大魔王 マガオロチ | 怪獣玩具に魅せられて

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ウルトラ怪獣DXシリーズから、ウルトラマンオーブ前半のボス級怪獣にして、最強最悪の魔王獣、マガオロチのソフビです。

でっかいはカッコいい。
オーブの怪獣は、魔王獣がいずれもDX化されるというサービスっぷりで、その中でもこのマガオロチは、過去のEXシリーズの追随さえ許さない完成度を誇ります。



前から。

一目見ただけで、ヤバそうなやつであることがビシビシ伝わってくる。溶岩が固まってできたかのような毒々しい赤も魅力ですね。

横から。

尻尾も含めてかなりの奥行き、かつマガオロチは体高もそれなりにあります。DXシリーズの中でも相当デカい。

これは場所取るなぁ(嬉しい悲鳴)



首から尾にかけてのラインが美しい。

棘の一本一本が非常に長いので、魔界のハエトリグサみたいでもありますね。

触るだけで手が痛くなりそうなやつですが、そこはソフビ。一応、先端はマイルドになっている。

ただ、やっぱり長いとそれだけ危険度はありますね。目を突かないよう注意です。



背中。

翼を思わせる二対の突起物。ここだけ、先端が金に塗られている。


ウィリアム・ブレイクの『レッド・ドラゴン』的と言うか、非常にデーモン的ですね。背中や尻尾の、甲殻が重なり合っている造形も見事です。




突起物はこの通り。

表面のディテールも細かい。
見てて惚れ惚れするような造形です。


腹部。

六つの目? 発光器官?

マガオロチの出現には、6体全ての魔王中の封印を解く必要があるので、あるいはその6体をイメージしているのでしょうか。




後脚の裏はこんな風になっている。

この青いタタリ神みたいなのが、本体なんですかね。それがオロチのガワを被っているようなデザインだと言うことでしょうか。
腕の部分とかも、赤い硬質の部分が手甲のように見えます。青は輝度が強くて、艶かしく美しいです。


頭部のアップ。

鍾乳石のような角がカッコいい!!
オーブから新登場した怪獣の中で、何気に一番正統派な顔つきをしています。


横から。

ゴツゴツ疣疣した表皮ディテールも最高ならば、乱杭の牙も最高。
口が大きくて、邪悪な笑みを浮かべているようなデザインが秀逸です。


もう、どの角度から撮っても外れがない。
首が前に大きく伸びているシルエットも見事です。重心が下にあって、どっしりとした感じを与えます。


可動ですが、四肢と尻尾。

腰回りとかも動いて欲しかったけど、この造形じゃ分割線が付けにくいですね。

腕がしっかり持ち上がるので、遊びごたえはあります。



あとは、尻尾で全体に角度をつけることはできるかな。



街を蹂躙する大魔王獣。

これだけでかいと、Zゲージの中で映えますね!!



これから殺る気満々って感じがすごく良い。

佇まいが最高ですね。威風堂々として、本当にカッコいい。


ウルトラマンオーブ サンダーブレスターとの死闘。



闇と闇の激突。


けっこう体高差がある。
それだけに懐に潜り込んでの肉弾戦が効果的です。



ゼットシウム光線!
マガオロチ以上に毒々しい光線の色彩。
劇中でも、サンダーブレスターには終始おされていましたね。あの時のオーブは完全に暴走状態で、剥き出しの力でしたからね。

前半のボスということで2話にわたって登場し、最終的にはやっつけられましたが、この尻尾によってゼッパンドンが誕生したり、密かに産み付けられていた地図卵からマガタノオロチが孵ったりと、最後の最後まで事態を撹乱し続けた怪獣でありました。


さて、このマガオロチ、相当大きいので、

BIGセブンガークラスじゃないと、制圧は難しいかも知れません。




マガオロチの尻尾から生まれた合体魔王獣 ゼッパンドン。


全体のシルエットは共通していますね。


尻尾はやはり、よく似ています。



破壊の申し子。
純然たる邪悪。
禍(わざわい)のオロチというネーミングセンスも完璧。尻尾からオーブカリバーが現れるなど、『古事記』におけるヤマタノオロチのイメージが強いですね。


このあと、ウルトラメダルとして登場し、ゴーデスマガオロチ、メツオロチと亜種が登場していく。


でもやっぱり初登場のマガオロチこそ至高。
非常に大切に扱われていたキャラクターです。


ややアオリで。
長い首が巨大感をさらに引き立てる。



破滅の眼差し。
DXシリーズの中ではいちばんのお気に入りかも!
デカくてやばい、最高です!