである。「ダイナマイト」は1997年8月6日発売のアルバム『SMAP 011 ス』、2001年3月23日発売のベストアルバム『Smap Vest』に、別ヴァージョンとしては2005年7月27日発売のアルバム『SAMPLE BANG!』に「ダイナマイト (MJ COLE REMIX) 」として収録されている。 プロモーションビデオは街中を走るトラックの荷台でSMAPが歌っているものを撮影したもの。こちらは2002年9月21日発売のDVD『Clip!Smap!』で確認できる。カップリングの『Fool On The Hill』はアルバム未収録。KAT-TUNのファーストコンサートのアンコールの最終曲として使用されている。香取にのみソロパートが与えられている。

1/2  川本真琴

「1/2」(にぶんのいち)は、1997年3月21日に発売された川本真琴の3枚目のシングル。80万枚近くを売り上げ、自身最高のヒットシングルとなった。ジャケット写真は荒木経惟撮影。フジテレビ糸アニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」オープニングテーマ。

Go! Go! Heaven  SPEED

「Go! Go! Heaven」(ゴー・ゴー・ヘヴン)は、SPEEDの1997年3月26日発売の3枚目のシングル。グループ初のオリコンシングルチャート1位を獲得した作品。出荷ベースでミリオンセラーを達成。 累計売上は100万枚。PVはニューヨークとマイアミで撮影。監督は鶴岡雅浩。 B'zの松本孝弘がこの曲を好んでおり、気づいたら曲作りの際に口ずさんでいたり、ついには1997年のSHOWCASE(シークレットライブ)のタイトルに引用したほどである。 最後に変な音が混じっている。

MajiでKoiする5秒前  広末涼

『MajiでKoiする5秒前/とまどい』(まじでこいするごびょうまえ/とまどい)は、広末涼子の1997年4月15日発売の1作目のシングル。作詞・作曲・プロデュースは竹内まりやが手掛けた。タイトルは、若者言葉の「MK5(マジで切れる5秒前)」をもじったもの。NTTドコモ「ポケベル」CMソング・ フジテレビ系ドラマ「木曜の怪談'97 悪霊学園」主題歌。


Melty Love(メルティラヴ)はSHAZNAのメジャー・デビューシングル。1997年8月27日発売。テレビ朝日系番組『所さんのこれアリなんじゃないの!?』のエンディングテーマとなり、オリコンシングルチャートで初登場5位、最高2位を記録した。88万枚を売り上げ、SHAZNA最大のヒット曲となった。初回限定88888枚がパノラマジャケット仕様となり、特典としてメンバーのプリクラシールが付属された。インディーズ時代から存在している曲で、アルバムに収録されるたびに何度もレコーディングされている。インディーズアルバム「Melty Case」「Promise Eve」に収録されている。

Love Somebody  織田裕二

『Love Somebody』(ラブ・サムバディ)は、織田裕二の13枚目のシングル。1997年1月29日発売。CX系ドラマ「踊る大捜査線」主題歌。1998年10月28日には劇場版「踊る大捜査線 THE MOVIE」主題歌の「Love Somebody (CINEMA version)」が発売。2003年6月25日に12cmシングルとして再発。2003年7月16日には「織田裕二 featuring MYA」として「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の主題歌「Love Somebody (CINEMA Version II)」が発売。尚、同バージョンは歌詞が若干変更されている。2010年には「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」の主題歌としてLove Somebody [Cinema Version III]がオリジナルバージョンを担当した松本晃彦の手によって編曲される。CINEMA VERSION Iのボーカルをベースに制作されており、メロディラインは以前のサウンドトラックに収録されたLove Somebody [Jesus Version]とマーチングのアレンジがされている。ちなみCD発売の予定はなく、フジテレビの携帯サイトでの配信のみとなっている。
Give me a Shake  MAX

『Give me a Shake』(ギブ ミー ア シェイク)は1997年4月9日に発売されたMAXの6枚目のシングル。1stアルバム『MAXIMUM』までのJ-EURO(ユーロビートのカバー)路線から一転、新たな試みとしてダンサブルなR&B系の音楽を取り入れた。このシングルでグループ初のオリコンシングルチャート1位を獲得し、第39回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞。同年の第48回NHK紅白歌合戦にも初出場した。彼女達の歴代のシングルの中で、現時点では最もヒットしたシングルであり、唯一のシングルチャート1位を獲得したシングルでもある。映画「Give me a Shake レディースMAX」主題歌・たらみ「スウィーティースウィーティー」CMソング。
Shangri-La  電気グルーヴ

「Shangri-La」(シャングリラ)は、電気グルーヴのシングル。1997年3月21日にリリースされた。タイトルのシャングリラは理想郷を意味する。当初はNHK-FM「ミュージックスクエア」エンディングテーマとして使用されていたが、のちに日産自動車の「テラノ」のCMに使用され、これが曲のヒットにつながり、結果的にオリコンチャートではTOP10にランクインし、電気グルーヴとしては、最高売り上げ記録を持つシングルとなるが、本来の電気グルーヴのイメージとは極端に乖離した楽曲である。後年メンバー間では「シャングラリ」、「シャンゴリラ」へと改題。メンバーの石野卓球によれば、ドリカムを聞いているような人たちが間違って買ったら面白いと思って作ったとも語っているが、アルバム『ORANGE』以降、レコード会社やメディアに冷遇されてきたと語る電気グルーヴにとってバンド内での結束は逆に高まっており、その結果として広い意味での「愛」をテーマとして据えたこの曲へと到った事は必然であり、決して変化球ではないとも語っている。砂原の提案から当初よりベブ・シルヴェッティ(英語版)の「Spring Rain」のサンプリングを軸に制作する事は決定していたものの、完成したアレンジまでの到達は難航を極めたらしく、各種インタビュー等で苦心の様子が語られている。この曲がヒットしたことで「夢でキスキスバンド」を自称するようになる(キス1号は卓球、キス2号は砂原、キス3号は瀧)。初期の段階では、石野と瀧によるラップの掛け合いで構成されていたというが、そのバージョンは「とても聴かせられない」との事でお蔵入りとなっている。その後も歌詞を制作するためだけの合宿を行うも詞が全く浮かばず、「ずっと『トロフィー』っていう単語しか浮かばねぇ…」と瀧が弱音を吐いたほど苦しんだ。なお、この曲のPVのイメージはソープランドである。この曲は元々「作詞・作曲:電気グルーヴ」と表記されていたが、上記の通りベブ・シルヴェッティの「Spring Rain」をサンプリングしたため、のちに「作詞:電気グルーヴ 作曲:Silvetti、電気グルーヴ」に改められた。(似たような例に八神純子の「パープル・タウン」やORANGE RANGEの「ロコローション」などがある)。アルバム「SINGLES and STRIKES」の本人達のライナーノーツによると、印税の半分はシルヴェッティへ、残り半分を当時のメンバー三人で分けたため、売り上げ枚数に対して収入は少なかったとあるが、これはサンプリングで得た印税収入から来る批判をかわすための方便であり、実際にシルヴェッティへは印税は渡っていない。




