タロット占い鑑定例2アルツハイマーの父の気持ちを知りたい(1)
私の父(82歳)はアルツハイマーを患っています。65歳ぐらいから、病状はゆっくりゆっくり進行しています。
母は今の父のことを3歳児ぐらいの知能しかないと言います。
今は時々、わがままが炸裂する時もありますが、だいたい毎日子供のように穏やかにすごしているそう。
でも、かつての父は誰の言うことも聞かない頑固な性格でした。自分でも物忘れがひどいことに気がついているのに、絶対に病院に行こうとしない!
初期の頃は、自分がアルツハイマーであることを絶対に認めず、しょっちゅう母と「言った、言わない」のけんかを繰り返していました。
「自分はもしかしたら認知症かもしれない」と、気づき始めたその当時が、父にとって一番苦しいときだったと思います。
母が言うには、"子供みたいになってしまうのは、認知症の人にとっては、もう悩むこともない幸せな状態"なんだそうです。
最近の父です。
歌を歌ったりお話ができるワンちゃんのぬいぐるみをとても可愛がっていて、外に連れ出して散歩しているところです。
いえ、かつて我が家でも犬を飼っていたのですが、そのころは全く犬に興味なし。
母が交通事故にあって入院した時ですら、犬の世話も散歩も何もしませんでした。
そして当時、妊娠9か月だった私が帰省して、家事や犬(大型犬)の散歩をしていました。今思うと、本当にありえない・・・
そんな父ですから、私たちきょうだい(私、妹、弟2人)は、昔から何かと父とぶつかってきました。
でも、父がこんな状態になってしまったので、今では母を助けるためもあって、なるべく定期的に実家に顔を出すようにしているし、父にもたくさん話しかけるようにしています。
けれど、子供たちや孫たちがあつまっても、本当に3歳児ぐらいの知能しかないのか、みんなの会話も全然理解できず、なんだか寂しそうに見えます。
”認知症の人って、
何もわからなくなっているように見えて
実はそうではないんですよ。
ちゃんと自我や考えも持っています。
アルツハイマーのお父様の気持ちや
今後アルツハイマーがどうなるかもみてみましょう。”
わたしが、「父を上高地に連れていくべきか占いたい」と申し出たとき、タロット占いを師事している宝良先生から、このように提案いただきました。
とは言え、病気の人の気持ちを占うとか、今後病気がどうなっていくのか占うことはとても勇気がいります。
占ってみて、「いまだにアルツハイマーになったことに絶望している」とか出たらどうしようと思ってしまいました。
父が一番精神的に荒れていて、母と喧嘩ばかりだったのは「自分はアルツハイマーかもしれない」とわかりはじめたとき。
この先自分の知性や本来の人格がどんどん失われてしまうと想像しただけで、絶望的な気持ちになったと思います。
母が言うように、認知症の人にとっては「なんにもわからなくなっているほうが、本人幸せ」なんじゃないかと思います。
そうですね。
そして、宝良先生の講座で、変形ケルトを用いて父の気持ちを占ってみることになりました。
▽宝良先生の変形ケルト
そして変形ケルトを展開した結果が
こちらです!
と、展開図を公開したところで今日の投稿はここで終わり、次回以降、鑑定結果の一部を掲載します。
是非、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
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▽タロット占い無料鑑定をしています。
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