【一問一答】2019年度ケアマネ一問一答:保健医療サービス分野>介護技術>>食事介助 | Jさんブログ

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■ケアマネ試験対策一問一答

保健医療サービス分野

むせやすい高齢者の食事介助について、
次の記述は正しいか誤りか答えよ。

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問題:スプーンはできるだけ大きく深いものとし、
一回量を多くすることで食事の所要時間を短くする。
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………

……



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答え:誤り
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むせやすい高齢者ということは、嚥下機能が
低下しているということになります。

ただでさえ咀嚼や嚥下が困難なわけですので
量を増やせば余計、大変です。

食事の所要時間を減らすことを優先する必要は
そもそもありません。

窒息は不慮の事故死因のトップ1です。

(※ちなみに2位は転倒、3位は溺死)

一回あたりの量には注意する必要があります。

また、むせやすい高齢者の食事介助では、汁物は
誤嚥を防ぐためにとろみをつけることも重要です。

温度では、ぬるめのものより少し冷たかったり
熱かったりするもののほうが刺激が強いので、
嚥下反射はよりスムーズになります。

なお、食事介助をする際には利用者さんには
頭部前屈の姿勢を取ってもらうことが重要です。

これも誤嚥を防ぐためですね。

こういった点が過去出題実績のあるポイントに
なりますので、押さえておきましょう。

J

音声解説はこちら:
http://jsan.jp/Zv7Q8tHe.mp3

■今日のインデックスカードまとめ

表:
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食事介助 利用者姿勢
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裏:
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頭部前屈
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表:
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嚥下困難者 汁物
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裏:
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とろみ
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