年間第一位・第39回日本レコード大賞受賞曲

CAN YOU CELEBRATE?  安室奈美恵  


『CAN YOU CELEBRATE?』(キャン・ユー・セレブレイト?)は、安室奈美恵の単独名義では9枚目のシングル。安室の最大のヒット曲で、結婚式の定番曲となっている。1997年2月19日に、日本でシングルCDとして発売され、同年12月25日に、当時のプロデューサー・小室哲哉から結婚記念の祝福盤として、マキシシングルが発売された。フジテレビ系連続ドラマ『バージンロード』の主題歌、自身が出演した日立マクセル「maxell MD」CFイメージソング(Wedding Mix使用)のダブルタイアップ。ドラマのタイトルバックに、安室と小室が共に出演するというプロモーション方法が話題をさらった。1997年の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)と『ミュージックステーションスーパーライブ』(テレビ朝日系)では同曲で初のトリを務めた。(『スーパーライブ』では、安室産休前最後のMステ出演でもあった。)この曲で、第39回“日本レコード大賞”の大賞を2年連続で受賞。感涙しながらの熱唱となった。他にも、第11回“日本ゴールドディスク大賞”ソング・オブ・ザ・イヤー(邦楽部門大賞)などを受賞。 第48回NHK紅白歌合戦では、この曲で紅組のトリを務めた後、出産・育児のため歌手活動を1年間休業。カムバックした翌1998年の第49回NHK紅白歌合戦で1年ぶりに公の前に登場し、2年連続で同曲を熱唱。途中感極まって涙を流すシーンがあった。「TV LIFE」誌発表の、'97 TV LIFE ドラマ大賞・主題歌賞を受賞。「バージンロード」は作品賞も受賞しており、2冠となった。オリコン及び出荷ベースで、自身最大のヒット曲。ちなみに楽曲を制作した小室哲哉にとっても提供した楽曲の中で最大のセールスとなっている。小室哲哉がこの楽曲を制作したとき、すぐさま安室を電話で「すごくいい曲が出来たんだ。」と言って呼び出し聞かせたというエピソードがある。安室はその時実際にこの楽曲を聴いて鳥肌が立ったと語っている。1997年10月に安室が結婚すると、「安室の将来の運命を予言していた曲」としてさらに話題になり、再びチャートインした(しかし、安室は2002年に離婚している)。歌詞の中にある「Let's a party time tonight」は誤植であり、実際は「It's a party time tonight」であったと小室自身が語っている(文法的にはlet us+動詞となる)。また「CAN YOU CELEBRATE?」という表現自体もそうであるように、意味として和製英語(というよりは小室自身の造語)に近いものが歌詞の中には多い。これは歌詞の意味合いよりも「サウンドに気持ちよくはまるフレーズ」を重要視しているためであると小室本人が語っている。事実、英語に限らず日本語の文法がおかしい曲も多数存在するが、これも意図的である。累計出荷枚数は約250万枚。この出荷枚数にはマキシシングル盤は含まれていない。2008年10月29日発売のコンピレーション・アルバム「.LOVE」にも収録されている。1997年9月3日発売のコンピレーション・アルバム『VELFARRE VOL.9 ~ESTA! DISCO LATINO~』に「CAN YOU CELEBRATE? ("D" NITE REMIX)」がノンストップで収録されている。フルコーラス版はインストとともにDub Master Xのアナログ盤「DUB WA SELF REMIX 13」(非売品)に収録されている。歴代女性シングル売上1位・ 歴代シングルランキング14位


ひだまりの詩  Le Couple

「ひだまりの詩」(ひだまりのうた)は、Le Couple通算5枚目のシングル。1997年5月16日発売。フジテレビ系TVドラマ『ひとつ屋根の下2』の挿入歌で、全3曲とも、本作の2週間前に発売された同ドラマサウンドトラックからのシングルカット。そのため、Le Coupleとは直接関連のない "BRITT SAVAGE" の楽曲も本シングルに収録されており、企画盤な要素がある。これまでヒットに恵まれず、本作がオリコン(100位以内)初チャートインであり、初登場時の順位は78位と低かったが、徐々にチャートを上昇していき、登場6週目でTOP10入り、登場7週目で最高位である2位を記録した。ロング・ヒットもあり、ミリオンセラーを達成。Le Coupleの代表曲となった。1997年のオリコン年間ヒットチャート第3位。同年大晦日の『第48回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしたが、歌いだしに失敗する。年明け、1998年に行われたコンサートでは、MCで紅白の歌いだしで失敗したことに触れ、「イントロの尺が通常より短いため、うっかりしてた」と笑いを交えて話した。 NHKが実施した、2005年の第56回NHK紅白歌合戦の出場者選考アンケート“スキウタ~紅白みんなでアンケート~”では、88位にランクインした。このアンケートは組織票などが問題視されたが、当時Le Coupleは既に活動休止中でありPR活動は行われなかったため、この曲は純粋に楽曲の良さのみが支持されてランクインしたといえる。女優の杉田かおるは、聴くだけで涙が出る曲だと発言している。日本テレビ系『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』でマラソンランナーを務めた際、会場の日本武道館に応援でLe Coupleが駆けつけ本楽曲を披露したときも、映像を休憩所で見ながら涙を流し、聴き入っていた。

">FACE  globe

『FACE』(フェイス)は、globeの8枚目のシングル。1997年1月15日発売。オリコン初登場第1位。前作「Can't Stop Fallin' in Love」に続き2作連続のミリオンヒットとなった。1997年年間売り上げ第4位にランクインした。globeの全シングルの中でも「DEPARTURES」に次ぐ2番目の売り上げ。歴代シングル売り上げ112位。globeのデビュー10周年を記念して2005年2月16日に発売されたCD-BOX『globe decade -complete box 1995-2004-』とシングルコレクションアルバム『globe decade -single history 1995-2004-』にはミックスが異なる未発表バージョン、また、『globe decade -complete box 1995-2004-』のみTrack 2に未発表リミックスが収録されている。iTunes Storeでは未発表バージョン、未発表リミックスが配信されている。フジテレビ系木曜劇場「彼女たちの結婚」主題歌、 NTT「まるちねっとフェア」CMソング。

PRIDE  今井美樹

「PRIDE」(プライド)は、今井美樹の12枚目のシングル。1996年11月4日発売。
今井美樹の代表曲であり、最大のヒット曲。本人もお気に入りの楽曲であり、ライブでは毎回必ず歌われる。「Miss You」以来となるドラマ主題歌となりヒット。発売週のオリコンシングルチャートでは、前作の累計売上の約2倍となる初動売上を記録。ドラマの高視聴率と共に売上も伸び、最終的には160万枚を超える大ヒット曲となった。約1ヶ月間上位をキープし続けた後、ドラマが終盤となった12月下旬に、再び返り咲きで2週連続の同チャート1位を獲得した。自身3作目のオリコンシングルチャート1位を記録、「PIECE OF MY WISH」以来自身2作目のミリオンセラーも達成した。オリコンチャート1位は「Miss You」以来となるが、今井美樹の同チャート1位作品は全てドラマ主題歌である。当時プロデューサーとして関わっていた布袋寅泰が作詞曲を担当、曲中にギターでも参加。後に結婚後、2006年の『第57回NHK紅白歌合戦』にはこの曲で出場し、普段殆どメディアやテレビ番組への露出がない布袋も歌唱時にギタリストして出場した。布袋は正式な出場歌手ではないが、夫婦共演となり、かつてBOØWYやソロ曲のヒットでも紅白出場を辞退していた布袋が出演したことも重なり、話題となった。また、本作は布袋寅泰プロデュース(作詞曲)の楽曲としても最大のヒット曲。フジテレビ系ドラマ『ドク』主題歌。歌詞の内容は、恋をした女性が、「今は恋人を愛することが私自身のプライドだ」と考え生きていくというもの。歌詞のテーマがOLなどの若い女性層に高い人気を集め、カラオケでの定番曲となった。発売が11月であったために1996年分の集計期間は短かったが、翌1997年のオリコンカラオケリクエストチャートでは長期間上位にランクインしていた。現在でも「PIECE OF MY WISH」と並び定番曲として歌われる。同名アルバム『PRIDE』にも収録され、こちらもミリオンセラーを達成するヒットとなった。
YOU ARE THE ONE  TK PRESENTS

