東宝怪獣コレクション モスラ1961 | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

ここから、先行地域限定販売の先になるんですかね。一年くらい前、午前10時の映画館でも上映された、『モスラ』より、モスラの幼虫が登場。

これがね、半端なくデカい。




3号分で完成。



まずは正面から。

うん、虫。

良い意味でも悪い意味でも、虫。それに尽きる。



横。

体表が恐ろしくリアルですね……。

節の大きさや膨らみ具合に統一感がないのが、よりリアルな感じです。



首の後ろの皺とか、ぶにゅっと感がやべえ。

このシリーズは劇中に登場する怪獣を忠実に再現という方向性だから、1961年『モスラ』の、この幼虫の造形って、本当に凄かったんだということがわかる。




後ろ。

うわー! 一気に虫虫してて気持ち悪い!!

顔がまだ「モスラ」って顔だから、虫感があまりなかったけど、後ろ姿は完全に苦手な奴です。




顔のアップ。

つぶらなお目目まで丁寧に造形。

この目の凸具合なんかは、着ぐるみや人形っぽいところで好きですねぇ。




首の下にはうにょうにょ。


ちょっとキモイ。


頭部の造形、見事なものです。

やや頭が持ち上がっている。

口先の牙っぽいものなど、実はけっこうトガっているモスラさん。



さてさて、3号を跨ぐぐらいだから、それ相応のボリュームはあるんでしょう?

ここで出ましたゴジラさん。

身長50m。これが一つの基準ですよね。


あれ? 顔だけでゴジラさん相当のボリュームな気がする……




いや、でかいな!!!!


1961年のモスラは最大180mにまで巨大化する。それを忠実に1/700スケールで再現すると、こうなってしまうんです(笑)



これでは、モスラ対ゴジラは実現できないね。それもそのはずで、ゴジラと戦った個体は、40〜50mま程度の小型だったようですよ。

同スケールだと、シンゴジラと組み合わせたら、モスラ対ゴジラが再現できそうだ。



このデカさ、シュールです(笑)

握って振るえば立派な鈍器。

1/700スケールフィギュアの中でも、相当な異彩を放っています。


ムービーモンスターシリーズのモスラと合わせて。

大きさ的にも、同スケールくらいかな。

成虫は平成版なんですが。

幼虫も平成版は、もっとつるつるりんですよね。個人的には、昭和版の、このざらっと質感がリアルで好きです。



実際は硬質なんですけど、触ると凹みそうな、ぶにょっとした感じが何とも言えん。

ちなみにですね、基本的にこのブログの写真はスマホで撮っているんですが、この前のアップデートから、写真に写っているものを調べる機能が付いていますね。



それを使ってモスラを調べてみると、こうなる。

あ、ちゃんと、虫って認識なんだ。

当たり前のように思えるかも知れませんが、これって凄いですよ。虫ってだけでなくて、ちゃんと種類まで特定してくるんだから。元々のモスラの造形が、虫的に素晴らしいってことの証左ですよ。




ということで、モスラの完成報告でした。

午前10時の映画祭で観た『モスラ』のデジタルリマスター版、本当に面白かったです。異国情趣、ファンタジー世界の織り混ざった作風で、より幅広い層が楽しめる陽的な作品に仕上がっていて、その上で特撮が本当に素晴らしい。どこをとっても完成度の高い、面白い映画。このモスラを片手に、また観直そうかなあと思っています。