で、それと場を同じくするのもおこがましいのですが、今回の記事で「怪獣玩具に魅せられて」が300回目の投稿となりました。
これも何かの奇縁ということで、300回目の投稿で紹介する怪獣玩具は、ゴジラということにしたいと思います。
「西武ゆうえんち」のアトラクション、ゴジラ・ザ・ライドに出てくる怪獣王ゴジラ。4180円という中々するソフビですが、もう思い切りました。
正面から。
これまでありそうになかったスタイルのゴジラ。
胸部、腹部のあたりが、妙に人間らしい。
あと、顔がかなりちっちゃいですね。ゴジラの本来のモチーフであった「恐竜」感が大きく後退し、「破壊神」的なニュアンスが強く打ち出されているように感じられます。
横から見ると、往年のゴジラらしさが表れてきます。
頭部だけを見ると、平成ゴジか、ギャレゴジに近いものを感じます。
背びれの大きくなるところが背中の高い位置にあるからか、背中側のボリュームが相当あるように見えますね。
逞しい脚、格闘に秀でた腕など怪獣アクションに特化しているところは、ファイナルウォーズのゴジラにも近いものがあると思います。
体色も王道イメージの黒から、沼地を思わせる深緑に変更。
『G消滅作戦』のゴジラともまた違う色合いで、興味深い。
体色が明るくなったこともあって、細部のディテールが目にわかりやすくなりましたね。
背中。
尻尾が長い。
尻尾の背びれ(変な表現だな)が、往年のゴジラとはだいぶ変わっていて、新鮮味を感じました。
横向きに。
ディテールの塊みたいなソフビ。これは本当に細かい。
イボイボ感、ゴツゴツ感、ヒダヒダ感。全てがあります。
馬鹿っぽく聞こえるかもしれないけど、その上でゴテゴテしすぎずに怪獣の表皮のディテールとして一つの身体の中にちゃんと納まっている。これは相当に凄いことだと思う。
背びれは塗らなくてよいやつなのかな?
ゴジラは基本身体=黒、背びれ=白だったんですが、バーニングゴジラでは赤く発光し、マグロ食ってるエメゴジでは青? ミレゴジでは剣山のような形に紫色、ギャレゴジでは体色に準じる黒っぽい色となるなど、いろいろと変わりましたね。
今回は体色と同じ深緑なので、わかめみたいに見えます。
尻尾のディテール。独特です。
付け根部分からヒレではなく、棘のような造形に変わっている。
それが尻尾の先端まで伸びている。
節があるなど、往年のゴジラのデザインも踏襲していますが、やっぱり上部分のディテールが全然違いますね。
胴体部分の細かさを、ややアオリで。
指の太さも少しずつ違っている。
膝小僧が極端に肥大化して、何だかキノコ雲の傘部分みたいです。そういうディテールではないのでしょうが。
やや俯瞰で、頭部~胴体部分を。
いやー、本当に小顔だな。
顔のアップ。白眼がカッコいいです。
口の中の塗分けも非常に細かい。
胸部が逞しいのもあるのかね。相対的に本当にシュッとして見える。
ただ、ミレゴジ以降のように首が広がっているなど、やはり細かい意匠が光ります。
横顔。
カッコいい。
ゴジラ・ザ・ライドで動いている様子を見ると、さらに好きになれる。行ったことないけど。
お気に入りのアングル。
この角度のアップ、良いですね。
さて可動ですが、四肢のみですね。