『YOU ARE THE ONE』(ユー・アー・ザ・ワン)は、小室哲哉が自身のプロデュースした歌手(いわゆる小室ファミリーと称される歌手達)に賛同を求め、結成したコラボレーショングループ、TK presents こねっと名義(ただしパッケージ自体にはこねっとの文字はなく、TK PRESENTSと書いてあるのみ)で発表したチャリティーシングル。1997年1月1日発売。小室ファミリーと呼ばれるほど、小室哲哉プロデュースによる音楽作品、及びグループなどが売れに売れていた絶頂の時代、これまでプロデュースや作詞曲を担当してきた歌手らに声をかけ、賛同者により実現したグループ。その話題性や参加アーティストそれぞれの人気なども作用し、オリコンシングルチャートでは1位を獲得。同チャートの1997年度年間売上7位となり、累計売上120万枚を超えたCDの売り上げは小学校のパソコン普及資金に当てられた。これはアメリカの歌手が行ったUSA for AFRICAとして、アフリカの子供支援キャンペーンソング『ウィー・アー・ザ・ワールド』をヒントにしたキャンペーンと見られる。チャリティーソングとしては、桑田佳祐&Mr.Childrenの『奇跡の地球』以来のオリコン1位作品となり、オリコンの集計による累計売上もこれに次ぐ記録となっている(その他震災などに一部売り上げを義捐金などとして寄付したものなど、チャリティーシングルと銘打たれたもの以外は除く)。本シングルは発売元が“こねっとプラン事務局”(電通主導)となっているが、販売元が日本クラウン(当時エイベックスは日本クラウンに販売を委託していた)ということもあり、エイベックス色が強い。『YOU ARE THE ONE』は後に参加歌手のglobe(アルバム『Love again』収録)と安室奈美恵(シングル『SOMETHING 'BOUT THE KISS』、アルバム『GENIUS 2000』に黒人R&BグループのIMAJINとのデュエットで収録。IMAJINは男性のパートを全部英語で歌っている)によってそれぞれセルフカバーされている。因みに、安室は「自分のコンサートでも歌いたいので私のソロ・ヴァージョンを作って欲しい」と小室に頼んだという。

Everything (It's you)  Mr.Children

「Everything (It's you)」(エヴリシング イッツユー)は、Mr.Childrenの13枚目のシングル。1997年2月5日に発売。前作から約半年ぶりのシングルで、突如発表された活動休止の直前に発売された。デビューアルバム『EVERYTHING』と直接の関連はない。この頃から作詞・作曲の際に「Kazutoshi Sakurai」、または「KAZUTOSHI SAKURAI」の表記が多くなっている。メンバーはこの頃が一番長髪だったとベストアルバム『Mr.Children 1996-2000』のライナーノーツに記している。日本テレビ系ドラマ『恋のバカンス』主題歌。 『BOLERO』に収録されているものは1曲目「prologue」とわずかに音がつながっている。 間奏のギターソロは前半は田原、後半は桜井が弾いている。 仮タイトルは「エアロ」。

HOWEVER  GLAY

『HOWEVER』(ハウエヴァー)は、GLAYの1997年8月6日発売の12作目のシングル。1997年12月27日出荷分からは、CDエクストラが追加されている。シングルではGLAY初のミリオンセラーとなった。この作品を機にこの後シングル5作連続ミリオンセラーを記録し、全部で6作のミリオンセラーを達成する。このシングルの大ヒットを契機にベストアルバム『REVIEW-BEST OF GLAY』が、当時の歴代1位となる約488万枚を売り上げた。この頃から2000年末あたりまでは社会現象といわれるほど、GLAYは驚異的な売上を記録するようになる。オリコンでは初登場から2週連続の1位獲得。3週目でZARD「永遠」に首位を奪われるが翌週に返り咲くと、その後3週連続首位を獲得してGLAYでは最高記録となる通算5週の1位を獲得した。GLAYで唯一の返り咲き首位を獲得した作品である。発売当初はノンタイアップだったが、その後TBSドラマ『略奪愛・アブない女』のエンディングテーマに起用された。このドラマではオープニングテーマや劇中にもGLAYの曲が使われ、サウンドトラック『GLAY SONG BOOK』が発売されている。2010年8月25日から日清食品の『カップヌードル』のCMに起用された。このCMの映像では「HOWEVER」のクリップのサビの部分がそのまま使用されたうえで歌詞が変更され、その歌詞をTERU本人が録音し直した音源が使用され、口元を新しい歌詞に合う様にCG処理したものが放送されている。このCMの放送開始から3日後に福岡サンパレスで行われたチャリティーライブにTERUが出演し、その際にこのカップヌードルバージョンを披露している。「HOWEVER」とは英語で、~だとしても、という意味である。 ピアノのイントロで静かに始まるロックバラード。歌詞の内容などから結婚式などでも歌われることが多い曲となる。コーラスはリーダーTAKUROと当時サポートキーボーディストのDIEが担当。HIGHCOMMUNICATIONSツアーでTERUがキーボードによる弾き語りを披露し、それが後の29thシングル「時の雫」に「HOWEVER (inspired by HIGHCOMMUNICATIONS)」として収録された。この曲で紅白歌合戦に初出場した。第56回NHK紅白歌合戦の「スキウタ~紅白みんなでアンケート~」で白組64位を獲得した。

White Love  SPEED

「White Love」(ホワイト・ラヴ)は、SPEEDの5枚目のシングル。1997年10月15日発売。オリコンでは2枚目のシングル「STEADY」、出荷枚数では3枚目のシングル「Go! Go! Heaven」に続きミリオンセラーを記録した。同時に2010年現在、SPEED最大のヒット曲となっている。1997年10月25日付でオリコン週間シングルチャート1位を獲得した。翌週2位に転落したが、翌々週は再び1位に返り咲き、その次の週も1位を獲得し、通算3週で1位を獲得している。累計売上は200万枚。「N's」によるカバー版が同名アルバムに収録されている。タイトル曲「White Love」はJUJUによって2010年9月28日発売のカバーアルバム『Request』でカバーされた。登場4週目でミリオンセラーを達成している。さらに12週目で150万枚を達成((AKB48の「Everyday、カチューシャ」に次ぐ歴代2位の記録である)。オリコンカラオケチャートで14週連続1位。第39回日本レコード大賞優秀作品賞。2005年にNHKが実施した紅白の“スキウタ”アンケートで紅組66位。資生堂「ティセラ エンジェルドロップ」のCMソングに使用された。SPEED出演CM。 この曲で『NHK紅白歌合戦』に初出場。紅組トップバッターを2年連続で務めた。 1回目の再結成時にリリースされたシングル「One More Dream」のカップリングでは、この曲のアコースティックバージョンが収録された。


白い雲のように  猿岩石

「白い雲のように」(しろいくものように)は、猿岩石のデビューシングル。1996年12月21日に発売された。角川書店『World Walker』イメージソング。猿岩石主演映画『一生、遊んで暮らしたい』主題歌。日本テレビ『進め!電波少年』でのユーラシア大陸横断ヒッチハイク企画終了後、所属事務所関係者や『電波少年』のプロデューサーであった土屋敏男により、二人の歌が『思ったより上手い』という意向を理由として、なし崩し的に歌手デビューが決定した。リリース当初はあまり注目されず、週間チャート初登場23位、約2万枚の売り上げだった。しかし当人らの知名度が浸透し、4週目で初のトップ10入りとなる4位に急上昇。その後も何週にもわたりランクインし続け、お笑い芸人がリリースしたCDとしては異例のロングヒットとなった。オリコン集計でミリオンセラーを達成している。当初日本テレビでは系列会社のVAPから発売する意向であったが、猿岩石の所属事務所・太田プロダクションがコロムビアを選択。この行為に日テレ側が激怒し、結果として番組で太田プロの所属者は起用されなくなり、同社所属の松村邦洋も降板することになった。

