15年くらい昔の食玩。KONAMIが出していたSFムービーセレクション シリーズより、ガメラを紹介します。
古いのでベタつきが凄く、だいぶ埃かぶってますね。
2000年代はじめといえば、食玩が一台ムーブメントを巻き起こしていた頃。海洋堂を筆頭に、様々なところが食玩を出していた。チョコエッグとか、タイムスリップグリコとかね。その頃の、比較的遅めに登場したシリーズで、遅咲きである分、クオリティは他の追随を許さない。
このSFムービーセレクションシリーズは『ガメラ』に登場した怪獣たちを、より生物的にリアルに造形するとどうなるかという挑戦のもとで展開している。ガメラは元のクオリティが度を越していたから、そこまで大きな変更はないかな。
これが300円ぐらいで買えたなんて、信じられます? 今はどの食玩も高い。ウルトラマンのガチャポンのHGシリーズでさえ500円もする。それよりも遥かに安い値段で、しかもクオリティは神がかり的。本当に、良い時代だったんだなぁ。
甲羅の造形のヤバさよ。爪や棘の色分けも見事。繰り返しますが、これが300円ですよ???
牙や緑の瞳の塗り分けも頑張っている。いかつい顔付きで、カッコいい!
通常の腕にも付け替え可能だったのに、失くしました(涙)
こんなに小さい。でもどっしりしていて重みもあるから、けっこう大きく見えてしまう。
表面のディテールも細かい細かい。この時期の食玩メーカーのこだわりっぷりは、常軌を逸していた。
いろんな記憶の詰まった、SFムービーセレクションシリーズ。熱き思いは、時代を超えてーー。