塗り怪獣 ミレニアムゴジラ | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

中学生の頃? に買ってもらった「激突サウンド ゴジラvsオルガ」。足を地面にドン! ってやると、咆哮サウンドが響き、ゴジラとオルガを近づけると激突サウンドが鳴る。

大事にしていたので今なお音は鳴るんですが、ゴジラの方の奴が経年で音割れしてきまして……。背中のマジックテープも剥がれかけていて保持力無くなってきたし、もう一つのフィギュアとして保存しようと思い立ち、改造を試みました。



完成したのがこちら。

①背中のサウンドボックスを抜き取る。

②背中を胴体に接着し、境目をパテで埋める。

③全体的に塗り直し。


以上3工程で完成した。



正面側から。

元のフィギュアのクオリティが高いので、背中以外は全然いじっていません。



横。

全体的に黒サフを吹いた後で、アースカラーやジャーマングレーで筆塗り。節々のディテールが重なり合って奥まっている部分に黒が残るように表面を塗り重ねました。




背鰭はもっと、濃い紫にしたかった。

シルバーを混ぜると、明るくなっちゃって💦

臙脂とか、その辺の色で紫を作るべきだったかな。



背中。

色の境目が難しかったです。一度背鰭を塗り、付け根部分に黒を吹き、その上からもう一度背鰭の色を、ざっくり塗りました。



背鰭根本のアップ。

どこまで黒を残すべきか。そもそもゴジラの背鰭は何がどうなってこうなったのか。その成分は? とか、色んなことを考えさせられました。



生物って塗りが難しいですね。


背中の繋ぎ目はパテで覆い、少々造形しています。

違和感なくできているでしょうか。




顔のアップ。

ミレゴジは顔が命。

めちゃめちゃ気合い入れて塗りました。




現行のムビモンよりも大きい。そもそも劇場公開当時のムビマンよりも大きいので、細かい部分も塗りやすかったです。

牙や歯茎なども、塗るトラ怪獣より細かく色分けできました。




全体の色を抑えめにしているので、あまり分かりませんが、フラッシュ炊くと、

目尻や口周りなどに地の黒が残っています。




塗りゴジラは初めて。

ウルトラ怪獣とはまた違った雰囲気を出すのが難しかったです。

ウルトラ怪獣はキャラクター化されたものが多く、色もけっこう多彩。

ゴジラは基本的には黒。その中でディデールが塗り潰されないような塗りを目指すことが課題でした。



現行のムビモンと比較。

大きさがかなり違います。

こうして見ると、ミレゴジの背鰭は紫というより赤なんですね。ここだけは、そのうち塗り直してそうです。



まだまだ思い通りにいきませんが、完成できて良かったです。

対するオルガも、そのうち塗ろうと思いますが……年内に完成するかどうか。