Red Angel  ポケットビスケッツ

「Red Angel」(レッド・エンジェル)はのポケットビスケッツの3枚目のシングル。1997年1月22日発売。前作に引き続きミリオンヒット。リリース後は自身をプロデュースした番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』エンディングテーマとして使用された。PV撮影はマカオで行われた。ポケットビスケッツの曲で唯一ウドとテルのコーラスがない(ただし、2002年3月のウリナリ最終回ウリナリ祭りの際に千秋が歌詞の一部の後に「ヒューヒュー」と言い盛り上げていた)。しかし、ウドがローランドのエレクトリックドラム(Rolandではパーカッションパッドと呼んでいる。)、テルが間奏のピアノソロを担当している。この曲を中心としたメドレーで、同年4月7日、フジテレビ系『HEY! HEY! HEY! MUSIC AWARDS(HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMPスペシャル版)』に生出演。他局では初出演となった。「ミュージックステーション」にはウリナリが裏番組であったため出演できなかったと語っている。また、HEY!×3に出演できたのは、この回のHEY!×3が生放送であったために、いつも重なっているHEY!×3とウリナリの撮影日がずれたからだという。内村はダウンタウンと久々の共演であった。なお、翌年4月6日の放送ではブラックビスケッツが出演している。
第38回日本レコード大賞受賞曲
Don't wanna cry  安室奈美恵

「Don't wanna cry」(ドント・ウォナ・クライ)は、安室奈美恵の単独名義では5枚目のシングル。1996年3月13日にリリースされた。オリコンでは2枚連続、出荷ベースでは3枚連続のミリオンセラーを達成。自身が出演したダイドードリンコ「mistio」CFイメージソング。バックダンス・コーラスなどでも黒人をフィーチャーしている。前作に続いて、前田たかひろと小室の共作詞。カップリングには、サビメロディ以外は全部セリフの「present」を収録。2ndアルバム「SWEET 19 BLUES」では、セリフ無しで新たに書き直されて収録された。共に前田たかひろによる詞。dosの(当時)KABAによる振付。この曲で、“日本レコード大賞”の大賞を、史上最年少記録(当時19歳)で初受賞。また、直後の第47回NHK紅白歌合戦にも第2部トップバッターで2年連続出場。1999年3月に安室の母親が亡くなった際に、この曲の作詞作曲を手がけた小室は当時globeのツアー中だったが、知らせを聞いてコンサートの中でレクイエムとして、この曲をピアノで弾いた。累計出荷枚数は155万枚。第38回“日本レコード大賞”史上最年少記録(当時19歳)で大賞受賞。第11回“日本ゴールドディスク大賞”ベスト5・シングル賞。

いいわけ  シャ乱Q

「いいわけ」は、シャ乱Qの1996年4月24日発売の10枚目のシングル。タイトル曲はドラマ『Age,35 恋しくて』の主題歌であり、カップリング「こんなにあなたを愛しているのに」は同ドラマの挿入歌である。また、「こんなにあなたを愛しているのに」と全く同じメロディで歌詞だけ変更した楽曲「不偏愛」も同ドラマの挿入歌となっており、「不偏愛」はアルバム『ベストアルバム おまけつき '96~'99』に収録された。映画『シャ乱Qの演歌の花道』では「いいわけ」の演歌バージョンが製作され、尾藤イサオが歌っている。オリコン集計ではミリオンに迫る売上を記録し、日本レコード協会ではミリオン認定。1996年度カラオケチャート年間10位。

恋心  相川七瀬

「恋心」(こいごころ)は、相川七瀬の1996年10月7日発売の5作目のシングル。現在自身最高順位の2位を獲得。3週連続TOP3入り、5週間連続で10万枚以上を売り上げ、12週目でついに自身初のミリオンヒットを達成。現時点で自身最大の売上枚数である。相川のデビュー前から織田哲郎が温めてきた楽曲であり、「夢見る少女じゃいられない」「バイバイ。」とともにデビュー曲の候補となったが、結局見送られた。相川は自身のラジオ番組で、デビュー当時の自分はまだこの曲を歌うには幼すぎたと述懐している。織田は2006年、セルフカバーアルバム『MELODIES』でカバーした。もともと織田得意のフォルクローレの要素を取り入れたメロディに加えてアレンジでも民族楽器を多用し、一味違うイメージに仕上げている。ベストアルバムの「ID」にAcoustic versionが収録されている。相川と交友関係を持つ中川翔子が『しょこたん☆かばー4』でこの曲をカバーしており、新堂本兄弟内で中川と一緒に歌っている。

田園  玉置浩二

「田園」(でんえん)は、1996年7月21日にリリースされた玉置浩二の11枚目のシングル。自身が主演のフジテレビ系ドラマ木曜劇場「コーチ」主題歌。ソロでは初となるオリコンTOP3入りとなり、1996年のオリコン年間シングルチャート25位にランクインするヒットとなった。ソロ作品では自身最大のヒット曲となっている。第47回NHK紅白歌合戦にソロとして初出場したが、直前に大腸憩室炎を起こし出演が危ぶまれ、また歌唱時に歌詞を間違えるハプニングがあった。当日はTOKIOがバックバンドを務めた。

青いイナズマ  SMAP

「青いイナズマ」(あおいイナズマ)は、SMAPの22枚目のシングル。1996年7月15日に発売された。林田健司の作品をSMAPがカバーしたもの。森且行がSMAPを脱退し、5人体制になっての初シングル。SMAPとしては当時最高の売り上げを記録した。「青いイナズマ」は1997年3月26日発売のベスト・アルバム『WOOL』、2001年3月23日発売のベスト・アルバム『Smap Vest』に、別ヴァージョンとしては2005年7月27日発売のアルバム『SAMPLE BANG!』に「オリジナル スマイル/青いイナズマ(Phasio REMIX)」として収録されている。歌詞の書いてある面の帯に「1996.8.8 SMAP009 on sale !!」と小さく書かれている。木村拓哉、稲垣吾郎のソロパートがある(それまで木村・森のツインボーカルだったが、この曲では森の代わりに稲垣が担当)。当初、稲垣のソロパート部分は香取慎吾が担当することになっていたが、2番歌詞の「媚びて微笑むのさ」の部分を香取に歌わせるのはNGというマネージャーの一声で変更になった。香取は次の楽曲「ダイナマイト」でソロを取っている。本作はノンタイアップだといわれることもあるが、当時は自身の冠番組「SMAP×SMAP」のテーマソングとして使われている。次作「SHAKE」のほうが売れているが、テレビなどの特集などでは本作が使われることが多い。フジテレビ系で放送された古畑任三郎 VS SMAPでは古畑がSMAPを追い詰めるためのヒントになった曲として登場した。

YELLOW YELLOW HAPPY  ポケットビスケッツ

「YELLOW YELLOW HAPPY」(イエロー・イエロー・ハッピー)は1996年9月4日に発売されたポケットビスケッツ2枚目のシングル。週間オリコンチャートでは1度もトップ3に入ることはなかったが、ロングヒットを続けミリオンセラーを達成。自身最大のヒット曲となった。作曲はプロデュースもしている爆風スランプのパッパラー河合で、『決定版!爆風スランプ大全集2 ~The Very Best Of パッパラー河合~』でセルフカバーしている。『秘密のケンミンSHOW』のコーナー・『辞令は突然に…千葉編前編…』(2010年9月9日放送)で使用された。

マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-  Mr.Children

「マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-」(マシンガンをぶっぱなせ ミスターチルドレンブートレグ)は、Mr.Childrenの12枚目のシングル。1996年8月8日に発売。『深海』からのリカットシングルで、前作から約4ヶ月ぶりに発売された。オリコン・日本レコード協会共に「Replay」以来の累計売上100万枚に達しないシングルとなり、シングル連続ミリオンセラーの記録が8作でストップした。当時では数少なかった12cmシングルで発売されており、Mr.Childrenでは初の12cmシングルである。シングル曲では「君がいた夏」以来となるシングルカット。 新たに録り直された音源ではないが、『深海』では「ゆりかごのある丘から」と音が繋がっているため、厳密にはシングルバージョンである。 『深海』でのタイトル表記は「マシンガンをぶっ放せ」だけで副題は付かない。 Mr.Childrenの楽曲で、唯一副題に「Mr.Children」を含む。

