S.H.フィギュアーツ ウルトラマンZ オリジナル | 怪獣玩具に魅せられて

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「ご唱和ください我の名を!」


ウルトラマンゼーット!!!

9月18日に一般販売されたウルトラマンZオリジナル。あみあみで予約していたもので、発売日の翌日に届きました。これでも、かなり早く届けてくれた方だと思います。

Z人気はここ数年のニュージェネでも凄まじいものがありまして、このZオリジナルなんかは、予約の段階でとにかく競争率が高かった。転売屋と書いてクソと読むゴミみたいなクズたちの毒牙にかかったこともありましてね。

昨日発売だったわけですが、バンダイ側もそれなりな個数を用意してくれてたみたいです。ただ、Twitterを見る限り、まだまだ買えてない人がいるっぽいので、アルファエッジのような再販に次ぐ再販体制が、早くできるといいなぁと思います。トリガーにも客演してくれたし、Z人気は絶好調継続中のようだしね。



さて、アーツですが基本的にはアルファエッジの素体を踏襲しております。


再現度高いなぁ。
コスモス以来のスタンダードタイプが青トラマンであるZ。ただし、黒や赤もアクセントとして入っているので、青トラマンという印象は薄めですね。


横から見た図。


ボディデザインはニュージェネの中でも複雑な部類です。でも色味を抑え目にしてある+寒色で纏めているからか、派手な印象は受けませんね。

むしろこっからアルファやガンマ、ベータなどそれぞれの色を明確に押し出したデザインへと変わっていくんだから、よく計算されたカラーデザインです。実際は、一番最初にあったデザインは、アルファだったらしいけどね。



シルバー部分はメカニカル。あるいは西洋甲冑のようにも見えます。


背中。



あれ? 羽生えてね?(生えてない)


顔のアップ。


お目目のギラつきが際立っていますね。
先端が菱形状になっているトサカが大きめなのも特徴ですね。アルファエッジは、中央のトサカの左右にゼロみたいに一対のスラッガーが付いているので、あんまり目立たなかったんですよね。ガンマフューチャーも眉部分がV字に厚みを持っていたので、このオリジナルが、一番トサカが目立ちます。


トサカを横から見ると、スラッガーのようになっている。


目から上部分の溝も丁寧に彫ってあります。



可動はZのアーツと同じ規格。

関節の程よい渋さも共通しております。


ACT初期からウルトラマンのアクションフィギュアを触っている立場からしたら、このアクションのし易さは、すっごい研究と進化の成果なんだなぁと感心するわけです。


ゲネガーグ戦での構え。


ちょっとへっぴりで頼らなかった初戦。
それが最後にはまぁ……大人になって。


股割りをした構えもしっかり決まる。


交換手首も豊富です。ガンマといい、オリジナリティのあるユニークな手首が多いですね。


アルファと同じく、拳法の構え。


肩の引き出し機構が本当に優秀ですね。
中央の、それなりに存在感あるプロテクターに邪魔されることがありません。


等身大で戦った時のゼットスラッガー。


アルファエッジと互換可能な手首らしいので、アルファ版のスラッガーも再現可能ですね。
アルファエッジの手首がバリエーション少なかったので、こういう形でも後から出てくれるのは嬉しいです。


足はここまで上がる。

安定感は、ガンマフューチャー同様に課題あり。
まぁ、支えがあれば問題ないんですけどね。


舞い降りるZ。



Zは、それぞれのフォームの使い方が上手かった。特にこのオリジナルは、出番を限定したからこその人気がありましたよね。初戦と、毎回の変身バンク、ハルキとの対話に等身大戦闘、そしてラストバトル……それぞれ印象深い場所での起用だったからこそ、実際の戦闘や登場は少なくても、凄く記憶に残ったんじゃないかなぁ。あと、Youtubeのボイスドラマがすごく良かったんでしょうね。




他のフォームとの差別化を図ってか、泥臭い戦いが目立つZオリジナルでしたが、それはそれで良い感じでした。




ぐりぐり動くので、やっぱり楽しい。
遊びごたえがあります。



今日のお気に入りの一枚。

様になるポーズも、だいふできるようになってきた……かな?



エフェクトは、とっておきのが一つ付いてきます。
ということでZさん! ウルトラアツいのお願いします!

こうして、



こうして、



しゅぴぃーん!



ぐるっと回す!

からのーー


十字クロス!





ゼスティウム光線!



ちぇぇぇえすとぉぉぉぉあ!!!


ゼスティウム光線エフェクトが付属。



光線エフェクトは、やっぱりテンション上がりますね!!

ダイナミックな造形ですが、それほど重くないので安定します。
しっかり足を広げたパターンから直立に近いパターンまで、汎用性は高いですね。


これまでとは違った独特の工夫にも注目。

左手を入れるための空洞があるんです。
これにより、ダイナミックなエフェクトであってもちゃんと十字クロスができるし、固定されるので保持力も上がる。

アルファエッジにも互換可能。
手首の色が違うから、ガンマとベータには付け替えれませんが、デルタライズクローにはいけるかな?


あと交換手首の中で印象的なのが、

ボイスドラマで「Z可愛いなおい」ってなったポーズも再現可能。
カッコいいだけじゃなく、可愛かったりお茶目だったりするZ。コミカルなポーズでも遊べます。

たとえばーー
なだめるZ。
Z「まぁまぁ師匠。落ち着いて」
いや、暴れてんのは師匠(ゼロ)かい。



デュアッ!!

ちゃらけた敬礼ポーズ。
こうして見ると、ウルトラマンフーマにも似ていますね、Zの顔って。



Z「♪〜♪〜♫」
砂にお絵描きしているZ。


きゅぴーん!

良いこと思いついた時のZ。
カッコ良かったり可愛かったり、色んな顔を見せてくれるZ。


気づけば30枚近く撮ってました。
次々とアクションが決まって、楽しいんだこれが。



ウルトラマンZーー。
ともに戦い、ともに成長し、ともに強くなるウルトラマン。


アーツの中でも、ウルトラマンZの遊びごたえときたらーーもう大満足の一言。すっごく楽しいです。

ここまでアルファエッジ、ガンマフューチャー、Zオリジナルと遊んできましたが、素体は決まったものがあって、それぞれのフォームごとの細部造形を変えている感じ。中でもこのZオリジナルはディテールの面ではアルファのような装甲みたいなものもやければ、ガンマのような際立つプロテクターもない。だから比較的再販しやすいんじゃないかなと思ったりします。というか、してくれバンダイ。今、一番勢いのあるウルトラマンはトリガーじゃなくてZ。とにかくコアなファンの多いウルトラマンです。今回、思ったよりも準備数が多くて、ヨドバシなんかでは今日の昼までは在庫あったくらいでしたが、たぶんもっと作っても売れるから! この調子で本当に欲しい人にちゃんと行き渡って、もっともっと、ウルトラアーツが元気になれば良いなぁと思います。