破壊獣 モンスアーガー | 怪獣玩具に魅せられて

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ウルトラマンダイナ第11話「幻の遊星」に初登場。破壊獣モンスアーガーのソフビの紹介です。
大怪獣バトル期のもの。
それまでは、けっこうオモチャっぽい赤だったのが、黒を多用したことで、エッジの効いた彩色にブラッシュアップされています。



正面から。

面白い造形してますねぇ、この怪獣。

ウルトラ怪獣の系譜で言うと、誰に連なるんだろう。調べてみたところ、着ぐるみは新造っぽいですね。


横から。頭部はずいぶん小さいなぁ。

デザイン的に一番近い昭和怪獣はーーレッドキングなんですかねぇ。下半身にボリュームを持たせ、頭部を小さめにすることで巨大感を際立たせている点が共通しています、よね。

配色も面白いですね。
正統派怪獣でありながら、アースカラーとは異なる赤。別の惑星で作られた生物兵器という設定に合う配色。


背中。トゲトゲがニョキニョキ。

背が高いだけでなく、造形的な左右の広がりもあります。黒と赤のバランスも良いし、尻尾までちゃんと塗ってくれるのも素敵ですね。


胴体、脚部は、複雑とはいかないまでも非常に個性的なデザイン。

本当に、面白い造形の怪獣だなぁ。


顔のアップ。

小さいながらも複雑に彫り込まれた顔。
目の位置や高さなど、独特のバランスですね。


横から見ると、これまた複雑な輪郭であることがわかる。

どこか深海怪獣を思わせるデザイン。耳みたいなでっかい部位が、ヒレに見えるのかな。

口はさすがに中抜きされてませんが、頑張って浮立たせようとはしていますね。

あと、特徴的なのは目ですね。
意外と可愛いんです。
見た目的にそれほど剣呑な感じはなく、コスモスとかに出てきたら、保護の対象となるくらいの愛嬌はある。ソフビではね。

でも、こいつ、相当凶暴だし強かった。


可動は四肢。結構よく動きます。

特に脚。そもそもでかいので、可動範囲が広い。


腕を振り上げて、咆哮。

非常にマッシブなイメージのあるモンスアーガー。
体はでかいし、腕も大きいし、力で押すタイプに見えますね。ダイナの好敵手に相応しい。



やや前傾で。
足がでかいので、ある程度安定感もあります。



初代モンスアーガーは、惑星でバトルしたので、街中セットでの戦いはなかったんですよね。

体高がそれなりにあるので、ビル街の中でも映えるんじゃないだろうか。



とりゃー。

思いっきりキックするモンスアーガー。


ACTのダイナ登場!




これくらいの体高差がちょうど良い。

アーツだとウルトラマン側が低すぎるかもね。



重量級バトル!!

厚みのある材質感で、肉弾戦が映えます。


顎に一発!



ダイナのキックを止めた!



2人で仲良く一枚。
肘鉄くらってますけどね。


アオリで見ると、巨大感が凄いなぁ。
ダイナの中では非常に印象深い怪獣です。これと、ネオジオモスかな。どちらも重量級で、ダイナらしいマッシブな怪獣ですね。

ニュージェネ版ダイナ、デッカーが来週から(今週は直前特番)スタートするわけで、ダイナの登場怪獣もフューチャーされております。現行ソフビにも、このモンスアーガーがラインナップ。もしかしたら、デッカーにも登場するかも? ただ個人的には、懐古だ何だと笑われたり罵られたりすること百も承知で、モンスアーガーに関しては、重量感とボリュームで圧倒する、この旧規格版のソフビに勝るものはないと、そのように思うのであります。