「ウルトラマンさん!」
「ウルトラマン!」
「ヘアッ!」
「ティガさん!」
「ウルトラマンティガ!」
「タアッ!」
「光の力……
お借りします!」
「フュージョンアップ!
ウルトラマンオーブ――
スペシウムゼペリオン!」
ぐんぐんカットまでが長い。それがニュージェネ(笑)
ということで、フィギュアーツより、ウルトラマンオーブ・スペシウムゼペリオンの紹介です。
ウルトラアーツ沼にハマるまでにインターバルがあった身としては、集めやすいのってZ関連以外のニュージェネからってなるんですよね。特にこのオーブのスペシウムゼペリオンは、販売終了となった今になってもそこまで高値になることがない。あるいは他のアーツが軒並み異常値になっているだけなのかもしれませんが。
3000円払えばいろんなウルトラマンが買えた時代が懐かしい。
それはともかくとして、このウルトラマンオーブ、なかなかの完成度です。
かなり複雑なデザイン。ちょっと頭でっかちに見えなくもないけれど、全体がガチッとハマった格好良さがあると思います。
斜めから。
身体を走る赤いラインはマン兄さん。下半身や頭部、プロテクターのデザインはティガ。マン兄さんがティガの装飾を身につけた感じですね。二つのウルトラマンのデザインが絶妙に融合しています。
カラフルっちゃあカラフルですが、フュージョンアップ元のマン兄さんが素晴らしくシンプルなカラーリングなので、そこまでゴテッとしている感はないですね。
後ろ。こっちは結構、ティガの意匠が濃い目に見える。
顔のアップ。
顔だけはオーブ色強め。額のクリアがオリジンの青からピンク? に変わっているのが見所。
肩パッド? は左右で別個に上に開きます。
これにより、プロテクターがあるにもかかわらず、肩周りの自由度がぐんと上がりました。
可動はかなり優秀だと思います。元々アーツは可動についてはACTから格段に進化しましたが、その中でもこのスペシウムゼペリオンの安定感は良いですね。
特に股関節が優秀。少しくらい不安定でも、ちゃんと立ちますよ。
基本的な構えはもちろん、
キックも角度によってはスタンドなしでいけそうです。
スペリオン光輪!
八つ裂き光輪で育った世代としては、ウルトラスラッシュという名前に少々の違和感があります。何たら光輪という技名だと知った時は、親指ぐっ……👍でしたね。
最近の降臨技は投げつけるだけでなく、いろんな使い方がされています。
オーブの光輪活用もバリエーション豊かでしたね。
スペシウム・ゼペリオン共通のシンプルな光線エフェクト。
肩パッドが動くので、ポーズはすごく付けやすいですね。
実は光線技の構えは足が難しい。色々と試行錯誤するんですが、アーツの下半身はしっかりしているので、今回は納得のものが結構早くにできました。
腕を身体の前で十字にクロス――
それだけのポーズが、どうしてこうもカッコいいのか。これをカッコいいと感じてしまうのが刷り込みという奴なのか。
「あっ……」ってなった怪獣目線。
スぺシウム光線は十字。
ゼぺリオン光線はL字なんですよね。
スぺリオン光線は元祖へのリスペクトか、十字クロスですね。
関節の緩みもなく、気持ちよく動いてくれます。
触っていてストレスが全然ないですねえ。
ただし、管理人の引き出しが乏しいため、ポージングには苦労します。
こういうのはあれかな? イラストの書き方のポーズ集を見て勉強するのかな。
しゃがむのは難しいですが、かなり低い所まで体高を抑えることができます。
背中で語る男――その名はオーブ。
オーブは痩せマッチョですね。スペシウムゼペリオンの元であるマン兄さんとティガも、マッシブ体系ではなく痩せマッチョだった。
本当にこのスペシウムゼペリオンは、元になったウルトラマン2つの融合が見事。名前も超カッコイイ。必殺技の組み合わせのネーミングとか、センスしか感じない。
ウルトラマンオーブ登場!
2つの光の力を借りて、悪を倒せ!!
こうして見ると、他のモードとは違ってオリジンに忠実な造形なスぺシウムゼぺリオン。
オーブはニュージェネのウルトラマンの中でも、Zは別格として特別に好きなウルトラマンなので、非常に遊び甲斐のあるスペシウムゼペリオンのアーツが手に入って、とても喜んでおります。アーツの中でも、こいつは結構別格ですね。造形も色彩も素晴らしい。いや~、良い仕事してくれております!