モデロイドって初めて作ったんだけど、これから買う人、この写真に騙されちゃいけません。
じゃじゃん。
アクリジョンを使ってみた感想としては、とにかく塗りにくかったですね。塗膜が上手いこと乗らないというか、どうしても筆塗の雑味が出てしまうというか。以前、ソフビをアクリル性塗料で塗った時のようなムラが出てしまいました。
それでも、細かい塗分けはかなり良いところまで行ったと思います。
正面から。
胸部の赤や、腰部の青、肩部の赤、二の腕や脹脛の青などなど、塗を加えた部分を挙げたらきりがない。
各部の墨入れも行っております。
斜めから。
耳の中も青で塗った。
塗っていないところは腹部と手の黒部分くらいですね。
あと、カラータイマーのように出っ張っている腹部の赤部分にも手は付けていません。
どこが難しかったって、もう全部です(-_-;)
こんだけ細かい塗は、久しぶり。
昔、『TOPGUN』にあこがれて、TAMIYAの戦闘機のプラモデルを作ったと(そして挫折した)時以来です。あれが高校生の時だから、ほんに15年ぶりくらいの細かい塗りです。
後ろ。
背中部分にも、赤や青部分が点在している。
左手にあるプライマルアクセプターも、ちゃんと塗りましたとも!!
アップ。
銀部分も一式塗りましたが、金と銀は発色が中々上手くいかず、薄く塗りすぎるとラメ状のものばかりが付く。本当に難しかったです。
逆に赤は入れやすかったですね。
胸部の赤など、細かいところもしっかり塗分けられる塗膜の強さがありました。
アクションは、このサイズながら中々頑張っている。
腰の可動域がもっと広いと、さらに表現の幅が広がったかもね。
関節はどれも渋い。特にはめ込み式の腕関節は回転するので、これが良い仕事をしてくれる。
交換手首もいくつか付属。
欠点としては、足の接地範囲が狭く、すぐにこけるところかな。
figumaのように、足首と爪先の間にボールジョイント型の可動があるだけで、全然違ったんじゃないかな。
膝立ちも、一応できます。
造詣は文句なしですね。
塗は個人的に、めっちゃ頑張ったんですが、少しでもカッコよくなっていたら嬉しいですね。
ちまちまとした塗で、組み立てから完成まで2週間くらいかかってるからな。
パンチ。
腰捻りができないのと、すぐこけるのとで、支えがないとダイナミックなアクションはできません。
手刀型の交換手首も付いている。
首の可動域が広いのは嬉しいですね。
このサイズで、ここまで自由に動くのは、最近のミニフィギュア技術のレベルの高さを感じさせます。
足はここまで上がる。
ちゃんと自立します。
足首の関節が、これまたちゃんとしてるんだ。
グリッド――ビーム!!
このアクセプター、めっちゃ頑張った!!
アクセスフラッシュポーズには、ちょっと腕の長さが足りない。
アクセプターの金が、上手く発色しなくてね。
これはあれかな? サフ吹いた後に、一回黄色で塗った上から金を入れればよかったのかな?
結果的に、かなり渋い金になりましたが、まあ、これはこれで……。
参考にしたfigumaとの大きさ比較。
ね。こんだけ小さいんですよ。
それを全部塗り直し……。
青とかは全然違う色なんですよね。スカイブルーが水色だと思ったんですが、もっと明るい青が欲しかったですね。
それでもまあ、いい感じに塗れたんじゃないかって思います。
ということで、MODEROIDのグリッドマンでした。
フルパワーグリッドマンなので、このグリッドマン本体に加えて、新世紀中学生がアクセスコードで変身する四体の武器も作ることができます。この四体も、やっぱり塗は大幅に省略されていそうで――。全部塗り直しかも知れんと。そうなった場合は、もっと効率的な方法を模索しながら、地道にやっていきたいと思います。