ムービーモンスターシリーズ シン・ウルトラマン | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

最速に近い方かな? 本日発売の、シン・ウルトラマンのソフビを紹介します。
今夏公開予定の『シン・ウルトラマン』。関連おもちゃがこの2月6日にたくさん発売されました。通販サイトでは予約終了、即売り切れが多かったみたいですが、一般店舗などではまだ手に入りそう。ちなみに、僕はJoshinで買いました。

1200円くらいだったかな? 安く買えたのでよかったです。

注意したいのは、これ、ウルトラシリーズのソフビではなく、ムービーモンスターシリーズなんです。ウルトラマンでも、映画化されるとこっちのカテゴリになるんですね。なので、今のウルトラ怪獣シリーズの規格とは異なります。


それにしても、美しい。



佇むって言葉が1番しっくり来るウルトラマン。


少し骨張った背中に、しまった尻。良い男(ウルトラマン)は背中で語る。



ウルトラマンをデザインした成田亨氏のコンセプトに忠実な、今回のシン・ウルトラマン。この前まで、枚方パークの特設スタジオで開催されていた「特撮のDNA-ウルトラマンGenealogy」で成田氏の作品である『真実と正義と美の化身』を拝観しましたが、本当にそのまんまなデザインです。

なので、成田氏が不本意であったというカラータイマーもなければ、目の覗き穴もない。ファスナーを隠すまでの背鰭もない。
スーツアクターである古谷敏氏の長身痩躯そのままをウルトラマンにして、着ぐるみ感をなくしている。確かにこれは、CGだからこそできることだろうな。


このひょろりとしたままをおもちゃ化するってのも面白いですよね。マン兄さんって確かにひょろ長い(特にAタイプは)けど、おもちゃ化するときは、少しマッシブにするもんなのに。
手頃なソフビがなかったので、ACTと比較。ACT第一弾のウルトラマンです。これはCタイプのマン兄さんで実際に近い体格だと思うけど、それでも痩せマッシブ感はありますよね。

ソフビなので一応動きますが、肩・腰・膝が動くだけ。しかも動かすと銀と赤のラインがずれる。これはウルトラマンのソフビに共通するところではありますが。
あと、物によっては自立が困難なものもあるので、お店で買うときは足の左右バランスをよく見て買いましょう。


とにかくひょろいので、おもちゃとしては物足りない感じがするかもしれない。けど! 『シン・ウルトラマン』の世界においては、ちゃんとバランスが取れた体格差ですよ。怪獣と比べると、よく分かる。


まずはネロンガ。
そしてガボラ。

彼らも近いうちにレビューします。



このすらっとした体で、どうやって重量級怪獣と戦うのか、とっても楽しみです。


完成された、究極のデザイン。本当に、ウルトラマンはカッコよくも美しい。