またまたゴジラの進化形態。ウルティマに向けて、陸上特化の姿となりました。その名もーーゴジラ・テレストリスです。
テレストリスっていうのは、ラテン語で陸生を表す言葉なんだそうです。ちなみに、ウルトラマンに登場した地底怪獣テレスドンは、フランス語で「地底」を表すテレストロイタスが語源ということです。近いものを感じますね。
横から見た一枚。
体長がかなり長いです。そして、完全なる前傾姿勢。背鰭がはっきり天を向いていますね。
これまでのゴジラの成長形態には、それぞれ東宝特撮怪獣への目配せがありました。アクアティリスはチタノザウルス、アンフィビアはバラン、このテレストリスはゴロザウルスですね。エメ版ゴジラにも近いものを感じるし、平成ゴジラのゴジラジュニアも彷彿としますが、体色の系統と顔の長さはゴロザウルス由来だと思います。
ばっくり避けた口が怖い。金色の瞳が不気味です。
上顎の前歯がちょっと残念。もう少し綺麗に塗り分けて欲しかった。
前から見ると、避けた口が般若のようでもありますね。ウルティマにも共通するイメージです。
尻尾の上の棘状の鰭が目立ちます。
ちょっと眉が太めなところはゴジラっぽいですね。
最近のゴジラのデザインで多い、深海生物っぽい顔ではあります。
ここの塗り分けはーーソフビでは難しいのかなあ。あんまり細かくしすぎると、ソフビの彩色は汚くなっちゃうので、なくて良かったかな。
ただ、首側のいくつかが塗られていない。
ムビモンなんだから、そこはしっかり塗って欲しかった。
これほど極端な前傾姿勢でありながら、バランスよく自立する。尻尾のボリュームでバランスを取っているのでしょう。非常に洗練されています。
塗りが中途半端。
エラー品かと思っちゃうので、ここまで来たら塗ってくれませんか?
バランスが良いので、走るポーズとかは取らせやすいですね。
手前から、チタノザウルス、バラン、ゴロザウルス。
え? 違う?
ああ、アクアティリス、アンフィビア、テレストリスですね。
さすがに、あとはウルティマに進化するだけかな?
例によって最速ネタバレをかましたテレストリス。
ゴジラに近い姿になってきてはいるものの、まだまだ僕らの知っているゴジラではありません。これがどう、ウルティマに変わるのか、今後の展開が気になります!