このポージングは、2人そろってナンボなんでね。
まずはレオのほうから見ていきましょうか。
じゃじゃん。
両手をまっすぐ前に出した構えのレオ。別のポーズVERもありますが、持っているのはこのタイプだけです。
レオは頭部の作りこみゆえに、全体のバランスが悪くなりがちですが、このレオのバランスは絶妙ですね。
ミニサイズであるにもかかわらず、細かいところまでよく作られている。
特に腕や手首のリング。きちんと塗り分けされていて、さすがです。
横から見ると、こんな感じですね。
両腕を突き出しているため体幹は今一つですが、これでもしっかり自立してくれます。
後ろはこんな感じ。
プロテクターの丸は本来は穴。ここが塗り分けされていないのは、ちょっと残念。
――と思っていた時期が、わたしにもありました。
少なくとも、アストラを見るまでは。
このアップ。この造形、完璧です。
目がちゃんとクリアなのが、HG COREのすごいところ。口元の掘り込みなど、本当に細かい。
角度によってちょっと印象が変わる。
イケメンすなあ。腹部のエンブレムもしっかり銀に塗られていて、ムラがありません。
足は踏ん張ったスタイル。
赤一色ながら、股部分の皺などに工夫とこだわりがみられる。
これがあるために、単一でも質素感はありませんね。
足はちゃんとブーツの造形に。
膝小僧の裏にできる皺も、非常にうまいこと表現されている。
続いて、アストラ。
かなり独特なポーズです。
本当に、レオと組ませるためだけにあるようなもの。
注目すべきは、胸元のプロテクターの「歪み」ですかね。
両手を上げていくために、ぐにゃりと歪んでいる。この辺が、すっごくリアルです。
首元の皺が彫り深くなっているのも自然で良い。
腕輪や腿の鎖などは、途中から色抜きされていないなどちょっと残念なところが目立つ。
特に腿の鎖は、元が細かいからか忠実な再現とはなっていません。
プロテクターは完全に素体色。
そして尻の上に「円谷プロ B.CHINA」の文字。主張がすごいな。
左足からは、鎖が垂れ下がっています。
顔のアップ。