超古代怪獣 ゴルザ | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

 
ウルトラ怪獣シリーズも平成三部作に突入。『ウルトラマンティガ』に登場し、平成ウルトラ怪獣の中でも特に優遇されている超古代怪獣 ゴルザのソフビを紹介します。

じゃじゃん。

リリース時期としては第3期(2007-2013年)のもの。大怪獣バトル対応のカードが付いていたもの。このブログで紹介している旧シリーズは、基本的にこの時期のものです。このゴルザは、ラインナップとしてはNO.3にあたる。

 

 

前から見た図。

平成に復活したウルトラマン最初の怪獣と言うことで、このゴルザの鳴り物感は凄かったですね。よく覚えていますが、ゴルザ・メルバ・ガクマ、この辺はテレビスタートする前から宣伝や少年誌の紹介の中でよく名前を聞きました。

 

横形見た図。

ゴジラやゴモラに近い正統派怪獣でありながら、今までの怪獣のどれにもない斬新なデザインにすっかりやられてしまいました。

ウルトラマン80以降の、リアル&ややグロテスクなテイストを受け継ぎ、その上に超古代文明感を加えて昇華させた感じです(意味不明)。

 

 

背中。

背中上部より上の造形に注目。怪獣でありながら装甲をつけているよう、それでいて機械怪獣っぽさはないという絶妙なバランス。

全体の体色である紺も非常に綺麗ですね。

 

 

顔のアップ。

口吻がかなり尖っています。が、鳥っぽさはない。ちゃんと怪「獣」ですね。

頭部の巨大な反りが、そのまま外側の甲殻的な装甲に繋がっているという奇怪な造形。子どもの頃、何度も絵に描いた覚えがあります。

 

眼はソフビだと少し可愛いですね。

テレビではもっと悪辣な目つきだったので、もうちょっと工夫できたのかなと思いますが。

 

 

さて、このゴルザ、造形面だけでなく可動もそれなりに優秀です。

優秀と言っても、四肢だけなんですけどね。ただ、尻尾がちゃんと接地しているので、バランスが取りやすいんです。

キック!

腕は前後の可動ではなく、左右に開きます。

 

 

突進。

胸から肩にかけての銀の造形が干渉するので前後への可動は難しいですが、一応格闘戦に長けたボディではありますね。

 

身体の銀の部分は、罅割れ? 血管? が刻まれていて、ちょっとグロテスク。

 

特に腹部は、柔らかそうな感じがあってちょっとキモイです。

 

 

頭部の彫りにも注目。

見ようによっては、古代文字にも見えるのが魅力。

 

どの角度から取っても画になりますね。

カッコいいんだよな、ゴルザって。

さすがファイブキングの頭に選ばれるだけのことはある。

最新作『ウルトラマントリガー』でも、おもっくそ最初の怪獣の一部でしたね。

 

後ろから、若干アオリで。

巨大な尻尾が良いアクセント。四肢・尻尾はかなり凶悪です。

 

 

陰影を際立たせて一枚。

平成三部作の最初。かなりの重責だったかも知れまんせんが、超古代竜のメルバと一緒に、華々しい幕開けを飾ってくれたゴルザ。

このソフビの完成度ももちろん高いんだけれど、かつてACTでやったように、ハイクオリティのアクションフィギュアとして、また登場してきてほしいです。