BOOKOFF SUPERBAZZARの戦利品 | 怪獣玩具に魅せられて

怪獣玩具に魅せられて

ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

今回は、ウルトラ怪獣シリーズについてです。

僕が基本的にこのブログで紹介している=所持しているウルトラ怪獣シリーズは、2010年初頭ぐらいの、「大怪獣バトル」期までのものです。それ以降、ウルトラマンギンガにおける「スパークドールズ」から大きさが一回り小さくなり、後ろ部分の塗装の省略などがあって、過去の大きさに近いものはDXシリーズとして売られるようになった。

 

大きさが違う=組み合わせて遊びにくいということで、僕自身はギンガ以降のシリーズは追いかけていません。が、今は息子がウルトラシリーズに絶賛はまり中で、特にニュージェネ以降のウルトラマンが大好きなので、ソフビを買い与えるとなると、どうしたって現行の、僕からすれば一回り小さなものになります。

 

現行のものは現行のもので出来がいいのもあるし、ゲネガーグやデストルドスなど、最新の怪獣はそもそも現行規格でしか出ないので、それはそれで良いのですが(でも、デストルドスくらいはDXで出してほしいなあ)、僕自身が集めるとなると、やっぱり旧規格のものとなるわけです。

 

ただ、もう売ってないのでね。DXシリーズはラインナップが限定されている上、異様に高いんですよね。僕が集めていた時の定価の5倍くらいで、インフレなのかウルトラマンというブランドの力なのかわかりませんが、揃えたい意欲はさほどありません。

 

そうなってくると、もうリサイクルショップ頼みになるわけで。今回はBOOKOFF SUPERBAZZARにて、旧規格の怪獣をいくつか仕入れたので、ざっと纏めて紹介したいと思います。

 

①暴君怪獣タイラント

ウルトラマンタロウに登場。

タロウの怪獣は意外とソフビ化されていない。このタイラントは数少ない例の一つですね。

目が少し可愛い以外は、彩色と造形共に、しっかりしたものです。

 

 

②変異怪獣キングモーラット

ウルトラマンティガに登場。

これはおそらく、ティガ放映中に発売されたソフビの一つ。かなり独特な造形で、可動範囲はまさかの耳だけ。

デザインの完成度には素晴らしいものがあり、当時の造形レベルの高さを感じさせます。

 

 

③宇宙海獣レイキュバス

ウルトラマンダイナに登場。

現行から数えると、2世代前のもの。彩色的には一番渋いですね。

昔のソフビの「いいかげん」なところなのか、前のキングモーラットもそうですが、足が全部接地しないんですよね。

可動は巨大なハサミ部分。優れたディテールで、カッコいいです。

 

④甲殻怪地底獣ゾンネルⅡ

ウルトラマンガイアに登場。このソフビも、いくつかバリエーションがあるようですね。

ガイア時代の怪獣はもともと、すさまじい作りこみと造形美の正統派怪獣が多い。このゾンネルもその一つで、ソフビ化されたこいつも、すっごくいい感じです。色がとてもきれいで、光を反射する鍾乳石のような感じがします。

 

⑤宇宙戦闘獣 超コッヴ

ウルトラマンガイアに登場。こちらもバリエーションが豊富ですが、オレンジなので分かりやすい。僕が必死になって集めていた、大怪獣バトル期のものです。

超獣みたいなデザインと彩色。合体怪獣トライキングの構成怪獣にもなっている、今でも人気怪獣の一体です。



⑥遊星怪獣カオスパラスタンS(サブスタンス)

ウルトラマンコスモスに登場。遊星惑星ジュランの守護獣だったパラスタンがカオス化したもの。

ビームホーンの形状が複雑化しているので、よくわかります。

コスモスの怪獣はユニークなのが多いのに、リドリアス、ベーシカルバルタン、カオスヘッダー、ギギ、ワロガ以外は大怪獣バトル期のラインナップにはなかった(いや、けっこうあるな)ので、これはテレビ放映時のもの。筋肉の造形など、ディテールのレベルは健在ですね。

 

以上、今回入手したソフビの簡易紹介でした。

また後々、個々の記事も上げたいと思います。今の規格からは大きさが合わないので、リサイクルショップでも怪獣によっては多数売れ残っている様子でしたが、それぞれの造形やディテール、完成度は決して現行規格に勝るとも劣ってはおりません。というより、ウルトラ怪獣シリーズに関して言えば、やっぱり旧規格の方が作りこみも彩色も気合入っていました。だからこそ、リサイクル品=経年劣化しているはずのものでも、満足度の高いソフビのままであり続けられることができるんじゃないかなと思います。今後も、あちこちのリサイクルショップを回って、レスキューを繰り返していきたいですね。