ガッツだぜ!!  ウルフルズ

『ガッツだぜ!!』は、1995年12月6日に発売されたウルフルズの9作目のシングル。トータス松本が小室哲哉に「もっとディスコっぽいのやれば?」のアドバイスをもらったことに基づきtrfの「Overnight Sensation」を聴き、ディスコサウンドの曲を作ろうと思い作曲した。サビの「ガッツだぜ」の部分は、KC&ザ・サンシャイン・バンド(KC and the Sunshine Band)の「That's the Way (I Like It)」のサビの部分を聴いて、何となく「ガッツだぜ」と思いついて、テープに録音したとトータス松本は語っている。初登場順位は低かったものの、その後順位をあげ6位までに上昇し、バンドはこの曲のヒットでブレイクを果たした。歌詞中に「金田一少年の事件簿」をパロディとした部分がある。ウルフルズのシングルでは2番目の売上げである。
この曲で『NHK紅白歌合戦』に初出場。紅白では卑猥とされた歌詞が一部変更されて、歌われた。
PVが『SPACE SHOWER Music Video Awards』1996年度「BEST VIDEO OF THE YEAR」「BEST YOUR CHOICE」を受賞した。この曲がヒットするまで、出したシングルはあまり売れず苦労を重ねていたが、この曲の大ヒットしたことでレコード会社から金一封が支払われ、それを原資に事務所の社長も交えてみんなで飲み明かしたという。大阪時代、メンバーのバイト仲間だった放送作家の高須光聖とは売れない時代もずっと交流があり、いつも曲を聞かせてはアドバイスをもらっていた。この曲の時は、いつまでたっても売れないことにトータスはかなり深刻になっており、高須は励ます意味で「お前らもっと頑張らなアカン!この曲も正直俺はあんまりええと思わん!」と言い放ったが、初の大ヒットとなった。

グロリアス  GLAY

『グロリアス』は、GLAYの8作目のシングル。1996年1月17日に発売された。2ndアルバム『BEAT out!』の先行シングル。元々このアルバムは1995年11月リリースを予定していたが、担当者から「アルバムを出す前にもう1枚シングルを出してほしい」と「待った!」がかかり、急遽作られた曲である。初のオリコン週間チャートTOP10入りを果たし、一気に彼らのブレイク作品となった。元々ヴィクトリアのCMの曲だったのは「都忘れ」の予定だったが、出演する内田有紀が「グロリアス」のほうがいいということで変更になった。この曲の製作時に於ける裏話が、HISASHIの単行本『ありがとう』に掲載されている。ヴィクトリアCMソング。

DAN DAN 心魅かれてく  FIELD OF VIEW

『DAN DAN 心魅かれてく』(ダン ダン こころひかれてく)はFIELD OF VIEWの1996年3月11日発売の4thシングル。フジテレビ系アニメ『ドラゴンボールGT』のオープニング・テーマ(同アニメ最終回のスタッフロールでも流れた)、映画『ドラゴンボール 最強への道』の主題歌として起用された。さらに、主題歌に使われた『ドラゴンボールGT』とコラボレーションしたロート製薬の「新・ロートこどもソフト」のCMソングでもある。番組内ではアレンジ・バージョンが度々使われた。このシングルまで、デビューシングル「君がいたから」から4作続けてZARDの坂井泉水による作詞である。のちにZARDが『TODAY IS ANOTHER DAY』でセルフ・カバーした。(編曲は池田大介)収録時点で安部潤脱退後であり、また新津健二加入前なのでジャケット写真は3人しか写っていない。このジャケット撮影の様子は、シングル発売直前に『NO.』『CD NEWS』などで公開されている。テレビ朝日系『ミュージックステーション』出演時より新津がベースとして参加している。ビデオクリップは、図書館で撮影され、少女が図書館を歩きながら「FIELD OF VIEW」と書かれた本を見つけて開くところから、メンバーの演奏シーン、そしてサビへとつながっていく様子を収録している。撮影場所は工学院大学。プロ野球選手の登場曲として、工藤公康が巨人在籍時代に2006年まで使用していた。また、2009年からは、早坂圭介(千葉ロッテ)が使用している。

Body & Soul  SPEED

「Body & Soul」(ボディ・アンド・ソウル)は、SPEEDの1996年8月5日発売のデビューシングルである。プロデューサーを務めた伊秩弘将は、彼女たちに初めて会った時の印象そのままにこの作品に投影したという。デビューシングルだけに難産であり、レコーディングは約7回、期間は4月29日からおよそ2ヵ月にも及んだという。加えて6月には「サビの掛け合いが今ひとつ」「まだグルーブ感が足りない」ことから発売日を7月22日から2週間延期し、ようやく発売された。CDの発売後、メンバー4人は渋谷のCD店に行って、陳列してあるSPEEDのCDを全部、最前列に持ってきたりしていたという。後に今井が「徹子の部屋」に出演した際、当時事務所の社長に「30万枚売れれば褒めてやる」と言われたが、それを大幅に上回る大ヒットとなり、社長も驚いていたというエピソードを語った。 第1期時代に発売された他のシングルと比べると累計売上は80万枚で下位のほうであるが、認知度はとても高く自身の代表曲として取り上げられることも多い。「第38回日本レコード大賞」新人賞受賞。日清シスコ「シスコーン」CMソングに起用され、彼女達にとって初のCM出演となった。 PVはサンフランシスコ、ロサンゼルスで撮影された。撮影監督は前嶋輝。 2008年にデブパレードによりカバーされた。 お笑い芸人のネタとしても使用されることが多く、芋洗坂係長、ハリセンボン、少年少女等が例としてある。

Baby baby baby  dos

『Baby baby baby』(ベイビー ベイビー ベイビー)は、dosの1枚目のシングルである。1996年3月21日発売。資生堂「ティセラ」CMソング。
年間第一位
名もなき詩 Mr.Children

「名もなき詩」(なもなきうた)は、Mr.Childrenの10枚目のシングル。1996年2月5日に発売。前作から約6ヵ月ぶりに発売されたシングル。オリコンチャートでの初動売上約120.8万枚は2011年に「Everyday、カチューシャ」(AKB48) が上回るまでは歴代最高記録で、オリコン史上初めて初動売上のみで100万枚を突破したシングルでもある(現在は歴代6位)。本作は月曜日の発売だったため店によっては流通の関係上前週の金曜日から販売されているところもあったが、全て発売週の売上として集計された。Mr.Childrenのシングルでは「Tomorrow never knows」に次いで2番目に高い売上を記録、CHAGE and ASKA以来2組目となるシングル2作目の200万枚突破を達成するとともに史上3組目となる2度目のシングル年間1位を獲得した。ジャケットは桜井の舌に「NO NAME」と書かれているもので、このジャケットを友人に見せたところ「もうインディーズじゃないんだから」と笑い飛ばされたという。フジテレビ系ドラマ『ピュア』主題歌で、Mr.Childrenが月9ドラマ主題歌を担当するのは今回が初となった。 また、発売から7年後の2003年にエリエールのCMソング(新垣結衣出演)としても起用された。 ミリオンセラーとなったシングル曲では「innocent world」「終わりなき旅」などとともにライブで演奏される回数が多い曲で、ライブでは1番のサビを観客に歌わせる演出が行われることがある。なお、「Mr.Children TOUR 2011 "SENSE"」では2番のサビを歌わせた。 Mr.ChildrenではPVが制作されていない数少ないシングル曲であるため、テレビ番組では独自の映像やライブ映像を流すことで対応している。 歌詞に発売当時は放送問題用語だった「ノータリン」が含まれているため、トイズファクトリーは放送局に市販とは異なる当該箇所の歌詞を差し替えた曲を収めた「PR-275」という品番のCDを作成・配布して放送に対応した。当該の歌詞は「言葉では足りん」と替えられているが、1996年4月5日放送の「ミュージックステーション」で披露した際に桜井は歌詞テロップを無視して「ノータリン」と歌っている。

