塗るトラ怪獣 宇宙大怪獣アストロモンス | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

これは、だいぶ初期に塗った奴ですね。

ウルトラマンタロウに登場した、宇宙大怪獣アストロモンスを塗り直したものです。

 

 

元のソフビはこれ。

Amazon.co.jp: アストロモンス 怪獣 旧硬質ソフビ 1989年 JAPAN : おもちゃ

子どもの頃に買ってもらったソフビで、それなりに気にってたんですが、さすがにこの黄色は……カレーみたい。

ということで、塗り直すことにしました。

 

 

じゃじゃん。

塗ってすぐに息子にあげてしまったので、けっこう剥げが目立っていますね。

遊んでもらってナンボだから、嬉しいんですけどね。けっこう気に入ってもらっていたし。

息子たちがウルトラ怪獣で遊ばなくなったので、勿体ないと思い、部屋に引き取ることにしました。

また再び再燃してくれたら嬉しいんですけどね。それまでは僕の部屋で保管です。

 

 

前から。

本当に初期の習作として塗ったんで、造形部分はまったくいじらず、色だけ塗り替えました。
元のソフビの出来が実は相当良いってことに、塗り直してから気付く。けっこう、カッコいいです。

 

横から。

尻尾の角度的に、ちょっと前に傾いてしまうのは元からですね。

硬質ソフビなので、全体的に硬いです。

 

サフを振った後、まず黒で塗り、その上から岩石色のグレーを縫って行った。

ゴツゴツした岩の重なり合いみたいな、その狭間に黒を残して、表面のディテールが引き立つようにしてみました。

元の色の使い方が面白いですよね。赤のインパクトが素晴らしい。

 

 

背中。

棘は一律赤で塗りました。

 

顔のアップ。

けっこう頑張って塗分けした。よく見ると二重。

ちょっと、ムラはありますが、歯の筋など頑張れるところは頑張りました。

 

中々端正な顔をしている。

タロウの怪獣の中でも、ムカデンダーと並んで好きですね。

タロウに登場した怪獣は、怪獣よりも強い超獣よりも強い大怪獣という設定ですが、その貫禄があったのはタイラントと、このアストロモンス、ムルロアくらいだった気がします。

 

 

お腹のチグリスフラワー。

この巨大な花が、オイルドリンカーを呑み込んでしまった。

ベムムスターの吸収孔を、より派手にした感じですかね。

 

可動は腕だけ。

しかもチグリスフラワーが干渉するため、前に伸ばすことは不可能です。

さらに硬質ソフビなので、かったいかったい。

 

雰囲気勝負のソフビですね。

街中に置いてみる。

そこそこ体高はあるので、Zゲージの中では映えますね。

 

 

ウルトラマンタロウとの比較。

ソフビの方が少々大きくなるアーツとの組み合わせが良いと思います。

 

 

ウルトラマンタロウ対アストロモンス。

タロウにとっては記念すべき最初の戦い!

 

 

 

劇中でもあった、連続パンチ。

このシーンで花がぶよぶよ揺れるのが、けっこう不気味でした。

 

スワローキック!

巨大なチグリスフラワーで何でも吸収してしまう。

強そうですよね。難攻不落感がある。

これが第一話の敵って、贅沢ですよね。事実、第一話「ウルトラの母は太陽のように」は、ものすごい密度のドラマと見せ場が凝縮されている、凄い一話です。

 

 

振り上げる腕を牽制するタロウ。

花の毒々しさが出ていたら嬉しいですね。

 

 

ストリウム光線――!!

劇中では大爆発します。
あんまり動かないけど、ウルトラマンと組ませるだけで画になるもんですね。

 

 

塗ったのはだいぶ前なんですが、この前に作ったムルチやゲロンガに並んで、お気に入りの一体です。

これは変に改造までせず、リペイントだけで済ませたのが良かったかもしれない。

公式カラーでは、黄色版の後に割かし忠実なバージョンも販売されたようですが、自己満足でも自分で塗ったこいつに愛着があります。塗っている間も、塗終わってからも楽しい塗るトラ怪獣。そろそろ、何か改造なりリペイントなりしようかなあ。古いソフビで遊ぶって、こういう遊び方もできるのが、凄く大きな魅力になっていると思います。