フィギュアライズは久しぶりですね。デッカー・ジードをすっ飛ばして、先にこちらを作ることになりました。
ウルトラマンティガ。ゼロを除いてほとんどがニュージェネ(ゼロもニュージェネの筆頭みたいなモンだし)なフィギュアライズの中で、初の平成ウルトラマンの登場。テンションが上がります。
3時間くらいで作れました。
今回はステッカーなしで、全部パーツによる色分け。メイドインジャパンの真骨頂、すごいことをしてくれます。
どどん。
ちょっと胸部プロテクターで失敗しています。
素晴らしいプロポーション。これまでのフィギュアライズが、ちょっとほっそりし過ぎ? と思っていたのですが、今回のティガで理想の体型になった気がしています。
立ち姿が非常に美しい。
アーツの真骨彫といい、ティガの立体物はどれも美しさが先行しますね。
銀と赤と紫と金。
平成の最初で、このカラーリングを打ち出したのは、本当に凄かったんだと思います。
これまでフィギュアライズ化されたウルトラマンの中では、多分一番シンプルな塗分けのティガ。
だからステッカーにする必要がなかったのかも知れません。
胸部のアップ。
プロテクターの左側の上段を失敗……。いやはや、お恥ずかしいことです。
この辺のパーツはとっても細かいので、一遍にやらない方が良いと思います。
顔はシュッとしていて奇麗です。
引き締まった口元など、理知的な印象があります。
さて、可動です。自分で作ったものをぐりぐり動かす、
その楽しさったらないよね!
基本の構え。
足首が少々頼りなかったのですが、動かしているうちに慣れてきました。
素立でもカッコよかったですが、動かすと魅力がグンと上がります。
どこから見ても良いですねえ。
股関節が相応に開くので、しっかりと踏ん張ったポーズも決まる。
腰のひねりは、ウルトラアーツ以上の可動域なんじゃないだろうか。
あと、このティガは首の可動域も相当に広い。
拳闘の構えの際、首の角度が本当にいい味を出してくれる。
基本の格闘もちゃんと決まります。
肩部分の可動部も、ちょっと違った作りで面白かったです。
拳を突きあげるティガ。
目の輝きが凛々しい。
膝立ちも驚くほど簡単にできる。
股関節が引き出し構造なので、持て余すことなくしっかり曲げられる。
胴体部分にも簡単な引き出し構造が付いていて、それにより、限界まで体を捻ることができる。
それにより、ダイナミックなアクションが可能になりました。
ここまでぐっと捻られるのは、楽しいですね。
これ、お気に入りのポーズ①
足はここまで上がって、ちゃんと自立する。
蹴り技もカッコよく再現できるのは、首の可動によるところも大きいです。
交換手首は相応に豊富で、加えて2つのエフェクトが付いてきます。
ぐっと力を溜め、
胸の前で考査。
ここでキュピーン! と画面にエフェクトが入る。
ぐぐぐと両腕を広げて……
びりびりとエネルギーが溜まっていきます。
しゅばっ。
腕をL字に。
ゼペリオン光線!
腕に引っ掛けるタイプです。ウルトラアクションフィギュアとかと同じですね。
引っ掻け部分がちょっとダサいですが、光線エフェクトはやっぱり楽しいです。
今回は肘に走る光線ラインも表現されている。
L字は、無理に引っ張ると腕が外れます。
じっくりじっくり、合う角度を見つけてくと、無理なく組めますよ。
あと、この溜めエフェクトが楽しいです。
飛び退りながらの溜め、
或いは身体を低くしての溜めなどなど
色んな姿勢を試すことができます。
こう一つ、交換手首。
これで何か別の技が再現できるのかも知れません。
この手首が何に使われるのか、知っている方は教えてください。
フィギュアライズは本当に楽しいです。
アーツとはまた違った良さがあります。
サムズアップ手首。
作って楽し。眺めて楽し。動かして楽し。
アーツに比べてもお手頃なのが嬉しいですね。
自分で作る故の失敗だったりはありますが……色んな形でウルトラヒーローが手に入るのがとっても嬉しい。
フィギュアライズの中でも、こいつがズバ抜けて完成度高い。
ニュージェネのウルトラマンは、塗分けが細かい分、無理に捻るとパーツが外れたり隙間が空くことがあるんですが、このティガにはそんなことは全然ありません。可動域も随一だから、とにかくグリグリ動かしてみたくなります。
見返りティガ。ここで視線を合わすことができるのも、実は進化の証だと思います。
次は昭和からぜひ!! 今後も応援し続けます。