DEPARTURES  globe

「DEPARTURES」(デパーチャーズ)は、globeの4枚目のシングル。1996年1月1日に発売された。globeのシングル作品では現時点で最大のヒットとなっている。1996年度オリコン年間シングルランキング2位、歴代シングルランキングでも15位となるほどの売上を記録した。CMで用いられたサビの部分のみのバージョンにおいてはキーが高くなっている。アルバム「globe」には、冒頭部のサビをカットし、歌詞を長くしたバージョンが収録されているが、本作に収録されているEXTENDED MIXとは若干異なる。JR東日本「JR Ski Ski」CMソング。

LA・LA・LA LOVE SONG  久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL

『LA・LA・LA LOVE SONG』(ラ・ラ・ラ・ラヴソング)は、1996年5月13日に発売された久保田利伸 with NAOMI CAMPBELLのシングル。久保田利伸 with ナオミ・キャンベル名義でリリース。ナオミ・キャンベルとのコラボレーションに至った経緯には、ニューヨーク在住中の久保田が、偶然ナオミと同じマンションに住んでおり、そのエレベーター内で対面し、後に意気投合したことから実現している。フジテレビ系テレビドラマ『ロングバケーション』主題歌となり大ヒット。自身初の月9主題歌となり、自身初のオリコンシングルチャート1位、またミリオンセラーも達成した。発売した週から計5週に亘ってB'z、サザンオールスターズ、V6、安室奈美恵らによって1位を奪われており、6週目でようやく1位となった。1996年年間チャートでは先に述べた4組の作品をいずれも上回っている。フジテレビ系ドラマ『ロングバケーション』主題歌。間奏などのコーラスとしてナオミ・キャンベルが参加しているが、歌唱部分は久保田のみによるものであり、サビのコーラスも久保田本人による1人多重ボーカルである。一部の音楽番組では、通常より半音低いキーで歌われた。

空も飛べるはず  スピッツ  

「空も飛べるはず」(そらもとべるはず)は、スピッツの通算8作目のシングル。1994年4月25日に発売。ドラマ主題歌(後述の『白線流し』とは別)の依頼を受け、草野がシナリオを読んで2~3日で書き下ろした曲。結果的に主題歌候補からは外れたものの、シングルとして発売された。レコーディング当時は、前年にアルバム『Crispy!』を担当した笹路正徳プロデューサーとのスケジュールが合わず、代わりに土方隆行がプロデュースを務め、同時期に次のシングルとなる「青い車」もレコーディングされた。5thアルバム『空の飛び方』のレコーディングから笹路が復帰し、彼の監修の下アルバムバージョンを制作。ボーカルテイクを再録した上でリミックスされた。1994年の発売当初はオリコン最高28位だったが、1996年1月からフジテレビのテレビドラマ『白線流し』の主題歌として起用されたことで同一品番で新たにプレスされる。その影響からチャートを上昇し、スピッツのシングル初のオリコン1位を獲得、ミリオンセラーとなる(なお、ドラマで使用されたのはアルバムバージョン)。またオリコン史上、ミリオン達成までの期間が長いシングルで史上3位という記録も持つ(1位は山下達郎の「クリスマス・イブ」、2位は中島みゆきの「地上の星/ヘッドライト・テールライト」)。

I'm proud  華原朋美  

I'm proud(アイム・プラウド)は、華原朋美の1996年3月6日発売の3作目のシングル。前作「I BELIEVE」に続いて、2作連続でミリオンヒットとなり、華原朋美最大のヒット曲となった。
TBC(東京ビューティセンター)「the レディエステティック」のCMソング。自身も当時のプロデューサー・小室哲哉と共に出演し、“恋より綺麗になれるもの”のキャッチコピーにシンデレラストーリー仕立てのCMが話題を呼んだ。製作にあたって小室が描いたイメージは「風と共に去りぬ」。小室曰く、数多くの小室作品の中でも5本の指に入る力作。当初、サビフレーズの歌詞「いちごの様に」の果物の部分は“りんご”であったが、華原本人の希望で“いちご”に変更された。レコーディングや、ジャケット・PVの撮影はL.A.で行われた。ジャケットはハンティントンビーチ (カリフォルニア州)で撮影。ジャケット撮影時、高熱でダウン寸前だったが、根気で乗り切ったと本人談。PVは、倉庫街ビル屋上(ヘリコプターを使っての大掛かりなシーン)とスタジオで撮影され、小室も共に出演。PVとメイキングが収められたシングル・ビデオは、同年3月27日に発売された。導入部のサビの後の四つ打ちキック音とその後のベース音はTMNのアルバム『CLASSIX』の「Human System -Cafe De Paris Mix-」と同じものである。発売週に出演したMステでは、サビ歌詞を間違えて“ラララ~♪”で歌い、現在もSPの総集編などでよく使われるハプニングシーンとなった。またこの曲での2回目出演時のトークで、吉野家の牛丼が大好きで“並・玉・つゆだく”で食べていると公言したことから、吉野家に女性客が急増し、“つゆだく”という用語も広く一般に浸透した。記録的なビッグ・セールスとなった1stアルバム『LOVE BRACE』では、シングルの[Radio Edit]ではカットされたラストのサビを更に盛り上げる歌詞とメロディーが加わった、全編の[full version]で収録された。華原の大ファンであった深田恭子が、ホリプロタレントスカウトキャラバンオーディションでこの曲を歌い、見事グランプリを獲得し、芸能界入りを果たした話は有名である。同年のオリコン年間シングルチャートでは、安室奈美恵の「Don't wanna cry」や「Chase the Chance」を抑えて、女性ソロ部門では最大のヒット曲となった。この曲で、大晦日のNHK紅白歌合戦(第47回NHK紅白歌合戦)に初出場。小室がピアノで参加した。浜崎あゆみが、2004年10月のMステSPで、浜崎自身が選ぶ思い出に残るラブソングとして「I'm proud」を挙げていた。自身がデビュー10周年を迎えた2005年には、「I BELIEVE 2004」のリメイクに続き、シングル「涙の続き」のカップリングに「I'm proud 2005」を収録した。冒頭のサビを終えた直後の間奏からAメロにかけて、J.S.バッハ以前の時代に使われていた教会旋法の中からドリア旋法を用いて描かれており、敢えて現代の調性に合わないように見せかけたのち、Bメロで日本のヨナ抜き音階を取りこんでいるなど、高校までの音楽の授業で習うような理論の範疇を超えて作曲されており、手腕の高さが伺える。登場6週目でミリオンセラーを達成。オリコン・年間カラオケリクエスト回数 1位。「第38回日本レコード大賞」優秀作品賞。


Chase the Chance  安室奈美恵

「Chase the Chance」(チェイス・ザ・チャンス)は、安室奈美恵の単独名義では4枚目のシングル。1995年12月4日にリリース。前作「Body Feels EXIT」から約1ヶ月とハイペースでのリリースとなった。日本テレビ土曜ドラマ「ザ・シェフ」(同年10月8日~12月16日・全9話)の主題歌。自身初のドラマ主題歌となった。元・dosのKABAによる振付。この曲まで、バックダンサーとしてSUPER MONKEY'S(現・MAX)が参加していた。自身初のオリコンシングルチャート1位を獲得した。オリコンでは、自身初のシングルのミリオンセラーを達成(出荷ベースでは2枚目)。また、大晦日のNHK紅白歌合戦(第46回NHK紅白歌合戦)にも初出場した(当時18歳)。
累計出荷枚数は155万枚。HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP・パーフェクトランキング(96/01/15・#052) 1位。
アジアの純真  PUFFY  

