海神くんの南関東鉄火場にて -1158ページ目

アキバのホコ天の規制




現在、アキバのホコ天に来ています。規制の状況を見たかったので。


たしかにレイヤーも減ったし、パフォーマーもいなくなりましたね。ただマスコミの過剰報道の影響か、パトロール隊が一番人気でしたw


ホコ天自体、いろいろな人に楽しんでもらう為、公道を歩行者専用にしている一つのイベントなので、沢本あすかが取り締まりの対象になるのは仕方ないかなとは思いますが、僕自身は別に沢本あすかみたいのがいてもいいと思いますけどね。


何でもござれのチャンポンだからこそ楽しいんですよ。それにアキバって、ヲタのお蔭で生き残った街だし。それに沢本あすかが駄目ならドラゴンアイス前の混雑も規制しないと駄目でしょ。あれじゃ歩道歩けないよ。ドンキ1階の京ダコ前もしかり、アソビットシティ前の混雑もしかり。


コスプレ見るのは楽しいよ♪

テレビ宮崎がトリプルクロスネットを続ける理由2

では何故視聴者側には何のメリットも無いのでしょうか?


これはクロスネットは出資比率に応じてCM単価の高いプライム枠のそれぞれの局の番組をネットしないといけないからです。


簡単にテレビ宮崎の資本比率を出すと、関西テレビ約20%・讀賣新聞約18%・フジテレビ・約10%・テレビ朝日約10%(その他宮崎日日新聞社など)。この事から、フジ6:日テレ3:テレ朝1の割合でプライム枠の番組をネットする事になります。


そこでテレビ朝日の番組を週3時間ネットする義務が生じます。その3時間分をネットする為に、フジテレビの番組のネットを拒否しなくてはいけません。
そこで割り当てられた時間帯が、関西テレビの制作であるスマップスマップと火曜22時のドラマでした。(元々関西テレビの制作枠なので、ネットを拒否しやすい事情があります)


そこでもう一つの問題がテレビ朝日の土曜ワイド劇場が2時間番組という事でした。その結果、月9ドラマもネット出来なくなりました。ちなみにプライム枠のネット番組は原則プライム枠で放送する事になっています。
※プライム枠とは、19~23時の4時間の事です。ゴールデンタイムは19~22時の3時間です。


尚、そのまんま知事お気に入りの新報道プレミアAや納豆ダイエットで自滅した発掘あるある大辞典も関西テレビ制作の為、テレビ宮崎はネット受けを拒否しています。



月曜の21~23時がどうしてもテレ朝の土曜ワイド劇場をネットしないといけない以上、特にテレビ宮崎の月曜夜の番組編成はムチャクチャになります。何せフジテレビ系列のくせにフジテレビと同時ネットの番組が一つも無いわけですから。しかもテレビ朝日からネットを受けているのはあくまで土曜ワイド劇場。この土曜ワイド劇場は時々スペシャルドラマやサッカー日本代表の試合などで放送されません。その場合はスポンサーも違ってくる為、テレビ宮崎でネットする事は出来ません。そこでテレビ朝日がテレビ宮崎用に用意したネット番組が、過去に放送した土曜ワイド劇場、つまり再放送です。


しかももう一つの民放宮崎放送はTBSと同時ネットなので、宮崎の月曜21~23時の番組はNHKかサスペンスという事になります。こんな県民無視も甚だしい編成の糞局は存在意義ゼロですが、問題は月曜だけではありません。それは次回に。

テレビ宮崎がトリプルクロスネットを続ける理由

そもそもクロスネットとは、地上波放送(テレビ・ラジオを含む)において、複数のネットワークに加盟している放送局の事を言います。


このうちラジオの場合は、特にAM放送においては大多数の局がクロスネットですが、テレビに関しては、テレビ宮崎・テレビ大分・福井放送の3局だけです。


テレビ創世記~80年代頃まではこのクロスネットは全国各地に普通に存在しましたが、東京キー局が各都道府県に系列局を整備開局した事と、84年のJNN協定によるクロスネット禁止の為、クロスネットは徐々に解消され、現在は上記3局のみとなりました。では何故テレビ宮崎が今だにトリプルクロスネットを維持してるのでしょうか?それには、東京側、地元側双方の理由があります。


<東京側の理由>
元々日本の民放テレビ局は、新聞社の拡販目的と、広告媒体の為に開局しました。これは各民放局の資本構成を見れば自ずと理解出来ると思います。
東京キー局が地方で取材するには、かなりの労力を必要とします。そこで各都道府県の放送局に取材を依頼する代わりに、その取材映像を放送できるようにするいわゆるニュースネットワークを整備していきました。ただ当然タダというわけにはいかないので、ネット保証金という形で各系列局に資金を提供しています。その際、各系列局は、ネット保証金を受け取る代わりに東京キー局が指定した番組をネットする事が義務づけられます。この番組をスポンサードネット番組と通常呼んでいます。


つまり、宮崎においては、日本テレビとテレビ朝日が宮崎に系列局を開局する必要性を感じなかった為、フジテレビ系列のテレビ宮崎を今だに利用しているという事です。それだけ宮崎は存在意義が薄いという事です。その際、讀賣新聞とテレビ朝日はテレビ宮崎に出資しているので、テレビ宮崎には日本テレビとテレビ朝日のスポンサードネット番組を出資比率に応じてネットする義務が生じます。この事がそもそもの元凶です。


<地元側の理由>
このネット保証金というのは、東京キー局の番組を流せば入ってくる金なので、地方側からすれば、濡れ手に粟のボロ儲けになります。何せ営業活動を一切しなくてもお金が入ってくるんですからね。
しかもテレビ宮崎はフジテレビ・日本テレビ・テレビ朝日の3つのキー局からそれぞれネット保証金が貰えるわけで、こんなおいしい商売はありません。これがテレビ宮崎がトリプルクロスネットを維持している最大の理由です。ちなみにネット保証金は、系列のフルネット局1局当たり約10億円にもなるとか。テレビ宮崎の場合は当然この額より少なくなりますが、3つの局から貰えるので合計では他の都道府県の局よりはかなり多くなります。ちなみにテレビ宮崎の2006年の売上高は71億円と、宮崎という田舎の放送局としてはかなり高く、テレビ神奈川やMXより上です。
また、もう一つの民放宮崎放送にもメリットはあります。それは、日本テレビ・テレビ朝日・テレビ東京の人気番組を優先的に宮崎放送に回してもらえる為、スポンサーが付きやすいという事です。でもこれはあくまで経営者側の身勝手な論理、視聴者側には何のメリットもありません。次はこの事について説明します。