タロット占い鑑定例1認知症の父と上高地に行きたい(1)
私の父(82歳)はアルツハイマーを患っています。65歳ぐらいから、病状はゆっくりゆっくり進行しています。
コロナが世の中に出現する直前に、父と母と私の家族で、上高地に行こうと約束していました。
今はコロナの流行も収束し、旅行にも行けるようになりましたね。
ところがコロナ自粛生活で、それまで両親が行っていたサークル活動が活動中止になると、
父のアルツハイマーが急速に悪化してしまいました。
今は、風邪で熱が出ると突然体が硬直するなど、末期症状も出ています。
元気な時は元気なのですが、波があるのです。
父が歩けるのもあとわずかだと思うと、父との約束を守って、上高地に連れて行ってあげたいのですが・・・
出所)Adobe Stock 義美 前田
はい、そうです。
ここは、日本のチロル地方ともよばれる、長野県松本市にある景勝地、上高地です。
梓川とその奥にそびえる穂高連峰の景色が素晴らしいですね。
実は父は、若い頃に上高地に行ったことがあるのです。
父は昔は会社の山岳部と山岳スキー部に所属して、日本全国の山を登りまくってきました。
そしてヨーロッパのアルプスも大好きで、毎日チロル地方のビデオを見ています。
でも、山どころか、今の父を連れて近くに外出するだけでもかなり大変。
まず、トイレは1時間に1回は強制的に連れていって用を足す必要があります。
そして、ひと時も目が離せない。
さらに外出先では少しでも母の姿が見えなくなると、不安になってしまい、挙動不審になってしまうのです。
父と旅行に行くことは、母に最もストレスがかかるイベントなのです。
それも、上高地への旅行が難易度が高いと思う理由の一つです。
大勢の見知らぬ人との団体行動は、今の父にはストレスがかかるし、「他の方に迷惑がかかるかも」と心配になります。
「5月の白山連邦」撮影:海棠わき
そうです。なので、たまに帰省した時に、車で1時間半程度で行ける、ビュースポットに父と母を連れて行っています。
この写真は、今年のGWに白山連峰が見渡せる展望台まで両親と私とでドライブに行き、撮影したものです。
白山も、すごく綺麗ですよね~?
なのですが、私はコロナ前に父に「上高地に連れていく」と約束したことが気になっているのです。
認知症の人って、忘れてしまっているように見えて、
本当は約束を覚えているのかな・・・
気になって、現在タロット占いを教えていただいている宝良先生の講座で、
「父が上高地に行きたがっているのか知りたい」と相談しました。
宝良先生からは、
①二者択一スプレッドで、AとBのどちらのほうが父にとって良いのか占う。
A:上高地に頑張って連れていく
B:近くの山(白山、立山)の眺望が見える景色の良いところにドライブに行く
②父が今どんな気持ちでいるのか、これからアルツハイマーはどうなっていくのか、変形ケルトで占う。
と、2つのスプレッドで占うよう指導をいただきました。
前置きが、長くなりましたが、次回以降の投稿で、
①二者択一
②変形ケルト
の順番に鑑定結果を紹介しますので、お読みいただければ嬉しいです。
▽この鑑定例の続きはこちらから
▽タロット占い無料鑑定をしています。
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