「アジアの純真」(アジアのじゅんしん)は、PUFFYのデビューシングル。1996年5月13日発売。キリンビバレッジ・「天然育ち」CMソング(本人達も出演)。デビュー作にして出世作となった。オリコンカラオケチャートで12週連続1位を記録。1997年には、この曲をそれぞれ作詞、作曲した井上陽水、奥田民生は井上陽水奥田民生名義でセルフカバーしている(アルバム『ショッピング』に収録)。この曲にタイトルをつけるにあたって井上は当時気に入っていたタモリ作詞の『中国歌謡「熊猫深山」』より「熊猫深山」にしようとしたが、女性歌手のデビュー曲につけるタイトルではないと反対され「アジアの純真」になったという。また、最後の歌詞を「ただ、ナンマイダ」にしようとしたと後に井上が語っている。なお、歌詞にベルリン・ダブリン・リベリア・バラライカ・ラザニアが出てくるが、ベルリンはドイツの、ダブリンはアイルランドの首都で、リベリアはアフリカにある国であり、バラライカはロシアの楽器、ラザニアはイタリアのパスタ料理(イタリア料理)であるので、ロシアの一部がアジアに含まれることを除けば、これらはアジアに無関係である。PUFFYが米国で「Puffy Ami Yumi」として活躍する際、キャラ・ジョーンズによる英語詞が付けられ、「True Asia」という題名で発表された。第38回日本レコード大賞・最優秀新人賞/優秀作品賞。
これが私の生きる道  PUFFY  

「これが私の生きる道」(これがわたしのいきるみち)は、PUFFYの2枚目のシングル。1996年10月7日発売。デビュー作「アジアの純真」がロングヒットする中で発売された2ndシングル。前作から引き続き奥田民生がプロデュースを担当。本作以降も関わることとなる。前作は井上陽水との共作であったが、本作は奥田の単独製作となる。タイトルは植木等・ハナ肇とクレージーキャッツの「これが男の生きる道」のパロディ。資生堂『ティセラ』CMソングとなりヒット。タイトルに含まれる漢字を繋げると、「私生道(しせいどう)」となり、タイアップ元の資生堂の当て字になるという遊びが取り入れられている。発売週のオリコンシングルチャートでは、グループ初の同チャート1位を獲得。その後3週連続で1位を独占する。本作含め以降3作連続でシングルチャート1位を獲得する。2008年11月現在Puffy最大のヒット曲であり、2作連続でミリオンセラーを記録した。累計売上は161万枚。また翌1997年春開催の、選抜高等学校野球大会入場行進曲としても採用された。ステレオ録音が当たり前のように行われている現代音楽としては珍しく、モノラル録音で製作された楽曲。後に各種アルバムに収録されるに当たっても、表記はステレオ録音ながら実際には当時のモノラル音源のままであった(事実上モノステレオ収録)。また、NHK『百歳バンザイ!』(広島局制作)のテーマ曲としても使用されている。作者である奥田が敬愛するビートルズへのオマージュとして、「デイ・トリッパー」のギターリフに似たフレーズを間奏に入れたのをはじめとし、全編を通して初期のビートルズを思わせるサウンドで仕上げられている。
そばかす  JUDY AND MARY

「そばかす」は、JUDY AND MARYの9枚目のシングル。1996年2月19日に発売された。フジテレビ系アニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の初代オープニングテーマとして使われ120万枚のヒット。バンド初のオリコンシングルチャート1位を獲得。また、解散に至るまで唯一のオリコン1位獲得シングルであり、唯一のミリオンセラーシングルであった。3日で曲を書けと言われて作った曲。曲のテーマは「キャンディ・キャンディ」。YUKI曰く、「凄く力んで新しい歌い方に挑戦した曲」らしい。
マイ フレンド  ZARD

「マイ フレンド」は、ZARDの1996年1月8日発売の17枚目のシングル。人気アニメ『SLAM DUNK』第4期エンディングテーマとなった。このアニメで使用される場合、曲がかなり修正をされてしまうことが多いが、この曲は最後の歌詞だけ2番の歌詞を使っているだけでそれ以外の変更点はない。売り上げは前作を倍近く上回り初登場1位を獲得し、ZARDのシングル作品で最高の初動売上を記録した。ミリオンセラーはチャートイン最終週の21週目で記録(オリコン調べ)。これは「負けないで」「揺れる想い」に継ぐ自身3番目の売り上げ。ZARD最大のロングセラーともなったと同時に、最後のミリオンシングルである。シングル発売日は1996年1月8日だったが、実際には1995年の年末にはCDショップに入荷されていた。2007年8月19日の日本テレビ系『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』では、「負けないで」、「揺れる想い」と共に坂井泉水の追悼コーナーで女性出演者によって歌われた。なお、CDの表面での表記はMY FRIENDになっているが、歌詞の題名と背の部分、および公式サイトでの表記はカタカナ表記である。ジャケット写真、およびプロモーションビデオの一部の映像はイギリスの首都、ロンドンでの撮影だった。この際の別テイクの写真が『ZARD BEST ~Request Memorial~』のジャケット写真として採用された。今までラブソング続きだったものから打って変わって応援歌。制作が、「負けないで」と同じ作曲と編曲であった。PVでは坂井泉水がスタジオで歌っており、『NO.』で一度だけフルバージョンが放送されたことがあった。



ロビンソン スピッツ

「ロビンソン」はスピッツの楽曲で、通算11作目のシングル。1995年4月5日に発売。オリコンチャートでの最高順位は4位だが年末までチャートインし続けロングセラーとなり、シングル・アルバム通じて初のミリオンセラーを記録した。シングルでは自身最大のセールスとなり、本作でバンドの知名度が大きく上昇した。4位以下入りのシングルでは歴代1位の売上を記録している(2012年6月現在)。1995年の『第37回日本レコード大賞』の優秀作品賞に選ばれる。タイトルは草野がタイを旅行したときにあったロビンソン百貨店から命名したもので、仮題だったものが正式名称になった。当初はカップリングの「俺のすべて」がA面になる予定だったが、エンジニアの宮島哲博をはじめ、他のスタッフから好評だったため「ロビンソン」をA面にした経緯がある
発売日の二日前に放送を開始したフジテレビ系『今田耕司のシブヤ系うらりんご』のエンディングテーマに使用され、テレビドラマ『白線流し』の挿入歌としても起用される。2001年にはキリンビバレッジ「午後の紅茶」のCMソングとして使用された。

