コロっと忘れる義父(その2)以来、夫も私もなかなか笑顔で接することはできずにいる。
当の本人は、どういうつもりかいたって普通。
私だって普通ってか優しく接することができたらと思ってる。
けど、⇧を引きずっているだけでなく、そもそもの不満がずーっと心にある。
義父が入院中、手がかかる義母ひとりをうちで見ていたわけだが‥
入院中に義母の様子を気にする様子はなく、
退院後も自分が入院中の義母がどうだったと聞くこともなかった。
そして、退院後、今後どうするかという話を一切してこない。
これまでのお金、これからのお金についても何も言わない。
考えてるかもしれない。
誰かには何か言ってるかもしれない。
けれど、実際世話してる私たちの耳には何も入ってこない。
それでは、当たり前のようにここにいるように見える。
このまま先が見えない状態を続けるつもりはないけど、
このまま先が見えない状態を続けさせるつもりでいるの?
「世話になるなら黙ってあんたらの言うこと聞いてたらいいんだな」
と言いながら、世話になり続けるつもりでいるの?
そんなことを考えてしまう。
嫌悪感を抱いてしまう。
老々介護中の数年前、食事の支度が大変だ大変だと会う度に言っていたので、自動電気調理鍋をプレゼントした。目の前で、簡単アピール調理デモもした。それでも、その日の夜にTELがあって「返す」と言われた。
ならばと引き取ってやると思ったが、夫は「とりあえずもう少し置いておこう」というので置いておいた。が、その後もたったの一度も使ってみることはなかった。
まぁ、年を取ると新しいことを覚えるのは億劫というのはあるかもしれない。だから、その件はもういいのだけど、その頃に義父に対して初めて負の感情が芽生えた。でも、それまでずっと穏やかでいいお義父だと思っていた。
それが今では‥
でもね、やっぱり人を悪く思うのは気分よくない。
けど、ここに⇧こうしていられるとね、以前のようには思えなくて。
だからこそ、施設に入ってもらって距離を取りたい。
いい施設、見つかるといいな。
施設に入ってもらうにも、また一波乱あるんだろうな。
大きな問題。難しい問題。
いずれにしても、今ここにいる現実。
今のこの現実も心穏やかに過ごし、この先の現実を明るくするためには、やっぱり無理してでも笑顔は必要なのかな‥。
自分をそう持っていくために書いてみました。