碧いうさぎ 酒井法子


「碧いうさぎ」(あおいうさぎ)は、酒井法子の27枚目のシングル。1995年5月10日に発売された。日本テレビ系連続ドラマ『星の金貨』主題歌。オリコン・シングルチャートでは9位に初登場、最高5位を記録し、1990年(平成2年)に発売された「イヴの卵」以来、5年ぶり(11作ぶり)のトップ10入り作品となった。オリコン集計による累計売り上げは、2009年(平成21年)の時点で約99.7万枚である。本作は酒井法子のシングルとしては最大のセールスである。日本レコード協会及びオリコンでは非ミリオン扱いだが、出荷枚数ではミリオンセラーを記録。第37回日本レコード大賞・優秀作品賞を受賞。また第46回NHK紅白歌合戦に初出場し、手話を交えて歌った。この曲を作詞した牧穂エミがアルバム『aromatister』で、作曲をした織田哲郎がアルバム『MELODIES』でセルフカバーしている。作詞家の牧穂エミによると、作曲は織田哲郎と最初から決まっていて、作詞のみコンペ方式で約50人が参加したとしている。作詞のコンペはドラマ『星の金貨』の内容に沿った歌詞とドラマの題材となったグリム童話に似合う歌詞をそれぞれ2作提供するというもので、その中から牧穂が作詞した2作がミックスされたものが採用された。2007年にリリースされた「世界中の誰よりきっと」のカップリングに、新たに録音された「碧いうさぎ [2007 Version]」が収録されている。編曲は上杉洋史。『星の金貨』で酒井が聴覚障害者の役を演じていたことから、音楽番組で披露する際には、手話を使いながら歌われた。海外でも、台湾・ベトナムなどで現地語にて歌われている。現地のカラオケの機械に入っている事もある。酒井法子の覚せい剤取締法違反による逮捕を受け、2009年(平成21年)8月10日、酒井の全楽曲の配信停止措置が執られる前にダウンロードが集中し、iTunesの楽曲ダウンロードランキングで「碧いうさぎ」(シングルバージョン)が1位に浮上した。各社カラオケリクエストランキングでも上位に浮上。配信停止後、インターネットのオークションでは高値で取引きされた。

カローラIIにのって 小沢健二

カローラIIにのって(カローラツーにのって)は、小沢健二の6thシングル。1995年1月1日に発売。タイトルからも分かるように、トヨタ「カローラII」CMソングとして起用された。楽曲は前年1994年よりCMでオンエアされていた。1995年の『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』「THE PERFECT RANKING」で初ランクインした時、曲名と歌手名のナレーションがなく、曲の「カローラII」の部分にピー音が入り、黒バックに「スポンサーの都合上、映像はお見せできません。」と表示された。80万枚以上を売り上げ、シングル・アルバムを通して自身最高の売り上げを記録した作品であるが、作詞・作曲いずれにも関わっていない作品である。CMのために作られたということもあってか、現在でもアルバム未収録である。小沢のシングルにはアルバム未収録曲が収録されたシングルが他に5枚あるが、その5枚に比べると売上枚数が多いため、比較的入手は容易である。
KANSHAして SMAP

「KANSHAして」(かんしゃして)は、SMAPの16枚目のシングル。1995年3月3日に発売された。「KANSHAして」は林田健司の楽曲のカバーであり、オリジナルは林田健司のアルバム『RAPHLES V』(1994年)に収録されている。 1995年7月7日発売の『SMAP 007~Gold Singer~』(wah wah version)、1995年11月22日発売の『BOO』(リミックスバージョン)、1997年3月26日発売の『WOOL』(SMAP 007に収録されているバージョン)、2001年3月23日発売の『Smap Vest』に収録されている。木村拓哉、森且行にソロパートがある。メンバーが5人になってからのコンサートでは森且行のパートを香取慎吾が担当している。

スリル  布袋寅泰  

「スリル」は、布袋寅泰の1995年10月18日発売の10thシングルである。GUITARHYTHMプロジェクト終了後、初のシングル。当時歴代初動売上記録を更新したB'zの『LOVE PHANTOM』(登場2週目)に僅差で競り勝ち、2ndシングル『BEAT EMOTION』以来2枚目となるオリコン1位を獲得。2011年現在、前作『Poison』に次いで自身2番目のヒットシングルとなっている。「スリル」は、江頭2:50登場時のテーマ曲として有名である(以前はワイルドハーツの曲だった) 。江頭本人を自身のライブに招待したときには「スリルはエガちゃんのおかげで売れたもんね」と話したという。一方でツイッター上では迷惑と綴っていたり、ブログ上で「江頭さんとは仲が良いの?」と訊ねられたことに関して「スリルは大好きな曲だから、こういうことを言われると本当に悲しい」と語っているなど、この楽曲に関しては複雑な心境だと思しき発言も多い。また、「スリル」は、DDTプロレスリングの男色ディーノの入場曲でもある。藤井フミヤがコーラスとして参加している。TBS系音楽番組『COUNT DOWN TV』1995年11月度オープニングテーマ。

Body Feels EXIT  安室奈美恵

「Body Feels EXIT」(ボディ・フィールズ・イグジット)は、安室奈美恵の単独名義では3枚目のシングル。東芝EMIからavexに移籍後の第1弾シングル。1995年10月25日にリリースされた。小室哲哉がプロデュース担当後の初の作品である。自身が出演したタイトー・家庭用通信カラオケ「X-55」TV-CFソング。小室プロデュース以前は「TRY ME ~私を信じて~」、「太陽のSEASON」、「Stop the music」などの洋楽のユーロビートのカバー曲で初期ヒットを生み出していたが、小室哲哉がプロデュースしたことにより、それまでのアイドル歌手、バラエティータレントから、ヴォーカリスト、パフォーマー、アーティストへと本格的にスターダムへとのし上がっていくことになる。振付は、元・dosのKABA(現・KABA.ちゃん)が担当。ちなみに、小室P初期の安室のヒット曲の殆どはKABAが手掛けた振付によるものである。ソロ名義になってからも、次作「Chase the Chance」までバックダンサーとしてSUPER MONKEY'S(現・MAX)が参加していた。累計出荷枚数は100万枚。出荷ベースで、自身初となるシングルのミリオンセラーを達成。『Avex dance Matrix '95 TK DANCE CAMP』で歌われたバージョンがある。シングル版とは歌詞が一部違い、キーも高い。

Only You  内田有紀

「Only You」(オンリー・ユー)は、内田有紀の3枚目のシングル。1995年4月21日に発売された。前作からわずか2週間後にリリースされた作品。ジャケットでのアーティスト名表記が「YUKI UCHIDA」と英文表記になっている。プロデュースは小室哲哉。「ロッテリア」のCMソングとして使用された。
I BELIEVE  華原朋美

I BELIEVE(アイ・ビリーヴ)は、華原朋美の1995年10月11日発売の2枚目のシングル。華原が大ブレイクするきっかけとなった曲。自身が出演した'96ミナミ「JOY OF SPORTS」CFイメージソング、「FM FESTIVAL '95」キャンペーンソング。元々はglobe用に作られていたが、最終的には華原の楽曲となった。小室曰く、この曲の位置付けは“背水の陣”という程の力作だった。オリコン調べによると、初登場は7位だったが、約半年間売れ続け、年末~年明けに売り上げが再浮上し、最終的には最高4位を記録、翌年3月には自身初のミリオンセラー作品となった。続いてリリースされた「I'm proud」もミリオンセラーとなった。壮大な雪山をバックにした崖上のセットで歌うPVはスタジオで撮影。ちなみに雪には塩を使っている。この曲で、ミュージックステーションやHEY!HEY!HEY!、CDTVなどの音楽番組に初登場。デビュー曲「keep yourself alive」に引き続き、椛島永次が振付を担当した。またこの曲で、最優秀新人賞などを総なめにしたが、唯一、第37回日本レコード大賞の最優秀新人賞は獲得できなかった。この年のレコ大最優秀新人賞を受賞したのは、演歌歌手の美山純子。 このシングルの売り上げの一部は、阪神淡路大震災の救済援助金に充てられた。元モーニング娘。の保田圭は、モーニング娘。のオーディションでこの曲を歌った。2004年のシングル「あなたがいれば」のカップリング曲に、リメイク・バージョン「I BELIEVE 2004」を収録した。
浜崎あゆみが、2004年10月のMステSPで、究極のラブソングBEST100に「I BELIEVE」がランクインした際に“印象深い曲”として触れ、「カラオケでキーの高い朋ちゃんの曲を全部歌えると“あっ、やった!”という気分になる」と、コメントしていた。ちなみに、浜崎自身が選んだ思い出に残るラブソングとして「I'm proud」を挙げていた。